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1か月前からの「歩行時の足裏の痛み」で病院に行ったら、モートン病の手前だと言われた方のカイロプラクティック症例です。
昔はモートン神経種と呼んだ気がしますが今はモートン病になるのですねえ…
足の機能から考える
さて、さっそく状況と状態の確認
2か月に1度カイロプラクティックのメンテナンスに来られている方の訴え
- 足部の動き全体がよくない
- 横アーチの崩れが顕著
足の骨格だけの模型です。筋肉や靭帯が無いと手と同じような構造になっているのが判ります。
足の関節を上手く使う
足の指は幾つもの関節で自由に動きます。写真のように30以上の関節があるので日常意識して使うようにしないと機能低下します。
足には横のアーチが2つあります。前のアーチが潰れているとクッション性が落ち、中指の骨、骨膜、筋肉、関節包などがコツコツあたり痛みを出します。
横アーチが作れるように
中足骨と基節骨がつくる中足基節間関節、とくに第2.第3の関節を持ち上げれるようにするのがポイント
この方のように足の指の関節がガチガチの方には全部の関節をゆっくり動かし、ポイントになる関節はスピードボードでアジャストします。しっかり動かさないとリハビリをしようにも自力で動くようになりません。
スモールフットがリハビリ
アーチを自力で作れるようにスモールフットがリハビリとして宿題になります。
上の写真で言えば上の赤線からかかとまでの距離を縮める練習です。結果的にアーチが作られます。
最初は全然動かないので歯がゆい思いをしますが、気長に続ける必要があります。
この方は理論を考え自らAKAISHIの健康サンダルを購入もされました。
ポチップ
健康サンダルはサポートなので自力でアーチが作れる機能を獲得しつつ、利用を考えるのが一番大事です。
結果的に2カ月後の来院時にはモートンの症状は消失していました。
※再来時にスモールフットを確認、取り組みの修正をしています。
モートンで悩んでいる方は参考にしてみてください。