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伊藤孝英
院長
ロイヤルメルボルン工科大学健康科学部カイロプラクティック学科日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛から生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジ。鬱や不安障害にも着目したマルチモデルでヒューマンケアしています。

筋トレを続けているが再び腰痛

繰り返す腰痛に筋トレを行っている方も多いと思います。筋トレ自体は悪いことではありませんが、腰痛再発防止に絶対的ではありません。

カイロプラクティックの症例を通して、腰痛再発防止のヒントを探っていきましょう。

目次

医師の指示通り腰を鍛えているのに腰痛が再発。何故…

医師の指示どおりの筋トレ後の腰痛

筋トレ自体は腰痛持ちの方には推奨されている運動の一つですが、綺麗なフォームを獲得していないとかえって腰の筋肉を固めてしまうことにもなりかねません。

特に姿勢筋は日常生活でも常に使っている筋肉群ですから、慎重にリハビリテーションを勧めないとかえって腰に負担がかかります。

50代男性会社員カイロプラクティック症例

  • 以前医師から受けた指示通り腹筋と背筋を鍛え続けていた
  • 腰が弱ってきているのか?
  • 自分が行ってきたトレーニングに不備がないか確かめたい
  • 指示通りに背筋を鍛えているのに何故腰痛が再発したのか知りたい??
そのまんま

一般的な腹筋運動は特に腰痛とは関係ないと言われています。同じ腹筋でも鍛えるなら腹横筋や腹斜筋といった深い所にある腹筋が大事です。

健常者402名を①腹筋強化運動+教育プログラム群と②教育プログラム群の2群に割り付けて2年間追跡

両群間の腰痛発症率には差が認められなかったことから、腹筋強化運動は腰痛を予防できないことが判明

単純な腹筋強化運動は腰痛予防できないが、最近では腹斜筋や腹横筋を使えるようんすることが腰痛予防に繋がると言われている。

腹横筋、腹斜筋はどんな筋肉かは、以下のページをご参照ください。

痛みと状態:典型的なメカニカルペイン(動作時痛)

  • 腰にビーンとした痛みが走る
  • 起き上がる時に特に辛い
  • 今回で腰痛は人生5回目

検査;柔軟性が著しく低下

  • 前屈(FFD)が+30センチメール。自宅で行ってもらう能動的ストレッチをお伝えする
  • 背骨に機能不全が多い為、スパイナル・アジャストメント
  • 筋膜の硬化がみられるので筋膜リリーステクニックで柔軟性の向上の促進をはかる
  • 腰痛の概念の再教育をプリントを使用して行う
  • 1週後に来院してもらい、回復しているのを確認して治療おわり

施術ごの感想

男性

筋トレをしていても腰痛になることが分った。 施術は気持ちが良く、揉みかえしも殆どありあませんでした。

院長コメント;いろいろ探って原因が感じられる

腹筋と背筋のバランスが崩れることで腰痛になる。とまことしやかに言われていますが、そのような根拠となる統計学的な医学情報はどこにもありません。そもそも部位ごとの筋力、例えば腰椎4.5番間の多裂筋の筋力なんて計りようがないでしょう。

腰痛になる理由はハッキリとは解っていませんが、腰への負担を減らしたりなどの物理的因子以外の事も考慮にいれる必要があります。

■ボーイング社の航空機関連従業員3020名を対象に、職業性腰痛の予測因子を4年間にわたって追跡調査

結果、仕事に対する不満と経済的問題(生活困窮)が腰痛発症による労災補償請求と関連。非物理的因子が関与している可能性。

フィジカルだけで考えたいのであれば

筋力を維持するためには腹筋や背筋は効果的ですが、腰痛になる時はなります。

機能的に考えると、腹筋といっても腹横筋、腹斜筋という深層筋の使い方が大切です。定量的にこれらの筋肉の強さが測れないところが統計学的には言及できない理由です。

実際腹直筋、腹横筋を使えるようにしいくにはパーソナルに近いリハビリが必要ですし、その動きが日常的に活かせているかという計測することは困難です。

今後ウェアラブルデバイスの発展で、日常生活の筋力運動を計測する機器が出てくるかもしれませんが、2021年現在ではありません。

腰痛自体は社会的な要因も加味して考えていきますが、もうひとつフィジカルの面で大切なことは柔軟性もある程度必要だということです。バランス良くトレーニンをする必要があると思います。

どこの部分が機能低下しているかは、ひとそれぞれ違います。ですから細かい検査をくりかえしてご自身で理解できることが大切です。

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