available time 予約可能時間 ※aft = after anytime you want
every Wednesday are regular day-off
9㈪11:00~空き時間多
10㈫aft.12~
※混雑時更新ができていない場合はご容赦ください。子育て中で変則的に早じまいすることがあります。
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ぎっくり腰は何か重いものを持ち上げた後に出るパターンと、徐々に痛くなっていくパターンがあります。
このページは、後者の「徐々に痛くなってきたパターン」の腰痛へのカイロプラクティックの症例になります。1部分でも参考になれば幸いです。
20代女性事務職。
腰痛を繰り返しているいわゆる「腰痛持ち」さんの症例になります。(再発防止ページはこちら)
今回の腰痛の主な状況は以下の通りです。
腰痛は4大医学誌の1つランセットが示しているように特定の原因を見つけるのは難しく再発が多いものです。
腰痛を繰り返している方も、腰の故障とは考えず、公衆衛生の問題として考えて社会が考えていくほうが得策だと言われ始めています。
先ずは、どんな人が腰痛になりやすく、持続しやすいのかを見ていきましょう。
腰痛を持つほとんどの人は、特定の侵害受容性の原因を特定することはできない。椎体骨折、悪性腫瘍、感染症などの病理学的な原因がよくわかっている部類の腰痛はごく一部になります。
①肉体的にきつい仕事をしている人
②肉体的・精神的な合併症を持っている人
③喫煙者
④肥満の人は、腰痛を訴えるリスクが最も高い。
障害を伴う腰痛は、社会経済的地位の低い人に多い。
再発することも多く、ごく一部の人では腰痛が持続し、障害を引き起こすこともある。
初期の痛みの強さ、心理的苦痛、体の複数の部位の痛みを伴うと腰痛が慢性化するリスクが高まる。
また、中枢性疼痛調節機構や疼痛認知が持続性腰痛の発症に重要な役割を果たしていることを示す証拠が増えていいる。
公衆衛生問題としての腰痛の負担に対処するためには、研究活動の強化と世界的な取り組みが必要なことは明らか。
Hartvigsen J, Hancock MJ, Kongsted A, Louw Q, Ferreira ML, Genevay S, Hoy D, Karppinen J, Pransky G, Sieper J, Smeets RJ, Underwood M; Lancet Low Back Pain Series Working Group. What low back pain is and why we need to pay attention. Lancet. 2018 Jun 9;391(10137):2356-2367. doi: 10.1016/S0140-6736(18)30480-X. Epub 2018 Mar 21. PMID: 29573870.
個人の問題で終わらせがちですが、コロナパンデミックのように公衆衛生問題として世界が取り組む課題が「腰痛問題」です。
身体を動かしたときにだけ痛みが出るのは典型的なメカニカルペイン(動作時痛)です。ぎっくり腰の殆どは、前かがみになった時に痛いと訴えます。
施術の翌朝すごい回復を実感した。以前腰痛時に受けていた療法より効果的です。回復までの過程を説明してくれて、その通りに回復していったので安心できました。
ぎっくり腰への脊椎マニピュレーションの特徴として、施術を受けて1週間以内に急速に回復に向かうことが上げられます。この方のように翌日に随分と楽になっている方も多いです。
本症例のように過去に数回大きな腰痛を体験されている方は、前兆があったら早めに対策しましょう。
多くの場合は脊柱起立筋の緊張が限界です。
脳の「腰の状態を認知する領域」は小さいです。自分でキツイと感じているときは手遅れなくらい。SOSの前段階でケアしましょう。
統計からも判るようにぎっくり腰を繰り返すのは珍しくありません。できれば最後の腰痛にしたいものです。
先の論文から考えるに、体重管理と禁煙、肉体的・精神的な持病を減らす、肉体労働を減らすの4点が腰痛の発症を抑えることになりそうです。
またカイロプラクティックのメンテナンスをしておくと腰痛が軽い症状で済むことが確実に言えます。