中延/西大井で腰痛 首痛 痺れの保存療法

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肩甲骨までつながって痛い頚部痛

首から肩甲骨まで繋がって痛い

専門的には軸性疼痛(軸性疼痛=axial pain)と言う。

富山医科薬科大学整形外科の頚椎後方手術後において発生する軸性疼痛の研究では、頚部の可動域低下と関連していることが報告せれています。(Kawaguchi Y/Matsui H/Ishihara H/Gejo R/Yoshino O: J Spinal Disord/ 12巻, 5号, 392-5頁/ 発行年 1999年)

もともと首から肩甲骨に繋がった痛みがある場合は、もともと頚椎の関節の可動域が低下しているという可能性はないでしょうか?

文献を調べ切れていないので、随時更新していきます。

このページはカイロプラクティック・アジャストメント(背骨の矯正)により、軸性疼痛と考えられる症状が軽減していったという報告になります。

症例提示 

  • 30代女性 出版業
  • 1ヶ月ほど前から首の痛みが再びでてきた
  • もともと慢性的な肩こりもある
  • 2カ月おきくらいで首が痛むのでどうにかしたくて来院
  • お医者様では原因不明

繰り返し起こる首痛は人生を憂鬱にさせるものです。なんとかしたいものですよね。

カイロプラクティック初めての来院時 痛みと状態

  • 朝起きた時に首が全く動かなくなることがある
  • 悪化すると 肩甲骨のほうまで痛みが出る
  • 首を反らすと痛みが肩甲骨まで走る
  • レントゲンも撮影したが病院では原因がわからないという
  • 10年前から同じような症状を繰り返し今回で4回目

このような症例の場合一般的な医師の治療は効果が低いです。

エビデンス三角

非ランダム化比較試験ですから信頼度レベル3の研究

1992年のレベル3の比較対象試験によると

頚部痛と腰痛患者256例を対象に、医師の標準的な治療群、脊椎マニピュレーション群(背骨の矯正)、理学療法群、シャムトリートメント群(偽治療)に割り付けたRCTによると 最も成績が悪かったのは医師の標準的な治療群とシャムトリートメント群(偽治療)だった。 

簡単にいうとレントゲンとってお薬を飲むより、理学療法か首の関節矯正をするカイロ治療の方が治療成績が良いということです。

検査と施術

首の関節の機能低下による硬節痛(こうせつつう)

  • 検査の結果、第5頚椎の機能不全から出る痛み(硬節痛)が疑われる。当然頚部の筋肉群も硬化している
  • 斜角筋群のトリガーポイントがあるのでストレッチ&プレッシャー(伸ばして押すこと)
  • 位置感覚認識異常の疑い(どれだけ首が動いているか認識できていない状態)
  • 充分な緩和操作とカイロプラクティックによる手あて
  • 頚部の位置感覚の補正
  • マッケンジー体操などの頚部のリハビリテーション

カイロプラクティックは硬節痛という考え方をよくします。これはカリエという学者が関節に食塩水を注射してどこの領域に痛みが出るかを調べた研究に遡ります。

今回は首から腕へということですが、腰から腿へなど様々な関節関連痛が確認されています。

このように首の関節から肩甲骨周囲に痛みが関連して出ることは良くあります。title下の軸性疼痛という言い方も同じ現象だと私は考えています。

最近はインターネットでも同じような自己ストレッチ方法などが良く見られます。まず自分で試してみて、それでも納得できるレベルまで回復しないようならカイロプラクティックによる手あてに行ってみましょう。

施術を受けた感想は「回復していくのが解かる」

  • 数回の施術で随分楽になりました
  • 運動不足も原因と指摘していただいたので、時間を作って運動していきたい

院長のコメント「痛みが出てから遅くても3ヶ月以内にはご来院、再発予防には運動と健康的な生活を」

院長

院長の顔(現在髪の毛は無い)

肩甲骨まで走る痛みは、頚椎の関節からの関連痛やそれに付随する筋肉症状の疑いが強いです。首の構造は非常に複雑ですから異常を感じた時は速やかに受診されると良いでしょう。

頸椎は専門家でないと矯正した時の力加減が強すぎて大きな事故につながりますから間違っても素人にやってもらわないことです。

慢性化すると(3ヶ月以上になると)健康面、経済面にも大きく響きます。早めに来院した方が絶対に有利ですから、1.2週しても変化が無い時は受診時です。少なくとも3か月以内にお近くのカイロプラクティックや、オステオパシーをご受診いただければと思います。

病院の理学療法士の方でも稀に脊椎マニピュレーションを行う方がおられますが、大きな病院の責任者レベルになることが多いと思います。リスキーですから。

慢性の痛み(3か月以上)の管理は生物学的な原因だけではなくなるので、痛みをなくすというより「痛みを管理する」という姿勢で臨む必要がある

(Hylands-White N, Duarte RV, Raphael JH. An overview of treatment approaches for chronic pain management.Rheumatol Int. 2017)

いいですか、3か月を超えると、脳が痛みを覚えてしまうので、それも含めて管理が必要になるということです。

 

