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うつ病– 薬物療法以外の代替案 –

目次

鬱病は『無投薬で自宅心理介入』+『運動介入』が一番の治癒率

比較的新しい研究でも無投薬のスタンスが最善であろうことをエビデンスが実際に存在します。

どうしようもなく辛い時でも3か月経過観察をしましょう。2006年の研究で無投薬による経過観察が結果的に治癒率が一番高いことが示唆されています。

2017年のシステマティックレビュー

鬱病への非薬理学的介入が、通常のケアグループと比較して寛解率が高く、在宅心理的介入および在宅心理的介入+運動介入の組み合わせで有意に高かった。

比率= 3.47倍。
在宅での心理的介入と運動介入の組み合わせが最良の治療法であり、うつ病を管理するための臨床ガイドラインに含めることを検討する必要がある。

Sukhato K, Lotrakul M, Dellow A, Ittasakul P, Thakkinstian A, Anothaisintawee T. Efficacy of home-based non-pharmacological interventions for treating depression: a systematic review and network meta-analysis of randomised controlled trials. BMJ Open. 2017 Jul 12;7(7):e014499. doi: 10.1136/bmjopen-2016-014499. PMID: 28706086; PMCID: PMC5734422.

強調します。投薬治療をしないのが一番治癒率が高いのです。(3.47倍)

科学研究のレベル
エビデンスレベルを10段階に分けた表。これはレベル1の研究です。

評価の軸を変える

向精神薬による薬物治療の効果を示すエビデンスは単に症状を消すことで効果があるとされています。

本来なら治療の効果は復職や復学、家庭での役割が出来るようになると言った社会的転帰で評価されるべきことです

食事内容や生活のリズム、人間関係や考え方の癖など、幅広く俯瞰できるように見守ることが大切です。

単純な問診や、アンケート結果だけみても社会的背景や生活習慣は見えてきません。

先ず日常生活を見直す

大学生で抑うつ傾向が少ない食事
2015年の研究。大学生269人(男性80人,女性189人)を対象に食事の傾向と抑うつの関係を調査。

①「副食に植物性食品を高頻度に摂取するパタン」,②「肉類,卵,油脂類,いも類を高頻度に摂取するパタン」,③「主食の摂取パタン」を比較。

「肉類,卵,油脂類,いも類を高頻度に摂取するパタン」の方々はうつ傾向が低いことが示された。

(山下 恵理, 熊谷 修, 青木 清,栄養学雑誌 2015 年 73 巻 1 号 p. 2-7)

これは大学生を対象とした研究なので、30代や40代にはあてはならないのかもしれませんが、若くて気分が優れない方には参考になる論文です。

脳内物質の不足と機械論的に考えるのではなく、生活習慣や食べものといった基本的な部分を見直す必要がある方は多いです。特に地方から上京して頑張っている方は、ついつい生活が不規則になりがちです。

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