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伊藤孝英
院長
ロイヤルメルボルン工科大学健康科学部カイロプラクティック学科日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛から生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジ。鬱や不安障害にも着目したマルチモデルでヒューマンケアしています。

カイロプラクティックとは– 優しい解説から詳しい定義まで –

カイロプラクティックは部分ではなく、全体を診るのが大きな特徴です
目次

カイロプラクティックは医学や東洋医学と何が違う?

カイロプラクティックは「生気論=vitalism」の考え方が根底にあります。これは生命現象の根底には物理・化学の法則だけでは説明できない独な生命の原理(活力)があるという説です。

これと対になる言葉が「機械論」です。西洋医学は基本的には身体の各系統(このページの解説にもあるように)をメカニズムとして捉え、機械の不具合を調整する視点で人体を治療します。現在の医学理論はルネ・デカルトの提唱した心身二元論、機械論的世界観で人間を診る傾向が強いといわれます。

カイロプラクティックのベースにある「生気論」は近年否定的に捉えられていますが、「情報(DNAも含めた)」という枠組みで考え直すとシックリくることがハンス・ドリューシュ , 米本 昌平 によって提案されています。

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カイロプラクティックも基礎医学を勉強しますが医学理論とは異なります。

カイロプラクティックは「生命に非生物にはない特別な力を認める」という生気論の考え方が根底にあります。この生気論は機械論と対立する考えとして引き合いにだされます。否定された時期もありますが、生物を情報という観点からも見る昨今、見直されつつあります。

「医学では○○の病気のメカニズムが解かった」という表現で使うメカは、機械のことです。しかし生物の細胞は常に生まれ変わっており、自己という認識さえ曖昧で流動的なものです。動的平衡という言葉で福岡伸一先生が表現されていますが、人間は機械ではないのです。

「生気論」に関しては検索してもらうと過去の科学として一蹴されることが多いようですが、紐解いていくと現代生物学にも通ずる’’生物は情報の集まり’’であることが解かれています。「生気論の歴史と理論 ハンス・ドリューシュ著、 米本 昌平訳」を参考にしていただければと思います。

このことは養老孟子先生+近藤誠先生の共著「健康生活委員会P133」にも記載がありますので、知識人の中にも認めておられる方もいらっしゃいます。

西洋医学と東洋医学の中間をゆく カイロプラクティック

カイロプラクティックは西洋医学と東洋医学の中間に位置していると言われます。

カイロプラクティックの勉強においても、最初は解剖学や生理学など基礎医学から勉強していきますが、統合的に身体が観られる運動生理学なども学んでいきます。

例えば腰痛。

西洋医学

西洋医学では腰の構造上のどこかに原因を求めます。

東洋医学

東洋医学では、経絡やつぼなど、腰と離れた部分へも刺激が加えられます。カイロプラクティックでは頚椎の検査や脚の触診、腹部の触診は日常的に行われます。

そのまんま

わたくし伊藤が考えるカイロプラクティックの一番優れていると点は、西洋医学と東洋医学の中間に位置しているところです。

この中道をいくというのは時として中途半端になるのですが、いったん冷静な目で人間全体の状態をみられるという点で細分化され過ぎた西洋医学に警笛をならすこともできますし、東洋医学の考えかただけでは解決できない問題も少なくはないからです。

そのまんまサンシャインはカイロプラクティックのなかでも「ミキサー」という立場で現代医療が必要な場合は速やかに医療機関を紹介するという立場です。

カイロプラクティックの神髄

脊椎・骨盤を中心とする骨格・筋肉系と神経系はお互いに密接な相関関係にあります。

感覚入力が正常なとき健康がもたらされ、感覚入力が異常なとき不快感、 機能異常、そして器質的変化(病気)がもたらされると考えます。 アンバランスは身体の使い方、精神的、肉体的に過度な負担をかけ 背骨の関節に不具合(サブラクセーション)をもたらすと考えます。

サブラクセーション解説ページ

この部分は議論の余地が多いにあり、ナショナル大学も方向性の議論を提唱しています。

開業医と学生は、通常、ミスアラインメントを宣伝し、カイロプラクティックの科学を受け入れる伝統的な視点の両方を支持しています。私はカイロプラクターが哲学と科学のどちらかを選ぶ必要はないことを提案します

代わりに、臨床的質問にきちんと情報を提供し、理論を推進するだけでなく、研究の結果に影響される現代の質問哲学の採用を提唱する必要がある。

Journal of Chiropractic Humanities,Volume 26, December 2019, Pages 60-74 https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1556349919300142

は、簡単にいうと古いカイロプラクティック理論に固執せず、統計的データで得られた答えを患者さんと共有したほうが、将来的に有益なのでは?という提案だと思います。

そもそも医学も発展していく過程で次々と過去の考え方を曲げて今日に至っています。新しい科学的根拠が出れば昨日まで自信をもって説明してきた医学理論も変わるのは皆さまご存じの通りです。

カイロプラクティックは部分ではなく全体をみる

カイロプラクターはからだを部分としてでなく全体からみつめます。身体全体のバランスもそうですし、睡眠覚醒サイクルなど、どこまで広げるかは個々のカイロプラクターにもよりますし、個々の患者さんのケースにもよると思います。

ですから部分的な治療というよりも全体的概念の支持者です。

なぜなら病気は全体の調和が乱れた状態と考えているからです。

ですから疾病、病気から回復する、治るという言葉ひとつとっても、調和を再びとるという状態にしていくという観点です。西洋医学的に考えると治る=正常な状態に戻るというニュアンスが強いですが、本来の意味では全く元通りには戻らないのではないでしょうか。