運動だけが有効という2001年のレベル1の研究

頚部痛と腰痛の予防をテーマにした27件の比較試験を分析した体系的レビューによると

教育的介入(腰痛首痛教室)、コルセット、人間工学的介入、危険因子の修正に予防効果は確認できなかったものの、運動だけがその有効性を証明できた。 

体系的レビューによるとカイロプラクティックの施術にも今のところ首痛の予防効果はない

体系的レビューですから、最高に信頼度の高い研究です。この研究によるとカイロプラクティックの施術にも今のところ首痛の予防効果はないです。

2017年の比較研究では「健康的な生活」も首痛再発予防を後押し

コホート研究ですからレベル4の研究になります。これによると

約22000人に対する調査で

身体活動、アルコール摂取、喫煙、および食事は、腰痛(LBP)と首の痛み(NP)のリスクと関連があるようで

健康的なライフスタイルであるほど、男性では長期にわたる慢性的な腰痛、女性では慢性的な首の痛みに対して保護的(予防的でありアクティブケア的)であるようです。(Skillgate E, Pico-Espinosa OJ, Hallqvist J, Bohman T, Holm LW.Public Health Cohort. Clin Epidemiol. 2017;9:491‐500. Published 2017 Oct 11.)

コホート研究なのでレベル4

このストックホルム公衆衛生コホートでは、健康的な生活因子が多いほど女性の首痛に保護的であるようです。

多くのカイロプラクティック治療院は現在は簡単なリハビリテーションも行っていると思います。再発防止や回復した機能を維持することも大切ですから治療院選びの一つのポイントにしてみてください。

またリハビリテーションが無い治療院は、再発予防まで視野がないと判断してもよいと思います。

しかし運動習慣が無かった方にとっては耳が痛いところで、習慣作りが一番の難関でもあります。

焦らずに、できなくても気長に取り組む姿勢を作っていく必要があります。

また女性は関節構造が男性にくらべて比較的柔軟にできているので、回復は早いことが多いですよ。

腕の痺れ、頸椎ヘルニアと診断を受けて2年

腕に痺れあり、3か所の頚部椎間板ヘルニアを整形で指摘された30代男性

腕に痺れあり、3か所の頚部椎間板ヘルニアを整形で指摘された30代男性。

この男性の症状は首まわりの症状と左手の親指から中指にかけてつながった痺れです。俗にいう神経根症状です。

頚椎の椎間板変性は実に多くあり、無症候性(痛みなどの症状がない)椎間板変性も多くあります。半分の頚椎椎間板ヘルニアは無症候性であるといわれており、首、腕の症状と関連しているかどうかを判断するにはディスコグラフィー(椎間板造影)が有効です。(Baogan Peng , Michael J DePalma )

2015年の頚椎椎間板ヘルニアの治療指針では、少なくとも6週間は手術以外の保存療法をおこなう必要があると断言しています。この保存療法期間中に75-90%の患者さんが回復します。この論文では保存的治療は、固定化(コルセット?)、抗炎症薬、理学療法、頸部牽引、硬膜外ステロイド注射となっています。(Woods BI, Hilibrand AS)
※硬膜外ステロイド注射は役立つかもしれませんが、深刻な合併症のリスクが高くなります(2016,Childress MA, Becker BA)

カイロプラクティックは理学療法の一部になりますので、カイロプラクターによる神経根症状の管理で症状が改善するという例です。

腕の症状は一般的で約20%の方にあり、身体の他の部分にも症状ある

なんらかの腕の慢性的な症状は、2003年の無作為による調査では20%の人が持っているそうです。

ですから多くの方が何等かの腕の症状があります。(Gummesson C、Atroshi I、Ekdahl C et.al)

ちなみにこの論文では、腕に症状のある方のうち84%の方は、身体の他の部位にも痛みがあると報告しています。

この症例の男性は、病院で3か所のヘルニアを指摘され、2年経過しても大きな変化がないということで、カイロプラクティックを訪ねてくださいました。

慢性的な腕の痺れを整理して考える

先ず腕の症状ですが、上記の通り多くの方が抱えている身体症状の一つです。診断名、治療法はいくつもあります。

この症例では整形外科で3か所のヘルニアの診断がでています。しかし具体的な外科的手法は取られていません。

いろいろな考え方がありますが、手術が高額なのに効果は手技療法以下という論文もあります。もちろん手術が効果的な場合もあるでしょう。

世界初の腕の痺れがある方への比較対照試験 1997年

3か月以上持続する腕の症状(慢性頚部根性痛)患者81名を対象に4グループに分けて追跡調査

①頚部椎間板切除術
②背骨の固定術群
③各種理学療法群(カイロプラクティック、マッサージなど)
④頚椎カラー群

を比較した世界初のRCT(ランダム化比較試験)の結果、手術には保存療法を上回る効果がほとんどないことが判明。

2018年だったでしょうか、X-JapanのYoshikiさんが、頸椎椎弓切除・頸椎椎間孔切除の後にアメリカで椎間板C5-C6間の椎間板を人工椎間板置換する手術を受けたのですが、その後のインタビューで痛みは取れていないといっていたが印象的です。

頚部神経根症状への手術に関してはYosikiさんが行った人工椎間板置換術もふくめ概ね満足度は高いようですが、今のところどれくらい症状の緩和が持続するかは不明とされています。(2018,Gutman G, Rosenzweig DH, Golan JD)

ちなみにですがYosikiさんが行った人工椎間板置換術と頚椎前方除圧固定術の2018年に発表された5年追跡調査では、症状の推移で5年後に差はないそうです。(MacDowall A, Skeppholm M, Lindhagen L,et al)

