available time 予約可能時間 ※aft = after anytime you want
every Wednesday are regular day-off
24㈮Full booking
25㈯aft.17:30
26㈰空き時間
27㈪10-16:30
28㈫10-13:30 aft.16:30~
29㈬regular day-off
※混雑時更新ができていない場合はご容赦ください。子育て中で変則的に早じまいすることがあります。
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このページはカイロプラクティックでの症例を解説しながら両足にある痺れの対応方法を考えるページです。西洋医学とは違うアプローチを考えている方の参考になれば幸いです。
腰痛や脚への痺れは排尿障害などが無ければ基本的には2.3か月間は保存療法を行うことが世界的な基準になります。
保存療法は薬物療法、鍼灸、マッサージ、カイロプラクティックなどの非手術的なアプローチです。
本症例は40代男性で、過去に3回動けなくなるような腰痛の経験がある方
ハムストリングから脹脛部への痺れもあり、腰椎の問題やヘルニアの問題を心配されている方も多い。
状態、考えられる状況を解説し、エビデンスを照らし合わせ、ご自身でも考えられるように書いてあります。
カイロプラクティック仮説診断:
バックラインの緊張を伴った腰椎サブラクセーション
脚に痺れはMRIやレントゲンによる検査を考えがちですが、実際に画像診断が必要なケースは少ない。長年の統計学的な調査で画像診断は必要性が少ないことが判っている。
逆にカイロプラクティックのような保存療法による神経根症状への検査も精度は高くはない。今わかる範囲で保存療法のできることを模索します。
保存療法の中では有名な著書「アナトミートレイン」は筋膜のつながりを考えて施術するための概念ですが足の痺れにも有用です。
筋膜の繋がりで症状を考えます。解剖学的には筋膜は自動収縮をするそうです。
これらの筋膜の収縮は中長期的に関節や筋肉といった人体組織の拘縮を促すと考えられています。バックラインの緊張を和らげると腰部から下肢へも影響があると言えます。
筋膜の自動収縮は数日から数か月で組織の拘縮や運動神経の協調に影響を与える可能性あり。
筋線維芽細胞の筋膜内存在がこれらの組織の剛性を変えることを可能にする。この収縮組織の挙動は、いくつかの病理学的線維性拘縮で発生するだけでなく、正常な筋膜でも起こる。
Schleip R, Klingler W. Active contractile properties of fascia. Clin Anat. 2019 Oct;32(7):891-895. doi: 10.1002/ca.23391. Epub 2019 May 2. PMID: 31012158.
施術後に前屈をしたら問題なく前屈できた。
恐怖心もとれました。 そして、じわっとした両脚の痺れ感もなくなった。 また頃合いをみて電話します 。
最後に前屈をしてもらった時に「あれ?なくなっちゃった」というコメントが印象的でした。この方のように過去に1度腰痛になると統計上は8割以上の方が腰痛の再発を経験します。
臨床経験上は再発防止の運動を辞めてしまい、数年すると再発している印象です。
バックラインは足先から背中を通って額まで繋がっている筋膜のライン。単に痛みをとるだけというようりは、将来的なことも考慮して、前屈系のストレッチは行っておいて損はないです。
この方が初回で症状が取れた理由は、①ストレスフルな状況ではないこと
②運動習慣がしっかりあった(週に180分のrun)
③痛みの程度が大きくなかった
急性あるいは亜急性腰痛に対する脊椎マニピュレーションは、他の治療法に比べて短期間で疼痛および活動障害の改善、ならびに患者の満足度という点でより高い効果が得られる(★★★)。http://amzn.to/Hk8veA
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2017年のアメリカの論文でも「背骨の矯正、アドバイス、家での運動療法」の組み合わせは高めの評価で腰痛治療の評価が出ています。
(Noninvasive Treatments for Low Back Pain,2017 Sep) https://www.aafp.org/afp/2017/0901/p324.html
カイロプラクティックは日本では保険適応にならないので薬物療法で効果が無かった方からのご相談も多いです。
リハビリテーションも含めますので、再発防止も含めて、腰痛と前向きに向き合っていきたい方はご連絡ください。