妊婦のカイロプラクティック・ケアは安全で効果的

妊婦さんはホルモンバランスの変化、体型の変化、で骨盤帯の痛み、腰痛、肩こりなどの筋骨格系症状を感じやすいです。

妊婦へのカイロプラクティックケアは世界中で行われており、質の高い研究においてもある程度の効果が認められています。

目次

世界中で妊婦のカイロプラクティック・ケアは行われている

日本では妊婦さんと言うとマッサージの方が遠慮したり、施術を拒むケースがあると聞きます。世界的には妊婦さんに対してカイロプラクティックのような背骨のケアや、マッサージは一般的におこなわれています。

したがって脊椎マニピュレーションやマッサージが医学的にみて効果的かどうかという比較研究も行われています。例えば2016年の研究にると

腰痛と骨盤周囲の痛みは妊娠中によく見られ、女性は一般的にマッサージ、脊椎マニピュレーション、カイロプラクティック、オステオパシーなどの補完的な手技療法を利用して症状を管理している。
今後の更なる研究が必要であるものの、10件の研究を報告する11件の記事によるメタアナリシスによると、通常のケアやリラクゼーションと比較した場合、痛みの強さに対する手技療法のプラスの効果を発見しました。

Hall H, Cramer H, Sundberg T, Ward L, Adams J, Moore C, Sibbritt D, Lauche R. The effectiveness of complementary manual therapies for pregnancy-related back and pelvic pain: A systematic review with meta-analysis. Medicine (Baltimore). 2016 Sep;95(38):e4723. doi: 10.1097/MD.0000000000004723. PMID: 27661020; PMCID: PMC5044890.

カイロプラクティックテーブルは妊娠中の方でも受けられます

カイロプラクティックが法制化されている国では、妊婦のカイロプラクティック・ケアは日常的です。

専用のテーブルがある治療院では画像のようにうつ伏せになってもお腹に負担がかからないように段差をつけて施術します。

とはいえ臨月が近い妊婦さんは横向きや仰向けで施術する場合が多いです。

妊娠期間は安定するまでは体調が大きく変化する方が多いものです。他の代替医療の先生方も妊婦さんは敬遠しがちと聞きます。

カイロプラクティックテーブルのアブドミナルセクション
カイロプラクティック専用テーブルですので、お腹の部分に負担が掛からないように変形させられます

害がある訳ではありませんが、関節を素早く動かす脊椎マニピュレーション(背骨の矯正)は無理には行いません。その場合は筋肉操作や関節をゆっくり動かしてあげることで、腰や肩の周りの症状を緩和させるよう努めます。うつ伏せが心配のようでしたら横向きで施術をしています。

お気軽にお申しつけください。カイロプラクティックは安心してご利用いただけます。

流産の心配

カウンセリングの様子
院長イトウの説明風景

実際に心配なのは胎児にダメージを与えてしまうのではないかという事だと思いますが、お腹に負担のかかる施術は行いませんし、無理な体勢での施術も行いません。

妊娠12週までにカイロケアを受ける場合に理解して欲しいこと

カイロプラクティック・ケアによって流産のリスクは高まりません。しかし妊娠初期の時期に残念にも流産してしまう事が世間にはあります。

妊娠12週までの初期流産は母体が原因ではなく赤ちゃんの問題、つまり染色体異常などでうまく成長できず流産になる場合が多いということ。

妊娠12週までにカイロプラクティックを受ける場合は、その事を十分にご理解いただいて判断してもらっています。

妊娠初期の方が、カイロプラクティックケアの後、もし流産してしまったとき、母親が「あの時カイロプラクティックが原因かも?」と考えて自分を責めてしまうようならば、特に妊娠12週目まではカイロプラクティックは避けた方がいいかもしれません。

体重増加による椎間板ヘルニアの心配は必要ない

妊娠中に腰痛になると、「腰が壊れているのでは?」「椎間板ヘルニアになっていたらどうしよう」と心配する方もいらっしゃいます。

心配はご無用です。

生活の変化による腰部筋膜群への負担、出産への不安などからくる心理的な側面などからの腰痛が多いと考えられます。

妊婦54名と非妊婦41名の 腰部椎間板をMRIで比較した結果

椎間板異常は妊婦群で53%、非妊婦群で54%
椎間板ヘルニアは妊婦群で9%、非妊婦群で10%

椎間板膨隆は両群とも44%と差がなかったことから、妊娠で体重が増加したり腰部の構造が変化することで椎間板が潰れることはなく、安全であるとこの研究では結論している。

Weinreb JC, Wolbarsht LB, Cohen JM, Brown CE, Maravilla KR. Prevalence of lumbosacral intervertebral disk abnormalities on MR images in pregnant and asymptomatic nonpregnant women. Radiology. 1989 Jan;170(1 Pt 1):125-8. doi: 10.1148/radiology.170.1.2521192. PMID: 2521192.

悩んでいないで施術をうけましょう

妊娠中に腰痛や肩こりが出てきたら、あれこれ心配したり、不快を引きずって感情的になりすぎたりしているならすぐにカイロプラクティック・ケアを受けましょう。

ご自身の感情や状態が必ず楽になります。その積み重ねが丈夫で元気な出産につながるのだと私はおもいます。

質問や心配があればいつでもお気軽にお電話ください。

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