代替医療が考える腕の痺れ

われわれカイロプラクターもレントゲン検査学やMRI所見の見かたを大学で勉強します。法制化された国のカイロプラクターはレントゲンやMRI所見を参考にすることが日本のカイロプラクターより多いでしょう。ですから画像所見も参考にしますが、一つの参考所見になります。

例えばカイロプラクターやオステオパス(オステオパシーの施術者)の論文では、T4症候群という考え方があります。T4シンドロームとは胸椎4番付近が腕の痺れと関連しているというものです。

無作為比較対照試験による48-72時間以内であれば首の症状と可動域、腕の症状の軽減の可能性が高いというエビデンスまでは報告されています。(Young IA, Pozzi F, Dunning J et al)
ただし今のところ母数が少ないため確定的とは言えません。

トリガーポイントの連鎖

筋膜の連鎖で痺れが出ているという観点からも、神経根症状を考えたほうが良いと思います。

この筋膜という言葉が独り歩きしていますが、ファシアというタンパク質構造の連続体として考える必要があると思います。

6か月以上続く慢性症状の考え方基本

6か月以上ある症状を慢性痛といいますが、この方のように2年あると慢性痛になります。慢性痛の治療として意識しなければならないのはヘルニアという生物学的な損傷モデル+心理社会的なモデルとして「痛み」を考える必要があります。(Hylands-White N, Duarte RV, Raphael JH)

そして痛みを完全に取り去ることは置いておき、「痛みをコントロールする」という方向性で考えていく必要があります。

痺れや首の症状があってヘルニアを指摘された方も少なくありませんが、6カ月以上症状が続いていれば慢性症状だと認識してください。

非手術による管理はどれくらい費用が必要なのか?

国によって健康保険制度が違うので患者さんが実質負担する費用は別になりますが、2019年の報告によると実質費用はカイロプラクティックには$193となっています。(2019,Barton C, Kalakoti P, Bedard NA et al)

この論文によると椎間板切除術および固定術を翌年に受けた方が前年に非手術においてどれくらいの支出があったかが報告されています。MRIが、1人あたり:489ドルで最も高く、次にCT、606ドル)、X線が76ドル、およびEMG / NCS:467ドル)。注射費用が相対的に最も高い支出1人当たり988ドルだそうです。

これを見る限り、もう少しカイロプラクティックを利用したほうがいいのでは?と感じますが、アメリカのカイロプラクターはあまり時間をかけて筋操作しないので効果的ではないのかもしれません。

ちなみにこの症例の30代男性は8回の来院である程度満足されていますので、400ドルと考えていいでしょうか。もちろんその前にMRIやレントゲン撮影を行われているので、非手術にかかっている費用は健康保険を含めると何倍にもなっています。

カイロプラクティックで順調に回復した30代男性会社員の症例

  • 頸部痛と左手の親指から中指にかけての痺れ
  • 発症は2年前
  • MRI検査で医師は頸椎ヘルニアが3か所あると指摘
    頚椎

    頚椎のヘルニアの診断が2年前

解剖学的には上部頚椎、中部頚椎の後縦靭帯(PLL)の部分に交感神経線維が密に分布していて、椎間板ヘルニアの膨隆が後縦靭帯(PLL)部分を押すために交感神経系に刺激を与えるのではないかと言われています。手術ベースの論文(Xin-Wei Wang , Tao Gu, Wen Yuan)

カイロプラクティック時の痛みと状態(自律神経症状有り)

  • 2年間痛み止めの薬と牽引治療を続けるが、全く改善しない
  • 生活に影響が出ている状態
  • 湿布薬の無い生活は考えられない
  • 冷や汗が出やすい
  • 寝つきが悪い
  • MRIの画像では確かに頸椎の3番4番5番6番の間の椎間板膨隆を確認したものの、臨床検査所見ではヘルニアの影響からでると考えられる筋力低下、感覚異常などの神経学的な所見はない

頸部の症状は自律神経症状が出やすいのが特徴です。蓄積されてくるとより厳しい状況になりQOLの低下を招いていまいます。常態化する前に来院なさるといいでしょう。勿論ストレッチなど、こまめにして下さることも大切です。

2016年のコクランレビューにおいては、神経根症状がある、無しに関わらず肩甲骨周りの安定性やストレッチなどのエクササイズは有効であるといいます。具体的な運動量はこれからの研究で明らかにされてくるようです。(2016;A R Gross , J P Paquin , G Dupont , S Blanchette , P Lalonde , T Cristie , N Graham , T M Kay)

検査では緊張と脊椎機能の低下が目立つ、chronic mechanical neck disorders (MND) 慢性頚椎の機能不全と判断

  • 緊張が非常に激しい
  • 首の筋肉のトーンが高い。頚椎を含めた脊柱全体に機能不全があるので、カイロプラクティックの背骨矯正により可動性の向上を試みる
  • 腕にも筋緊張がみられたので緩和操作。ここは筋膜緊張が連鎖していたと考えられます。近年流行の「筋膜」の連鎖による上肢症状の可能性
  • ヘルニアを解剖学的、統計学的に説明して症例と頚椎椎間板ヘルニアとの関連は低いことを説明
  • 運動していく必要性をお伝えする。頚部マッケンジー体操を含む運動療法を定期的に宿題として行ってもらう

