available time 予約可能時間 ※aft = after anytime you want
every Wednesday are regular day-off
8㈮11:30~14:30
9㈯10~12:00 aft.18~
10㈰14:50
11㈪10~11:30 14:00~18:00
12㈫10-17
※混雑時更新ができていない場合はご容赦ください。子育て中で変則的に早じまいすることがあります。
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長く続く腰痛の方は、西洋医療をはじめ、これまでにいろいろな療法を受けてこられたと思います。
このページは腰が固まってしまい極度の痛みが続いている30代男性が、マイオセラピーという施術を継続的に受けることで、腰痛から回復に向かった例をご紹介します。
マイオセラピーは筋組織が原因で身体の不調が起きるという、オリジナルの考え方を持っており、古くて新しい概念の脊椎療法です。現代西洋医学では理解されがたい角度からの治療になります。伝統的な徒手療法誌JMPT(Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics)にも発表されています。
(Craig B. Nagata &Yoichiro Tsujii,Pages 87-90 : 18 Jul 2013) https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1179/jmt.1997.5.2.87
ご存じないかたも多いと思いますが、腰痛に苦しむ方の参考になればと思います。
34歳男性。1年前から気が付いたら徐々に腰痛になっており常態化している。
柔道整復師の先生に診てもらった後に、痛みが10/10になったこともあり、何かの施術の後にまた10/10の痛みになるかと思うと怖いんです。
今現在は7/10の痛みである。
座ると腰からお尻にかけて突っ張る感じが出てきて鈍痛がある。
腰痛で追い込まれている。歩けるが前かがみや自転車、バイクに乗る時なども痛く、仰向けで寝ることも痛くてできない。左を下にして寝ても痛い。
かなり追い詰められている状態でした
6時間くらいの睡眠時間はあるものの睡眠の質は低下している。
車を運転する時、家で食事をするとき、電車に乗っても座れないくらい痛みを感じていたため、精神的にも大分追い込まれている。
回復したら子供と外出したい。今は家で座って一緒に遊んであげることもできない。
腰仙部の筋肉の筋硬結から慢性的な痛みを発する状態になっていて、3か月以上持続しているため脳が痛みのあることを通常であるものと記憶している。問診から抑うつ状態であることも伺える。
少し古い論文になりますが、慢性腰痛と鬱状態の関係性は研究されており、どのような帰属属性の方が慢性腰痛で鬱状態になりやすいかの研究もあります。
Love AW. Attributional style of depressed chronic low back patients. J Clin Psychol. 1988 May;44(3):317-21. doi: 10.1002/1097-4679(198805)44:3<317::aid-jclp2270440303>3.0.co;2-y. PMID: 2968370.
腰仙部の筋の痛みは可動性の消失によるものと考えられ、単に腰仙部のみならず関連する股関節や背面部全体を含めた身体全体の動きをリハビリテーションしていく必要がある。
落ち込んだ気分に対しては認知行動療法を行っていく必要がありそうだなあ
初回は手技による強めの筋操作を行い施術に耐えうることが確認できればマイオセラピーを2~4週毎受けてもらうことを勧める。
来院間隔が1か月に1回の為、自宅でのセルフケアが非常に重要になる。よって毎回運動療法を確認、修正していく必要がある。
症状がキツメの方はちょっとした回復に目が向かないため、フォローアップして回復している項目を目で見える形で示すのが大事です。
来院を重ねる度に、生活スタイルが変化していきました。
友人知人と飲みに行く回数が増えた。
腰痛があった時は、座ると腰が痛くていても立ってもいられなくなる為、自然と飲み会に行くことが減っていた。
外出すること自体が億劫になっていたので、腰痛からの回復とともに以前のように種々のことに興味が湧くようになり外出する機会も増えました。
「脳と考えました。」
どうゆうことですか?
「腰の痛みが先か、脳の状態が先かどっちが先か分かりませんが、腰痛の事を考えている時間が減ってきて今では殆ど考えません。」
今考えればですが、車を運転する時、家で食事をするとき、電車に乗っても座れないくらい痛みを感じていたため、精神的にも大分追い込まれていました。 それを考えなくなったんです。
深刻な状況の相談者は皆さんそうですが、最初のうちは幾らか回復していても回復を実感しづらいものです。
問診で細かい部分を聞いたりRDQを使って、できるようになったことを逐一確認することが大切です。1年も座れないくらいの状況ですと日常生活動作の多くができなくなっていました。
1つ2つとできることが増えているはずなのですが、そのことに着目するのが最初は難しいです。
最近の研究では脳の快楽中枢と下降性の疼痛抑制機能が低下していることが言われている。
さらに調べると「痛みが取れてきても嬉しい感情が湧かない」という報告があります。
結果的に脳の萎縮まで起きています。
幸いなことに慢性腰痛によって委縮した脳の部位は、腰痛がとれてくると元の大きさにもどるそうです
この方は強引なストレッチによって4回目以降明らかに回復に向かっていることを実感できました。
来院の度、来院の間にメールや電話でアフターフォローをしています。
勿論最初は煙たがられますが大切なケアです。
かなりお身体に負担のかかる方法をとりましたが、ご本人がありとあらゆる療法を試みて結果が出ていなかったので、根性でくらいついて来てくれたのだと思っています。