available time 予約可能時間 ※aft = after anytime you want
every Wednesday are regular day-off
8㈮11:30~14:30
9㈯10~12:00 aft.18~
10㈰14:50
11㈪10~11:30 14:00~18:00
12㈫10-17
※混雑時更新ができていない場合はご容赦ください。子育て中で変則的に早じまいすることがあります。
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カイロプラクティックそのまんまサンシャインでは、腰痛、首痛、肩こりなどの身体の痛みのケア、鬱、不安などの感情障害のケアに認知行動療法を積極的に取り入れています。
認知行動療法はさまざまな症状に効果があることが立証されている療法です。「ある状況下における感情や行動は、その人の認知、すなわちその状況に対する考え方、受け取り方、意味付け、解釈によって決まる」という理論を基にしています。
認知行動療法ってなに?という方の為に、認知行動療法の説明をするページです。
認知行動療法を初めて耳にするかもしれませんので、私が研修でお世話になった国立精神・神経医療センターの言葉を引用して解説します。
認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。
ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
(国立精神・神経医療センター 認知行動療法センター)
認知行動療法とは精神療法の一つです。心理的な側面が身体の症状に少なからず関わっていますので積極的に活用しています。
精神科医や心理療法士の先生方が行うオーソドックスな認知行動療法をご紹介していきます。
具体的に患者さんが行う一番大切なことで、この療法の中核をなすのは「ホームワーク」です。
実際に認知行動療法を考案したアーロンベック先生はこのように言っています。
「認知療法において、ホームワークは、付加的なものではなく中心的なものである」
(Beck et al.,1979)
「宿題」と聞くと嫌な気持ちがする方もいらっしゃるかも知れませんが、ちょっとした作業だとお考えください。
最初から最後まで継続しておこなってもらうホームワークに「活動記録表の記入」があります。この活動記録表が書いてこれないと認知行動療法はできません。
活動記録表に日々の活動が記入できれば、からなず解決の糸口が見えてきます。この記録表が「鍵」になります。昨今スマホのアプリで管理する方法もありますが、紙をノートに貼ってもらい記入してもらいます。
2回目以降のセッションでは、この活動記録表をベースにして話が進んでいきます。日々の行動を振り返り一緒に考えて、次のホームワークを決めます。『ホームワーク・宿題』を抜きにして、認知行動療法は成立しないのです。
出題されたホームワークを題材に語りあい、ディスカッションすることで自然と腰痛や抑鬱などの症状についての考え方に変化が出てくるようになるのが特徴です。
認知行動療法の目的は、『悲観的になりすぎず、かといって楽観的にもなりすぎず、地に足のついた現実的でしなやかな考え方をして、いま現在の問題に対処していけるようにバランスのとれた思考を身につけていくこと』です。
腰痛をはじめ長く続く痛み、一般的には3か月以上改善しない痛みを慢性痛といいます。
慢性痛を抱える人の多くは、身体的な痛みだけでなく、同時にさまざまな生活上の困難や苦悩を抱えます。
慢性痛になると誰でも仕事や趣味や家事を以前のように行うのが難しくなったり、「この痛みはいつまで続くのだろう」「なぜ、自分だけがこんなにひどい目にあうのだろう」と思い悩むようになったりします。
その結果、否定的な気分(落ち込み、怒り、不安など)になったり、身体の調子が全般的に悪くなったり、人づきあいが減って孤立したりすることもあります。
そのような状態になると、痛みはさらにひどくなって治りにくくなるといわれています。ありがちなのが以下の2つのパターンです。
あなたはどちらかに当てはまりますか?この気分的なことも加わりますので両方が当てはまる方もいます。
注目したいのはいずれのパターンも痛みに振り回されているということです。人生のハンドルを痛みににぎられていると言い換えてもよいでしょう。
慢性痛を抱えて以来、あなたは大切な人間関係を失ったり、楽しかった活動を失ったりしていないでしょうか?
もし、そうだとすれば、それは痛みに人生のハンドルを奪われていて、あなたが望む人生のドライブをできていないからなのかもしれません。
あなたがこれから取り組むかもしれない「認知行動療法」は、人生のハンドルを自分の手に取り戻すこと。つまり、自分が望むような生き方を再び選択できるようになることです。
あなたはどこに、誰を乗せて、人生をドライブしたいでしょうか?そのためにはどうすればよいでしょうか?
慢性疼痛に対する認知行動療法プログラムで一緒に考えていきましょう。
(慢性痛の認知行動療法パイロット・スタディ版より)
慢性痛患者はそうでない人にくらべ、なんらかの気分障害、鬱病、気分変調症、なんらかの不安障害、特定の恐怖症、社交不安症、広場恐怖症、PTSDがそれぞれ2倍くらい発生しやすくなります。
Gureje O, Von Korff M, Kola L, Demyttenaere K, He Y, Posada-Villa J, Lepine JP, Angermeyer MC, Levinson D, de Girolamo G, Iwata N, Karam A, Guimaraes Borges GL, de Graaf R, Browne MO, Stein DJ, Haro JM, Bromet EJ, Kessler RC, Alonso J. The relation between multiple pains and mental disorders: results from the World Mental Health Surveys. Pain. 2008 Mar;135(1-2):82-91. doi: 10.1016/j.pain.2007.05.005. Epub 2007 Jun 13. PMID: 17570586.
慢性の腰痛、慢性の肩こりなど3カ月以上続く場合、身体症状は慢性症状といいます。(文献によっては6カ月)
慢性痛はぎっくり腰など急性の痛みとは痛みを感じている構造が違うと考えられています。
実際に認知行動療法を行う前に、構造を理解しておくことも大切です。
慢性痛は身体の痛みセンサーの活動(苦痛)にくわえ、苦悩や抑うつが伴い、痛み体験を繰り返している状態だと言われています。
痛み体験?
そうです、体験なんです。本来なら時間経過とともに治癒している病態を様々な要因で繰り返して体験していると言えます。
図の苦悩の部分です。認知行動療法のような心理療法介入の目指すところは苦悩の部分をへらせば全体的な痛み体験が減少します。苦悩の部分に必要なのは「ケア」です。いっしょに解決策をかんがえていきましょう。
ここまでが、基本的な認知行動療法で慢性痛を管理するときの基本的な考え方になります。
上記の図の苦痛の部分はカイロプラクティックやマイオセラピーで腰の関節、筋機能を回復させていくと苦痛を軽減させられます。
このクアトロ療法(クリックで別ページへとびます)で疼痛や、不安、抑鬱をケアしているのがカイロプラクティックそのまんまサンシャインの最大の特徴です。
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