ご感想

  • 来院を重ねるたびに症状が引いてくるので、そのたびに信用できるようになった
  • 初めての来院時に来院回数の目安を伝えて頂けるので安心できました

短期的には運動習慣のある方は回復がはやい

カイロテーブル

カイロプラクティックのテーブル

週に1回スポーツクラブへ行く運動習慣のある方でしたから、比較的早期に回復しました(8回の来院)。2年ある症状ですともう少し時間がかかる方が多いです。

これは運動習慣がある方は、リハビリとしてお伝えした運動を真面目に取り組む傾向があるからです。短期的には低品質、中程度の品質の証拠がありますが、結論としては運動教育を支持していないので、これからの研究を待ちたいところです。(Anita Gross , Mario Forget, Kerry St George, Michelle M H Fraser, Nadine Graham, Lenora Perry)

カイロプラクターは運動器の機能障害を取り除きます。その上でリハビリの指導をすることで脊椎矯正単体よりも効果が期待できるとコクランレビューで確認できます。ですから単体で背骨の矯正を行っても頚椎機能不全は改善の期待ができないとも言えます。(Anita R Gross , Jan L Hoving, Ted A Haines, Charles H Goldsmith, T Kay, Peter Aker)

首の反り

首のエクササイズが必須です

また基本的に運動習慣がある方のほうが筋骨格系の機能低下が少ないですし、心肺機能はしっかりしているのでリハビリを行う上で基礎体力があると考えてよいと思います。

首の痛みは生活の質を著しく低下させ、コストも多大なものになります。効果的な保存療法でよりよい生活を取り戻すお手伝いが出来たらと考えています。(2016;A R Gross , J P Paquin , G Dupont , S Blanchette , P Lalonde , T Cristie , N Graham , T M Kay)

現在この症例の方は快調にお仕事、育児をされているようです。

首の痛みと動悸などの自律神経不調(20代男性 )

診療内科の受診後、セカンドオピニオンのカイロプラクティック

病院で出たお薬の飲み始めであったので、薬も離脱でき首の痛み、不安もコントロールできるようになったケース

21歳男性が首の痛みと、たまの不安、自律神経の不調感を訴えて来院。

首の痛み自体は中学生の頃からあり、ひどい時には近所の接骨院に通って急場をしのいできた。

メディケーション

増えるお薬

自律神経の不調感は3か月前から始まっており、主に電車の中で目眩や動悸が起きるという症状だ。

向精神薬服用者が家族におり、親族の勧めで当初心療内科で投薬治療を始めたが、家族の方が代替案をWebで探して当院に相談に来られた。

首の痛み、動悸、目眩の根本解決に向けてカイロプラクティックによる手あて、認知行動療法、運動療法

全て説明がしっかり行われた上で、同意を得て治療が始められています。このうようなケースの場合、相談者本人が症状に「精神的なものが関わっている」と訴えてくることが多いので、さまざまな角度から検証していきました(認知行動療法で)

認知行動療法の活動記録表をしっかり毎週書いて来てくれたので、快復にむけてみずからが積極的に参加してくれていることがこちらにも伝わってきました。

ちなにみそのまんまサンシャインは自殺企図が無いかぎり、投薬は一切不要という立場です。

当時のおくすりの服用状況

動悸が出てから、3か月ほどということで当初は安心していたのですが、服用されているお薬が2種類あり「スピルリド」「アルプラゾラム」、後者はベンゾジアゼピン系ということで離脱するのに覚悟を要するであろうことを再三再四説明した。

■ベンゾジアゼピン系薬、不安軽減などでの長期使用はダメ 厚労省が注意喚起、薬物依存の恐れも

不安の軽減や夜眠れない状態治療、てんかんの治療で使用されるベンゾジアゼピン受容体作動薬(BZ系薬)について、厚生労働省は都道府県や関連学会に対し、添付文書の「使用上の注意」の改訂を管轄の医療機関や薬局、会員に周知するよう通知した。抗不安薬などとして投与する場合、長期使用を避けることを求めている。

BZ系薬を使用する際の具体的な注意事項としては、定められた用量内でも服用し続けることによって薬物依存が生じることがあることから、用量や使用期間に注意して慎重に投与するよう促している。

厚労省はBZ系薬の添付文書の「使用上の注意」の見直しが必要と判断。製造販売会社に対し、改訂するよう指示した。

本人が意図して服用を始めたはずではないお薬だが、気が付けば「頓服」として飲んでいたアプラゾラムの頻度がどんどん増えてきている状況だったので、厚生労働省の勧告なども本人、家族に確認をしてもらい服用を少しずつ減らしていくことを毎回勧めていました。

家族の方とも時間を掛けて、厚生労働省がベンゾジアゼピン系のお薬の依存性を危険視していることなど、社会的なことも含めて話あいました。

服用3か月だったのが幸い

順調に快復した症例ですが、向精神薬の服用期間がみじかかったことが幸いしていると私はおもいます。

お薬の服用を始めて3か月の状態であったこと、本人が問題を認識し積極的にお薬の漸減、認知行動療法に取り組んだことが早期解決に結びついたと考えています。

週2回のカイロプラクティックによる手あてを3か月続けて問題を克服

さいわいにも親御さんの理解があり、週2回の来院を続け身体の問題、鬱状態の考え方、薬物でまぎらわしていることを順調に解決していきました。

回復した青年

軌道修正をして回復に向かった例

カイロプラクティックをとおして精神的な問題を解決してくれたことが私にとっても嬉しいことです。この数か月の通院で彼は企業に就職してバリバリに活躍されています。

薬物療法とはちがう観点で不安や鬱、自律神経症状を解決したい方はお気がるにご相談ください。ご自身の成長と向き合う方は、こちらも応援します。

よりよい人生の後押しができればと考えます。

 

