available time 予約可能時間 ※aft = after anytime you want
every Wednesday are regular day-off
24㈮Full booking
25㈯aft.17:30
26㈰空き時間
27㈪10-16:30
28㈫10-13:30 aft.16:30~
29㈬regular day-off
※混雑時更新ができていない場合はご容赦ください。子育て中で変則的に早じまいすることがあります。
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訴えは首背、腰の痛み、不眠をなんとかしたい。
カイロプラクティック初診時の状況
訴えが多い方は、あまり問診しすぎても尋問になってしまうだけなので、ほどほどの所でお着換えをしてもらい、検査、施術をしながらお伺いするスタイルにしています
腰痛に関しては25歳ぐらいの時にぎっくり腰になって以来、今回は人生で2回ぎっくり腰になっています。今回の腰痛に関してはぎっくり腰ではありません。
後ご自身で体力が著しく低下してきているのを感じていて少し外出して戻ってくるともう、ぐったりしてとしてしまう
夜お風呂に入った時にお風呂で寝てしまうなど、悪循環に陥っている
慢性的にある症状ですので最初から認知行動療法を行いました
背骨の機能不全、特に腰椎の4番の伸展運動がとても低下しています。
かなり受け答えがしっかりできる方なので安心してコミュニケーションを私も取ることができました。
明らかに運動不足でした。全体の筋肉を触って筋肉の張りが少ない状態でした。有酸素運動になる筋トレ形をお勧めします。なぜならば日常生活において自分の体重をしっかり支える筋力がないと思われるからです。
このように同じ腰痛と言っても筋力が低下して起きている場合も、筋力はあるが部分的に固まってしまって腰痛になっているという場合もあります。
最初の宿題が、ラジオ体操を朝と15時の1日2回行ってもらうというものでした。それを簡単なノートに書いてもらいました。
それで1週間後にいらしてくださった時は、朝の頭痛とめまいが悪化したということです。腰は少し良くなっている。
2回目の宿題はは運動療法ラジオ体操もキープしつつ新たな運動を加えます。
アクティブケアを増やしていくことでパッシブケア受動的な治療を減らしていかない限りはこういう代替医療の治療院接骨院等含めて通い続けなければいけなくなってしまいます。
それは決して患者さんの利益にはなりませんのでアクティブケアを進めています。
2回目の宿題は足の伸展運動を腰椎4番を意識してもら日々行ってもらいました
3回目、2週間空きましたで悪化してるかなと思いましたが、腰痛は意外と落ち着いており、次に頭痛が少し気になるという状態でした。
運動療法で大切なのは、一つずつステップアップしていくように運動を増やしていくことです。
3回目の宿題は、1.2回目の運動を継続してもらいつつ、猫のポーズです。キャットアンドドッグとも言うそうですけども朝晩5回ずつ行ってもらいます。
これはまあ多くの代替医療の治療院で行われてることなんじゃないかなと思う定番の背骨のエクササイズです
結果的に頭痛にも効果がありまして次に集合にいらしてくれた時はすごく調子がいいということでした。
不眠に関してはいろいろお伺いしてみると
元々中学校ぐらいからそんなに早く眠れる方ではなかったらしい。
ただまあお布団に入って30分から1時間ぐらいで眠れていたのがは大人になってからは長いときは2時間とか2時間過ぎてやっと寝れる。
それぐらいの状態でここ数週間もそのような状態が続いているので何とかしたい。
女性によくある訴えです。
そもそもそのそういう人間のタイプがあるのでお布団に入ってすぐ眠れるようにはなりません。この立ち位置を崩してしまうと、変な幻想だけを抱いて失望だけが残ります。
ですから、「今よりは少し気楽に眠れるように」ということで「お風呂で湯舟に入ってますか?」っていうの確認しました。
腰痛などの身体症状を主訴とする方に多いのですが、眠りが浅かったり睡眠の質が悪いってという方は、湯船に浸かって無い方が多いです。
湯舟に浸かってゆっくりする、銭湯、温泉でゆっくりするという習慣は欧米には少ないので、研究があまり進んでない分野ですが、日本文化に根付いた生活習慣です。
早坂先生の研究に銭湯や入浴に関する研究は多くございます。いくつかご紹介します。
【結果】入浴頻度の高いグループは、入浴頻度の低いグループよりも自己評価による健康と睡眠の質が優れていることを報告し、自己評価による健康と睡眠の質は1.55(0.98-2.44)。他の調査項目は2つのグループ間で類似していた。
【結論】この研究の調査結果は、毎日またはより頻繁に浴槽に入ることが自己評価された健康と睡眠の質の良好な状態に関連していることを示唆しました
Hayasaka S, Shibata Y, Goto Y, Noda T, Ojima T. Bathing in a bathtub and health status: a cross-sectional study. Complement Ther Clin Pract. 2010 Nov;16(4):219-21. doi: 10.1016/j.ctcp.2010.05.002. Epub 2010 Jun 2. PMID: 20920807.
症状改善には血流を良くしなければいけないし、睡眠の質が低下していたり、体温調整がうまくいかないという状態を改善するためには不可欠です。
入浴を工夫して実践してくださったので、次回の来院時にはとても全体的な健康感が増していたという結果でした。
このような事は当たり前の事なんですけれどもなかなか病院で問診をしたり、実際んじゃそれどうやって入りましょうかっていう相談まではできないのが現実です。
ネットで検索すれば体温調節がうまくいかないとか入眠障害があるとなるとそれは自律神経が良くないんだよっていうことがいっぱい書かれています。
人間を機械論的に論じるとそこのどこかのパーツが壊れているから、人間をロボットのように考えて自律神経っていう配線が故障しているので様々な自律神経の症状が出ているとう論調になりがちです。
しかし実際には人間は生物で機械ではありません。
それとこのケースを考えると冷えとか眠りに入りづらいって言うとは結果としてそうなってる。
人間は何かの入力に対して何かの反応がおきています。例えば頬をつねれば痛いと感じる。これはつねるという行為が痛いという反応を引き起こす。
入浴を例にすると入浴をすれば体温が上がるので体温が下がっていくという過程で眠気が生じるという反応が出ます。夏場に入浴せず1日中エアコンの中に入れば汗をかきません。汗をかきませんので汗腺が退化していきます。
そうすると日中体温調節をしようと汗を書こうと思った時に汗が出づらいため熱がこもりやすくなります。汗腺を広げる薬とかそういうのは飲めばいいんでしょうか?
答えは NO です・お風呂に入らなかったと言う結果、自律神経がそのように反応した。
このようなことは、大抵の場合「おじいちゃんおばあちゃんから聞かされていた」ことです。「湯船には浸かりなさいよ30秒でいいから」と多くの方が教えられてきたはずです。
人間の知恵は大切で、そのように伝えられてきたのだと思います。これらの事はこれからエビデンスが出ることかもしれないですが、先人の知恵というの忘れてはならないと思います 。
結果的にこの方は入浴習慣を取り戻し、前よりも睡眠の質も上がってQOLの向上に繋がりました。