いままで被った痛みを受け止め、その痛みもふくめて調和させてバランスをとっていけるようになるのが現実的なのだと思います。

背骨から出ている神経の流れを正常化させる

誕生当時、偶然に難聴が治ったことがきっかけですが、D.D.パーマーは「人間のさまざまな疾病や症状は背骨の歪みから生まれるのではないか」という仮説のもと、西洋医学の理論をもとに研究を続け、カイロプラクティックの基礎が生まれました。

(カイロプラクティックの歴史のぺージへ)

先述の脊椎マニピュレーションですが、文献にのこるものだけでも紀元前500年ころから医術として内・外科双方で行われきましたが、1700年ころからは医者たちは脊椎マニピュレーションをおこなわなくなっていった歴史があります。

その後脊椎マニピュレーションは整骨師による民間療法として伝承されました。以降17世紀までは医学の伝統派であった手技に関する情報は、図書館でもみつけるのが難しくなったようです。

19世紀にはいると外科や瀉血(しゃけつ)療法で非合理的な英雄医学の因習打破をうったえる医療関係者が脊椎マニピュレーションはときより利用したり、勧めたりする程度に西洋ではなっていきます。特に西洋医学では顧みられることがなかったようだと文献に記されています。

自然治癒力が病気を治す

MRIに入る背骨
背骨と病気の関係

カイロプラクティックの創始者D.Dパーマーは背骨から出ている神経の流れを正常化させることで人が快復に向かうと考えたようですが、その根本的な力は「宇宙の叡智」「イネイトインテリジェンス」だと訴えました。

病から癒える、治るのは結局は、その人がもつ自然治癒力だとカイロプラクティックでは根本的に考えています。

いろいろな事のバランスが崩れると生体リズムが崩れ症状や病気に繋がります。

潜在的に備わる’’智慧’’が人を快復させる

ですからカイロプラクターが人を治すという考え方はしません。筋肉や背骨、骨盤の状態が良くなれば、当然症状は和らぎ、緩和され、改善します。

そうすると不眠傾向だったのが良く眠れるようになります。もともとそなわっている自然回復力が発揮しやすい状態になるのです。そして回復力が発揮されれば人間は自然治癒していくと考えます。

風邪でも、胃腸炎でも「薬は症状を抑えるだけ」、実際には「免疫力が病気を治す」といいますが、カイロプラクティックもそのような立場です。

この免疫系って誰に教わったわけでもないけど、自然に働いてくれる古代から続いているの人類の智慧です。

しかし今日ではどんな病気でも「一つの原因とそれに対する一つの治療」という理論は非現実的です。人間の病気は個性、体質、環境、民族、感情などの複雑な要因で起こります。

実際にこの世にはまだ完全な治癒は存在しないし、唯一完全無欠な療法も存在しませんから、脊椎マニピュレーションだけで治癒に向かうとは一部の狂信的なカイロプラクター以外は考えていません。

カイロプラクティックは(芸術)(科学)(哲学)で構成

科学、哲学、芸術
カイロプラクティックは科学と芸術と哲学の3要素があって成り立つ

カイロプラクティックは科学・芸術・哲学の3要素で成り立っています。この3要素の解説を2通りでしていきます。

一般的な解釈

科学

科学は文字通り解剖学や生理学、化学、構造力学など基礎医学の裏付けがあり、施術や患者さんの様態を考えるとき常に念頭において施術にあたります。

哲学

考えること。カイロプラクティックの教科書の中には「生気論」をベースに「カイロプラクティック哲学」という教義的な考え方が述べられることが多いですが、これは2代目のB.Jパーマー以降に語られているようなので創始者のD.Dパーマーは「哲学」だと伝えていたようです。

芸術

カイロプラクティックの手技が洗練されてくると芸術的な域になると言われています。

そのまんま

カイロプラクティック業務に関わる中で私自身の解釈ができるようになりましたので、おまけでそちらも書いておきます。

科学

基礎医学はもちろんですが、最近では統計的なデータも患者さんに提供します。その上で一緒に考え、選択することでより良い結果に繋がると信じています。

哲学

患者さん自身が「自分できちんと」考えること。治療院に足を運ぶとついつい「先生に任せる」という気持ちになりますが、主体は患者さん。いろいろな情報を渡しますので、自分の頭、身体を通じて考えていくことが大切です。

芸術

一番人間らしい活動です。痛みを抱えた方は前頭葉の活動が低下して、脳が委縮することが判っています。これはうつ病の方と同じ状態です。前頭葉は創造性に関連しており他の動物には無い、人間らしい活動をするための部位ですから芸術性を取り戻さないと人間らしい活動から遠のきます。

症状が改善、抑えられ、和らげられたあと快適な生活を創造していく力。これも患者さんの意思によって発揮されると考えます。

ちなみに「医学」は科学・芸術の2要素で成り立っています。

カイロプラクティックの流れ

問診表の記入

問診表の記入
問診表にご記入いただきます

インタビュー

インタビュー
問診表から気になる点をお伺いして現状を予測します

検査

検査
背骨の動きかた、柔軟性、場合によってはさまざまな尺度のチェックシートに追加記入してもらいます

施術

施術
筋肉の緩和操作から始まり、機能低下したサブラクセーションを施術します

説明・アドバイス

説明アドバイス
背骨の状況説明して必要な動きを解説します

運動・動作確認

動きの確認
回復に必要な動きの練習をして宿題が出されます

※医療機関の受診が必要だと考えられる場合は問診時、検査時にお伝えしております。

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