首の痛み(頚部痛)を保存療法の立場で説明するページ

首の痛み(頚部痛)について保存療法の立場でデータを基に解説します

首の痛み(頚部痛)に悩まされている方も少なくないです。日本でもそうですが、世界的にも女性の方が男性よりも有病率が高く、日本では女性の筋骨格系の痛みのトップになるのが首の痛みです。 

インターネットではさまざまな原因が見つけることができますが、実際にカイロプラクティックの臨床にあたっているカイロプラクターが臨床現場で抱く印象をデータを基に説明していきます。

このページでは国際基準のカイロプラクティック教育を修了しているカイロプラクターが、首の痛み(頚部痛)について保存療法の立場でデータを基に解説していきます。

なかなか取れない首の痛み(頚部痛)がある方、このページの一部分でも参考になれば幸いです。

首の痛み(頚部痛)に悩まされている方も少なくないです。日本でもそうですが、世界的にも女性の方が男性よりも有病率が高く、日本では女性の筋骨格系の痛みのトップになるのが首の痛みです。

首の痛み(頚部痛)の有病率

研究にもよりバラつきが大きいですが、いくつか見ていきます。

首の痛みは一般的な筋骨格疾患であり、男性で約15%、女性で23%の有病率との報告の研究もあれば、  

2020年に発表された195ケ国の情報による大規模な系統分析においても判った各国の首痛の有病率、年間発生率、首の痛みによる障害がある率はそれぞれ、平均的にみると人口10万人あたりの3551、人口10万人あたりの首の痛みの発生率は806人、人口10万人あたり首の障害がある人は352.0となっています。詳しくはリンク先の図を参考になさるといいですが、日本は比較的少ない国になるようです。この研究でいくと首の痛みの有病率は3.6%ということになりましょうか。(Safiri S, Kolahi AA, Hoy D, et al.  BMJ. Published 2020 Mar 26)

首を痛がる女性

首の痛みは日本では女性の訴えのトップ

自然緩解するが半分以上の方が1-5年の間に再発します

現在の首の痛みがある人の半分から3/4の間で、1〜5年後に再び首の痛みが報告されるようです。(Carroll LJ, Hogg-Johnson S, van der Velde G, et al. Spine (Phila Pa 1976). 2008)

これは臨床経験からすると、おそらくですが、首のリハビリテーションまでしっかり行わないと、同じように首に負荷がかかり続け、結果的に痛みが出る時期がやってくるのではないかと、私は推察しています。

実際、お金と時間をかけてリハビリテーションまで行う方は少ないです。だって痛みがもうない状態なので「治った」と考えるのが普通だからです。一応、カイロプラクターとしては「リハビリテーションをしたほうがいいですよ」とは伝えますけどね。

ウェブサイトで見られるような危険な因子が除外できれば、多くの場合は筋骨格系の痛みであると考えていいと思います。

その場合は適切な保存療法(非手術)で75~90%は回復ていくことが2015年に統計的に分かっていることです。(Woods BI, Hilibrand AS. Cervical radiculopathy:  J Spinal Disord Tech. 2015)

順を追ってみていきましょう。

手術は短期的には保存療法よりも効果的ですが、長期的には効果的ではなく、臨床観察は手術をする前の合理的な戦略として位置づけられています。(Cohen SP, Hooten WM. Advances in the diagnosis and management of neck pain. BMJ. 2017)

首の痛みに特化した臨床試験は実は少ないのが現状

このページでは私の臨床経験とエビデンスを基に、首の痛みについて考察してあるのですが、実は2017年の時点では質の高い頚部痛に特化した臨床研究は少ないのが現状です。

世界的にも医療費を圧迫する腰痛に関しては臨床研究が日々増えてきていますが、首の痛みに関してはこれから本格化してくるという気運です。多くの首痛の研究は腰痛関連で推察されていて、おそらく腰痛と同じ筋骨格系障害でいいだろうという状況です。(ただご存じの通り腰痛患者自体が世界的に増えており、この枠組みが正しいのかどうかは別の話になります)

ですが幾つか質の高い頚部痛臨床研究がありますので、それらの文献を基に考察、解説していきます。

慢性的なものと急性的なものを分けて考える

首の痛みは日本の女性では現在最も訴えの多い疾患となっています。さまざまな意見がインターネット上にありますが慢性的な首痛の多くは筋肉群、筋膜、首の関節の硬化が原因で起きていると私は思います。いわゆる硬くなってしまったということです。

当然ですが様々な医学的な問題を除外した上でのお話しです。

急性期 筋弛緩薬、非ステロイド系抗炎症薬、運動、マッサージ、鍼、ヨガ、脊椎マニピュレーション

急性期には筋弛緩薬と非ステロイド性抗炎症薬は、効果的です。

補完的で代替的な治療法の中で、最も強い証拠は運動であり、弱い証拠は異なる状況でのマッサージ、鍼治療、ヨガ、および脊椎矯正が証拠として挙がっています。
(Cohen SP, Hooten WM. Advances in the diagnosis and management of neck pain. BMJ. 2017;358:j3221. Published 2017 Aug 14.)

