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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

いびきを避ける食生活

シーパップで眠る男性

一般的には睡眠時無呼吸症ですと種々の検査の後に「シーパップ」をレンタルすることになります。そうなる前に何とかしたい、自助努力でできる限りのことはしたい方に向けてのblogです。

「いびき」がひどい状態で食生活を植物性中心に変えていくことで睡眠時無呼吸症を予防できるかもしれません。

睡眠時無呼吸症になると高血圧や2型糖尿病、脳卒中、心臓病、心血管疾患、糖尿病、死亡率などの心血管代謝性疾患リスクが3倍になるそうです。

ご存じの通り肥満に伴いやすい病気のために摂取エネルギーとの関連の論文が多かったようだが、食事の質との関連を取り上げた論文で面白いです。

  • これによると植物性食品ベースの食事だと無呼吸リスクが減る
  • 健康的な植物性食品(全粒穀物、果物、野菜、ナッツ、豆類、お茶、コーヒー)も無呼吸症リスクが減る
  • 一方、非健康的な植物性食品(精製穀物、ジャガイモ、砂糖入り飲料、お菓子やデザート、塩辛い食品)は無呼吸症リスクが上がる
  • 動物性食品(動物性脂肪、乳製品、卵、魚介類、肉、その他の動物性食品)が多いと無呼吸症リスクがあがる

上記の指標を4分割し、一番低リスク群と一番高リスク群を比較すると、実に40%もリスクが違うようなのでいかに食物ベースの食事が大事かが判ります。

精製穀物(白米、白いパン、うどん)も非健康的な食事に分類されていることには注意が必要ですよ。

呼吸障害指数で示される重度の睡眠呼吸障害の参加者は、コレステロール、タンパク質、総脂肪、総飽和脂肪酸がより高い食事を摂取していることが示されれたようなので、いわゆる欧米型の食事は重度の無呼吸症になると顕著に関連しているようです。

この辺りは映画や漫画でいびきを大きくかいている人のイメージにもぴったりきます。

考察では、

  • 植物性由来食品で体重が減少する可能性
  • 腸内細菌の変化の可能性
  • 炎症レベルが下がる可能性

などが挙げられています。

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