産業医に鬱と診断をうけた後のカイロプラクティック

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身体の痛みと鬱は大いに関係があります

状況にもよるのですが抑鬱状態や不安と体の痛みは関係しています。

あまりに落ち込みが大きい場合は施術をしてもなかなか回復に向かいません。
これは脳の状態が低下していて前向きになれないと、どうしても身体の痛みとしてご自身の苦しい状況を表現するからです。

■WHOのデータから5大陸14ヵ国のプライマリケアを受診した25,916名の患者を抽出して行なった身体症状と気分の落ち込みに関する国際的研究によれば、気分の落ち込み患者の69%が主訴として筋骨格系などの身体症状を訴えていたことが判明。

Gureje O, Von Korff M, Simon GE, Gater R. Persistent pain and well-being: a World Health Organization Study in Primary Care. JAMA. 1998 Jul 8;280(2):147-51. doi: 10.1001/jama.280.2.147. Erratum in: JAMA 1998 Oct 7;280(13):1142. PMID: 9669787.

その時々で対応の仕方は違うのですが、社会的にどうしても苦しい時は思い切って産業医に相談してみることも必要かもしれません。

本来は家族や地域で支えあうことで、半年ほどで回復していくものです。大切なのはお薬に頼り過ぎないことだと思います。

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強い肩こりと頭痛を訴える(ケース)

品川区西大井在住の男性、東京に転勤してきて約半年

  • 肩・首痛がある
  • 5年前までは週に1.2回のランニング習慣があったが今は運動していない
  • 歩いたり、走ったりすると腰の痛みが増す
  • 背景に抑うつ感があるが訴えたの4数回目の来院時

来院時の状態:腰部はヘルニアの診断歴有

  • 7年前にヘルニアの診断を受けている
  • 疼痛図では首、肩、背中と広範囲にピキンとした痛み
  • 筋肉がつるような、刺すような、痺れるような痛みが各所にある
  • ランニングを試みるものの辛くて走れない

検査:明らかな首、腰の可動制

  • 可動域の制限が右側屈、左回旋にある(首)
  • 肌のつや、張りは悪くない
  • 柔軟性の低下が気になる
  • 初回来院時から手あての後の反応は悪くないが数日でもとに戻ってしまう
  • 4回目の治療後に抑うつ状態の懸念が浮上したので再確認→「かなりのストレス状態にある」
  • ご本人の判断で産業医に相談して休職をすることに

なかなか初めての来院時から見ず知らずの人に詳しい状況を話せというほうが難しいものです。2回3回と来院を重ねる内に、話してもいいかなと話してくださる方も少なくありません。私はそれでいいと思います。

大丈夫ですよ、と背中を押してるうちに「話してみようかな」という気になってくだされば私の役目は果たされたとも言えますから。

ご感想

相談者
相談者

おもいきって休職して良かったです肩こりや腰痛が心理的なものからも起こるとは考えてもいませんでした心療内科でもらっていたお薬も半年で服用しなくても生活できるようになりました この半年間が回復に必要な期間で、カイロプラクティックが無くても薬が必要なくなってたかもしれませんが、方向性を変えてくれたとは確かです。

院長コメント:心身一如

カウンセリングの様子

何度かカイロ治療をして普通に回復傾向に向かわない場合は社会的な要因、心理的な要因が背景に隠れている場合が多いものです。イエローフラッグやブラックフラッグと呼ばれる社会的な因子です。

これらのことはWHOの調査でも明らかにされていて、われわれアジア人は抑うつ状態を身体の痛みとして表現するケースが70%以上です。

双方のメリットを活かして

カイロプラクティックと医学では考え方の方向性が違います。どちらが優れているということではありませんが、結果的に相談者にとって有益であればそれが最善です。

本症例では心療内科にも通いつつ、カイロケアも行うというチョイスを相談者自身がおこない、健康をとりもどしていった症例です。筋骨格系や内臓の状態も抑うつ状態に大きく影響します。日々の生活が楽しくない方はカイロプラクティックも選択肢の一つとしてお考えください。

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