「肩こりが悪化すると、頭の重さやモヤモヤした頭重感まで引き起こしてしまう……。」
医療機関で検査をしても異常がなく、漢方薬を試してもすっきりしない状態が半年以上続くと、「このまま治らないのでは」と不安が大きくなりますよね。
今回は、半年間も肩こりと頭重感に悩まされていた30代女性(システムエンジニア)の事例を通して、筋緊張性頭痛や頭重感が起こるメカニズムと、頭蓋仙骨療法や運動療法を組み合わせたカイロプラクティックによる根本改善のプロセスを解説します。
半年以上続く肩こりと頭重感の事例と主訴
- 肩こりと頭重感が半年以上続いている
- MRI、MRAなど医療機関で精密検査お行うものの頭重感の原因が不明で困っている
- 整形外科でレントゲン撮影にてストレートネックと首が長い事が原因と言われたこともある

肩こりはもちろんのこと、すっきりとしない頭重感が半年も続くと、日中の仕事や家事の間も気が散り、精神的にも大きな負担となります。
今回は、こうした長期化する肩こりと頭重感に悩まされていた方のカイロプラクティックによる改善事例をご紹介します。
来院時の状態と検査結果(ストレートネックの背景)
- 半年以上続く頭痛(肩こりと頭重感)
- MRAで脳血管障害の原因は除外できている
- 漢方薬を処方されている
- 医療機関ではこれ以上打つ手なし
- 肩こり
- 貧血、冷え性
6ヶ月以上も頭重感が続くと、「何か重大な病気ではないか」と不安になり、インターネットで検索してはさらに不安を強めてしまうケースが少なくありません。
本症例ではすでに医療機関にてMRA等の精密検査を受け、脳血管障害などの器質的疾患が除外されているため、安全性を確認した上でカイロプラクティック・ケアを進行しています。
日頃からスポーツジムに通うなど運動習慣がある方であっても、ふとしたきっかけで首や肩の筋肉・関節のメカニクスに負荷がかかり続けると、慢性的な緊張性頭痛や頭重感を引き起こす要因となります。
- スポーツジムには2年通っている
- ある日突然頭が重いと感じた
- 整形外科で首の長さとストレートネックが原因と伝えられた
- 体幹の筋肉の弱さが目立つ
- 筋肉のトーンは低め
- 後頭部の表皮のツッパリ感、頭蓋骨の可動性低下、前頚部筋群の緊張
施術の経過と症状の回復プロセス
- 2回頭蓋仙骨療法行うことでひとまずの頭重感は消える
- 3回目は6週後に自己判断で来院していただき、マイオバイブを肩回りにあてる
- その後継続して1週間に1回の来院を5週、その間必要な体操などをお伝えしていく
- ピラティスが良いとのアドバイスをお伝えするとご自身でピラティスジムに通ってくださった
- 来院期間を延ばしていき、3か月後には月一回のメンテナンス治療に移行する

筋骨格系が原因で、3カ月以上症状が続く場合は慢性症状になります。その場合は、受身の治療は徐々に減らし、能動的な治療を増やさないと回復しません。
この方が回復に早期に向かったのはご自身でピラティスのレッスンやヨガに直ぐに足を運ばれたのもあるでしょう。
院長コメント:ストレートネックと頭重感・首の痛みの関係
先ず第一にストレートネックと肩こりと頭重感のような、首回りの痛みは関係ないという科学的根拠はありません。このことをを知ってもらうことが一番大切です。
残念なのは、真面目に機能的なアプローチをしようとしない医療機関が多いことと、ストレートネックをマーケティング用語に使用して集客している同業者が多いことです。

日本の現状では、肩こりや頭重感がつらくても、症状がかなり深刻化したり他の方法で改善しなかったりするまでは、最初からカイロプラクティックなどの徒手療法を選択肢に入れる方はまだ多くありません。
保険適用の外で行われるケアということもあり、「1、2回ですぐにスッキリと良くなるだろう」と期待してしまいがちですが、慢性的に続いてきた症状だからこそ、お身体の状態を少しずつ整えながら、良い状態をしっかりと定着させていくために少しだけ時間(ステップ)を重ねていくことが大切です。

