背中が硬いゴルファーの悩み
西大井在住 50代男性
練習後に背中が痛む
- 5~6年前からゴルフの後(練習・ラウンド両方)に必ず痛む
- 最近は背中の痛みが嫌で、ゴルフを控えている
- 先週から去年と全く同じ症状が再発
ゴルフは片側の動きですから負担が同じところに掛かりやすいですね。ゴルフだけではなく日常生活でのメンテナンス不足もあると考えられます。
カイロプラクティックでどのような対応ができるか見ていきましょう。
痛みと状態
病院へも行ったことがある
- 右肩、背中に突っ張るような、引っ張られるような痛みが出る
- 過去に星状神経ブロック注射を何回か受けている
- 気温が低い時は症状が増し、暖かい時期には背中の症状は軽減する
- 背中の痛みは練習後と朝起きた時が辛い。
何故この痛みの範囲で星状神経ブロック注射なのかは不明ですが、そのように仰っておられました。カイロプラクティック的に見ると、まさに背骨周囲で解りやすい症例ともいます。
この方のように片側だけ症状があるという方も珍しくありません。アメリカでも同様の問題が2000年以降問題になっているようです。
画像検査、ブロック注射、オピオイド投与、手術実施率が上昇しているにも関わらず、首痛、背中腰痛といった脊椎疾患は雪ダルマ式に膨れ上がっている。
ことに慢性腰痛の発症率が上昇しているのは深刻な問題。http://1.usa.gov/q4khKD
http://1.usa.gov/px009V
検査と施術
高い頻度で来院が良かった

カイロプラクティックのテーブル
- 身体の柔軟性、脊柱の可動域は著しく低下。カイロ治療とPIRで患部をほぐす。
- アクティブなストレッチと入念な緩和操作
- 首を回しても、倒しても、反って背中まで痛みがでるので、ギリギリの範囲でモビリゼーション
- 週に2回の来院で計8回でほとんどの症状は治まる
典型的なカイロプラクティックによる手あてで順調に回復した症例です。関節をゆっくり動かすモビリゼーションはマッサージや指圧だけ受けているよりも効果的です。
自ら動く可動範囲を少しずつ広げます。グレード3のモビリゼーションを行いました。
ご感想
私にとっては効果的
- 数回の治療でゴルフ後も痛みがでないところまで治った。
- カイロ治療は初めてだったが、副作用もなく効果も長くつづきますね
- 定期的に身体のンテナンスに通いたいとおもいます
ドクターとの相性もあると言われていますが、この方はカイロ治療がぴったりだったようです。是非定期的なメンテナンスにいらっしゃると良いでしょう。
メンテナンスが有効であるとうエビデンス
月に1度のカイロプラクティックのメンテナンス治療は、関節の退化や癒着の形成の進行を遅らせます。また筋力の低下の防止、怪我が起こる頻度の減少にもなります。
そして健康感や幸福感覚を増進させることが解かっています。
コメント
最初は詰めて来た方が良い結果がでやすい
この方は3~5回目までは週に2回のペースで来院してもらい背中の痛みは1/5にまで落ち着く。ゴルフに行っても症状は悪化しなかったです。本症例は、治療間隔を短くとって良い結果がでました。

院長の顔
当院は相談者との話あいで、治療計画を立てています。保険適応のきかないカイロ治療では治療間隔を詰めることに躊躇しがちですが、1週間や10日間隔の来院ですと、症状がすぐ戻ることが多いのも事実です。
結果的に効果がないように感じたり、途中であきまめてしまいがちですから 本症例のように、初めての来院時から数回は治療期間は詰めてくることをお勧めしましています。
背骨について考える
背骨は24個あり、72個の関節が複合的に動いています。それらを一つ一つチェックしていくと、背中の痛みの原因を体感できるとおもいます。まずは何で痛いのかを理解することがとても大切です。また身体の動きをスムースにしていくことで、ゴルフをエンジョイできるようになる方も多いですよ。
根本的な背中の治療は、カイロプラクティックが効果的ですからお気軽にご相談ください。