10年ぶりに再発した顎関節症

「朝起きたら口が開きづらくなっていた」「以前痛かった時期がよみがえって不安になる」という患者さんの切実な悩みに寄り添い、スムーズに事例へと引き込む導入文です。

「今朝起きたら、急に口が開きづらくなっている……」 「以前のように、またしばらく痛い時期が続くのだろうか」

10年ぶりに顎関節症が再発し、喋る時にも右頬あたりに痛みが出てお困りではありませんか?

目次

10年ぶりに再発した顎関節症の40代女性・ヨガインストラクターのケース

当院に訪れた40代のヨガ・インストラクターのケースを通して、狭義の顎関節そのものではなく「頬筋の筋緊張・筋硬結」に着目したカイロプラクティックのアプローチが、どのように初回の改善へとつながったのかを解説します。

以前にも顎関節症で整体院にお世話になった背景

頭蓋のよこからのイメージ
顎関節症を理解する

顎関節症と一言で言っても患者さんの状態はさまざまです。筋骨格系が原因であることも多く、その場合カイロプラクティックの施術で改善に向かいます。

どのような状況であったか見ていきましょう。

  • 昨日硬いものを咀嚼していた時に違和感があり、今朝起きたら口が開きづらくなっていた
  • 喋る時に頬のあたりに痛みが出て不便
  • 前のように暫く痛い時期がつづくと不安になる
そのまんま

カイロプラクティックを訪れる前に、西洋医学も含めたいろいろな療法を経験されていると、こちらもご説明しやすいです。
最近ではカイロプラクティックのような徒手療法のエビデンスも出てきています。

検査結果と「カイロプラクティックの見立て」

開口時の状態と頬筋の筋硬結

  • 開口時の関節音は特にない
  • 開口時1横指半くらいで右頬あたりに痛みが出る
  • 動的手技での確認において顎関節自体の運動の左右差はさほど感じない
  • 右頬筋に筋硬結があり、それが痛みの発生源であることを確認

狭義の顎関節症ではなく、頬筋の緊張に着目する理由

狭義での顎関節症ではなく、右の頬筋の筋緊張、筋硬結からくる広義の顎関節症ではないかと考えた。エビデンスにもあるように多くの顎関節症では、顎回りの筋肉操作が必要です。

実際の施術アプローチ

  • 右頬筋の硬結に対してスライドを加えた軟部組織テクニック
  • 顎関節自体の自動運動の補助
  • 頭蓋可動性の確認と施術
  • 背骨全体(フルスパイン)で治療

これらの筋操作をまだ行っていない顎関節症患者さんがあれば、是非お近くの整体やカイロプラクティックに脚を運んでみてください。もし各治療院の施術がしっくりこないようであれば、数件回ってみる、当院に相談するなど、具体策を探してください。

初回の施術結果と変化

結果的には十分な頬筋へのアプローチ、頭蓋全体のバランスを整えることで症状は初回の来院で大幅に改善しました。

術者コメント:日常の癖とカイロプラクティックの役割

顎関節症と一般的に読んでいる顎回りの不快症状の多くは狭義での顎関節の問題そのもので起きていません。

勿論顎関節そのものの変形により症状が出ているケースもありますが、本症例はそのようなものではありません。

左右の頬の筋肉の張り具合の差が著しくなり、片方が痛みを出していた状況です。頬の筋肉の状態で顎周辺に症状が出る事は良くあります。

歯科や口腔外科ですとマウスピースという対処法が先ず行われることが多いですがカイロプラクティックでは筋骨格系の調整をすることで左右の使い方のアンバランスを調整していきます。

そのまんま

普段の顎回りの使い方の癖の結果で症状になっていることが多いです。顎関節周囲の症状をお持ちの方の一つの参考になれば幸いです。

 

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