日常的にある首の痛みの原因は?

急性的なものは筋の硬化か、筋の軟化が部分に起きていたり、一時的な筋スパズム(攣縮=れんしゅく)が起きていることが原因のことが多いです。単純に痛みだけ何とかしたいと対処療法を行うならば上記のように非ステロイド系消炎鎮痛薬(ロキソニン等)や筋弛緩剤が強い証拠であります。

これは筋肉に原因がありますよ、ということなので筋肉を何とかするか、脳で痛みを抑えるかということになります。

頭痛等の他の筋骨格系疾患でも見られるように、痛くなったら飲むということで少し痛みが和らぎます。2/3の方はこれで何とかなるらしいのですが、繰り返したり慢性化した頚部痛には他の方法も併用したほうが良いでしょう。

痛みを抑えるのは対症的なので、カイロプラクティックでは「なぜその筋が痛みを出したか?」について考えます。

頸部神経根障害(首が原因で腕や肩への痛みがある場合)は硬膜外ステロイド注射、椎間関節症(背骨の関節の不具合)については高周波除神経に弱い証拠があります。

首の筋肉の一部に起きていたり、深くて手や指での確認が困難な部分に何らかの異常があると予測されるときもあります。首の筋肉は5層6層になっていて深い所では5cm以上の深さになる部分もあるからです。

首の解剖

チャートブック骨格筋の解剖 川原 群大 (編集)~より

慢性的な首の痛みの場合は多くは5層、6層ある筋肉の全てが硬くなっていたり、表層の筋肉はふわふわしていても背骨近くの深い筋肉は硬くて関節がロックされた状態であることもあります。

例えば指圧的マッサージを年中受けている方は、押圧による筋弛緩作用は得意ですが、筋肉が本来もっている伸張作用は苦手な方が多い印象です。

臨床上よくあるのが、後頭部の部分(風池、天柱のツボあたり)がボコッと凹んでいる状態です。指圧の世界ではそのようなことなのかもしれませんが、カイロプラクティックの観点からすると背骨の機能性が向上していない、というようにも見えます。

寝違いのような急性の首痛は1か月で自然消滅するとことが殆どだが約1/3が慢性化

自然消滅すると書くと安易に考えたり、鑑別診断を怠ることになるのでキチンとした判断はクリアした時点でのお話しです。

ほとんどの急性の首の痛みは自然に解決しますが、影響を受ける人々の3分の1以上が低グレードの症状または再発を1年以上経っており、遺伝学および心理社会的要因が持続の危険因子です。

慢性の首の痛みを持つ人々のほぼ半分は、神経障害性侵害受容性の症状または神経障害性の症状を持っています
(Cohen SP, Hooten WM. Advances in the diagnosis and management of neck pain. BMJ. 2017;358:j3221. Published 2017 Aug 14.)

一度大きな病気でないことが確認できているのなら首の筋肉、骨格の問題であることが殆どです。

「もしかしたらあの病気かもしれない、この病気かも?」と不安でいると脳の扁桃体が活性化されて痛みを助長するので不要な心配は辞めましょう。

痛みが出てから数日~2.3か月の状態ならば大げさに考える必要はなく普通の保存療法で効果が見込めます。逆に言うと通常は2日ほど経過すれば痛みは自然と治まってきて、1か月以内に自然消失するでしょう。

急性期にカイロプラクティックのような保存療法を受ける場合

保存療法を選択する目安は発症して2.3日経過しても沈静化してこなかったり、悪化してきている場合に選択すると費用対効果に優れています。勿論費用的に問題なければ発症した日に保存療法の治療院を訪れるに越したことはありません。

理由は寝違いのような首の痛み、慢性的な首の痛みはカイロプラクティックを受けると急速に回復に向かうことが統計的に解かっているからです。

頚椎の脊椎マニピュレーションも長年医学会から効果が疑問視されてきましたが、ようやく無作為2重盲検比較対照試験においてその効果が科学的に証明されてきています。Lascurain-Aguirrebeña I, Newham DJ, Casado-Zumeta X, Lertxundi A, Critchley DJ.  Musculoskelet Sci Pract. 2018)

急性の場合、多くの場合は自然に痛みは減ってくる自己限定性疾患です。病理的な疾患である場合は発熱があったり他の部位への関連痛があることもあります。もちろん病理的なものでなくても他の部位への関連痛を認めることも珍しくはありません。

さて自己限定性疾患とは一定の経過を辿り、回復することが解っている疾患のことです。先ほどもご説明したように、完全に自然回復するには1か月くらいを考えておいてください。このときはストレッチなどはしない方が良いとされています。あくまでも日常生活を続ければよいです。

首のカイロプラクティック治療が怖い方は、胸椎(背中のアジャストメント)だけでも首の痛みの軽減が見込めます

首の高速低振幅の関節操作が怖い方もいらっしゃいます。その場合は胸椎の操作でも痛みの軽減があることが解ってきています。首のマニピュレーションによる事故の確率は研究にもよりますが、40万~500万回に1回起こってしまうと考えられています。

たまにマスメディアを賑わすカイロプラクティック治療による事故は、リスクを0にできないので起こりうることとも言えます。

勿論問診や血圧測定などの検査により、頚部の動脈や血栓のリスクが高そうな方には首の施術は禁忌となるため行わないのですが、それでも絶対に起こらないとは言えないのが統計上あります。

この無作為比較対照研究は首の痛みがある患者さん54名をに、機械で胸椎を振動させた場合と、昔ながらの手による矯正で6か月後の痛みの状態を比較されたものです。結果は手技しろ、振動機にしろ首の痛みが軽減するようです。

この研究では+3つのエクササイズが処方されています。

(Langenfeld A, Humphreys BK, de Bie RA, Swanenburg J.Trials. 2015)

なぜ胸椎の可動域を増やすことで首にまで良い影響があるかは、一般的には頸椎と胸椎の間の生体力学的リンクが言われています。背骨は72個の関節で構成されていて運動連鎖が起こります。繋がっている鎖を連想してもらえるわかりやすいですが、どこかに動きの障害があると、その部分だけでなく動きの障害が起きるという考え方です。

この研究でつかわれている機械はこのようなものです。日本で使っているカイロプラクターはいるのでしょうか?

重要なのは胸椎の施術で首の痛みの改善があるということです。

慢性の首痛の場合はアクティブケアを中心に考える

慢性痛の場合は代替医療を取り敢えず受けることをお勧めしますが、大切なのはアクティブケアを必ず必要とするということです。カイロプラクティックや針治療などの代替医療は効果的なのですが、治療効果を維持するには日常生活を変化させる必要があります。

代替医療の治療院でもストレッチなどのアクティブケアを充分に指導してくれる所がおススメです。リハビリテーションを含めて施術を進めていき、3か月~6か月で効果が少しずつ出てくるものだとお考えください。

施術である程度緩める際も硬くなった筋肉をほぐすには強めの押圧が必要です。数年症状があってどんどん悪化してきているような慢性的な首痛の場合、最初は施術が痛く感じるかもしれません。痛い所を押すので施術が痛いというよりは首の状態がそれだけ良くないということです。

首の深い筋肉は関節を固めてしまう

深い部分の筋肉は頸椎に直接着いています。多裂筋や回旋筋といった最深層の筋肉群。これらは頸椎の安定性を保つ為にあると言われていますが、武道やスポーツでも深部を使えるようになると上達すると言われています。

これらの深い所にある筋肉が固まってしまうと頸椎を固定してしまうことになります。首の骨に張り付くように走行しているのでガッチリ関節をガードするように硬くなってしまうこともあります。

慢性的に硬い状態が続くと筋膜は骨に近いような組織に変化してきます。カルシウム成分が増して支持機能を高めるよう適応します。筋肉にとってはエネルギー消費が抑えられるため、硬化した方が都合が良いのです。言い換えるのならば緊張しつづけた状態に適応したということです。

このように組織変性した所は元には戻りません。怪我の後にも多少のシコリが出来るでしょう?あれと同じで組織が変化してしまうのです。

頸椎は比較的アジャストメント(背骨の矯正)で動きやすい部位ですが、首が固まっている大変な状態の人は簡単に頸椎が動きません。

それほど緊張しているということです。当然頭痛に発展したり首がいつも重いということを訴えます。最初は頭痛薬で交感神経を高ぶらせて首の痛みを感じなくさせるのですが、頭痛薬の頻度が上がり、やがて毎日になり、薬が効かなくなるという順序で硬化は進みます。

早い段階で物理的に筋肉を和らげるに越したことはありません。

慢性的な首の痛みの筋膜、関節は想像以上に硬くリリースしていくのは大変

鶏のもも肉を買ってきた時を想像してみてください。皮の部分がありますよね?トリカワとでもいいましょうか。人体にもあのような構造がどこにもありまして、分厚い部分もあれば、比較的薄い部分もあります。

慢性化した首痛の方の筋膜は急性の時とは違い沢山の部位が硬くなっています。

例えば握り拳を作ってくださいと言った時に腕の筋肉が全部硬くなりますよね?首でもこの部位だけ緊張させてくださいというのは無理です。

写真はウサギの背中ですが皮下にある浅筋膜だけでも、あのように真っ白です。何層にもなっている訳ですから事はそう簡単にはいかないということです。

ですから冒頭に張り付けた5.6層になっている筋肉、筋膜が全部硬くなっているとお考えください。スーパーで売られている肉類の膜をイメージしてくださるといいです。

簡単には柔らかくはなりませんから、それなりに時間を掛ける必要があることをご理解ください。

首の痛み(頚部痛)の治療に関する統計的なデータ

過去2年間治療を受けていなかった慢性首痛に対する背骨矯正VS医者の処方の比較対照試験

標準的な医師の治療は効果を疑問視

エビデンス三角

1992年のオランダにおける慢性腰痛、頚部痛(首の痛み)に対する臨床比較対照研究です。結果は医師が処方する薬、姿勢指導など標準的な治療群は途中で他の療法を受けるケースが多く、満足度も低いことが解りました。

レントゲンとって鎮痛剤出して、良くて姿勢アドバイス、あとは安静にしててくださいでは良くなる人は少ないようです。

①医師による標準的治療(薬物(例えば、鎮痛剤)、姿勢に関するアドバイス、家庭での運動、(安静)休息で構成
②プラセボによる疑似治療群(調短波ジアテルミー(10分)と離調超音波(10分)で構成
③脊椎マニピュレーション群(脊椎のゆっくりとした操作と脊椎マニピュレーションで構成
④理学療法群(運動、マッサージ、理学療法(熱、電気療法、超音波、短波ジアテルミーで構成)

これらを1年間にわたり追跡調査した研究です。無作為による臨床比較対照試験の結果です。

最も成績が悪かったのは①②です

脊椎マニピュレーション療法(カイロプラクティック)と理学療法は、一般開業医やプラセボ治療よりも優れています。さらに、12か月後の整体療法は理学療法よりもわずかに優れています(BMJ 1992 Mar 7;304(6827):601-5.)

カイロ治療は基本的に③と④の各種を組み合わせて行っているということになります。ですから治療効果も単一のものよりもより見込めると思います。

首の痛みの再発防止は健康的な生活を送ること

このように書くと当たり前のことかもしれませんが、このような研究が出てきたのは2017年、最近です。

18歳から84歳の男性5342人と女性7298人が参加した2019年のストックホルム公衆衛生コホートは18歳から84歳の男性5342人と女性7298人が参加しました。

これによると18歳から84歳の男性5342人と女性7298人が参加し

余暇の身体活動、喫煙、アルコール消費、果物と野菜の消費など、健康的なライフスタイルの行動を順守するにつれて長期の首の痛みのリスクは減少しました。

(Skillgate E, Pico-Espinosa OJ, Hallqvist J, Bohman T, Holm LW. Clin Epidemiol.Published 2017 Oct 11. )

こんな当たり前のことが、医学的な方法で研究されていなかったということにも驚きですが、みんなが思っているより「当たり前のこと」「古人の言によるところ」が医学的に正しかったということは、これからもどんどん出版されると私は思います。

本当の意味での回復は、機能が回復した時

首の機能が低下して、背骨周りの筋肉まで緊張している状態が多いです。慢性的なものですから、時間をかけて首の機能を回復させていけば少しずつ回復していきます。回復する順序としては以下のようになります。

  1. 頭痛がある人は、頭痛の出やすい状況でも頭痛がでなくなった
  2. 首が少し軽くなってきた
  3. 症状があまり気にならなくなった

という順番で回復していくことが多いです。

ポイントは日常生活での運動維持

どれくらいの状態を維持して行きたいのかにもよりますが、お伝えしていく効果的なエクササイズをどれくらい行えるかによります。忙しい生活の中であらたな生活習慣をつけていくのは簡単ではありません。

私も繰り返しお伝えするのが仕事なので、毎回お伝えします。よく1000回は伝えないと人には伝わらないといいますが、根気よくお伝えしています。このページもその一つです。

医療機関での撮影で、ストレートネックや骨、椎間板の不具合を指摘された方

心配いりません、ご安心ください

個人差はありますが加齢とともに骨変性や椎間板異常は誰にでもあります。 たしかに骨棘や椎間板の高さが低くなることは撮影で確認できます。

しかしこれらの事象は、痛みが無い人でも起こっていることが研究で明らかになってきています。

医学的な研究の科学的根拠の信頼度

以下の通りです。参考になさってください。「某有名大学先生が言っていた」や「コマーシャルの体験談」などは根拠という点においては高いレベルではありません。

20年ある首の鈍痛(40代男性)

首の鈍痛へのカイロ治療 

40代男性 大田区西馬込在住

中期的に完治した症例です

  • 20年ほど前から後頭部に重だるさ
  • 朝起きた時から寝る前までずっと首の重さがある
  • この症状に付きまとわれて嫌で嫌でしかたがない

痛みと状態

朝から晩までの首の痛み

  • 鈍い痛みが後頭部に起床時から消灯時まで常にある
  • 交感神経過敏
  • 頚椎は機能を著しく損なっている
  • 鈍い痛みが緊張でさらに強まると頭痛になる

検査と施術

筋肉が固まっている

  • 首の筋緊張が凄い
    カイロテーブル

    カイロプラクティック専用のテーブル

  • 頚椎は3分節ほど固まっているような状態
  • 後頭部から首いかけて充分な緩和操作
  • カイロプラクティックアジャストメントで神経の流れを良くする
  • 来院毎に自宅でのストレッチ指導

施術ごの感想

少しずつ回復を実感

  • しっかりとしたカイロプラクティックによる手あては初めて受けた
    猫のポーズ

    背骨のリハビリ

  • 20年あった症状だが少しずつ改善していくのが実感できた
  • 何所へいっても良くならなかったけれど、良くなっていった
  • 時間をかけて毎回ストレッチを修正してもらえた。意地になってつづけたのが良かった

院長コメント

慢性の症状にはアクティブに治療していきます

最初数回の来院では、翌日には首の重さが出ていたが1週間後に来院 モビリゼーションを中心に、頚部の可動域を時間をかけて回復させる5回の来院で頭痛の消失。

改善と増悪を繰り返しながら4カ月間の間に計20回の施術を行い、20年間あった頭痛はほぼでなくなり、首も幾らか楽になってきている。15回目から20回目はヨガのアーサナなどを取り入れて積極的なアクティブケアを行っています。カウンセリングの様子

首の関節が棒のように固まっていました

首の骨は7つありますが、症状がある方は複数個の関節がまとまって棒のようになっていることがあります。このような状態は筋肉を固めてしまい、悪循環になってしまします。レントゲン上では問題なく映りますが大切なのは、それらの機能性です。

何十年のある症状でも、積極的にとりくんでいけば改善していきますのでお気軽にご相談ください。

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