available time 予約可能時間
※aft = afer anytime you want
9㈪10.11 13:30~17:00 20.
10㈫10.13~18:30
11㈬定休日
12㈭10-12:30 15:30 aft.18:30~
13㈮11:30~17:00
14㈯12~16 aft.18:30~
15㈰10 12-13・16~
※混雑時更新ができていない場合はご容赦ください。子育て中で変則的に早じまいすることがあります。
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このページではカイロプラクティックの症例を通して、引っ越しに関わりそうな腰痛の情報をお伝えできればと思います。参考にしてみてください。
とうことで引っ越し業30代男性がご相談にいらっしゃいました。
カイロプラクティックのような代替医療は初めてということで
「骨盤などの歪みがあるのかも知りたい」
繰り返す腰痛に多いのは「腰が壊れている」「爆弾を腰に抱えている」という信念を持っている方が多い。
相談者も「腰の構造が壊れているという信念」がありました。なるべく正確な情報を得られるようにしましょう。
1週間経っても痛みが引いてこないのは確かに不安です。
では実際に検査で分かったことと対策を見ていきましょう。
西洋医学では非特異的腰痛と診断されるでしょう。カイロプラクティックは機能性を評価するので、仙腸関節と股関節が上手く使えていない状態であると判断しました。
実際に痛みを出していたのは腰部の起立筋の緊張でした。その起立筋の緊張が何故起こるのかは股関節が上手く使えていないから。
非特異的腰痛の評価に股関節可動域の評価を加えるべきという2015年レビュー
腰の可動域障害は、腰痛症状の発症における機械的要因の1つとして提案されている。限られた範囲の股関節回転が、代償的な腰椎運動ををもたらすという仮説がある。この研究は質の高い12件の文献をレビュー。
Sadeghisani M, Manshadi FD, Kalantari KK, et al. Correlation between Hip Rotation Range-of-Motion Impairment and Low Back Pain. A Literature Review. Ortop Traumatol Rehabil. 2015;17(5):
結論:非特異的腰痛の評価に股関節可動域の評価を加えるべき
初回のカイロプラクティックで腰の痛みが完全になくなったため、メンテナンスの必要性だけをお伝えして次回の予約はとらずに帰られました。
カイロは初めてで、こんなに効果的だとは!1週間あった痛みなので不思議なくらいです。時よりメンテナンスをお願いしようと思います。
肉体労働をなさっている方の回復は驚くほど早い時も多いです。まだ年齢的にもお若いということも、勿論幸いしています。
このような股関節が使えていない状況が長くつづけば、その状態に適応していきますので股関節が硬直した身体になっていきますから注意が必要です。
被験者40名と小規模での研究ですが、さまざまな方向での股関節硬直が腰痛と相関していた。
Zafereo J, Devanna R, Mulligan E, Wang-Price S. Hip stiffness patterns in lumbar flexion- or extension-based movement syndromes. Arch Phys Med Rehabil. 2015
本症例は発症して1週間経過していたので、初回からアジャストメントをしっかりと行うことができました。
マッサージでは良くならなかったことなど、骨盤の機能障害からの痛みが顕著に表れていた例といえます。
身体の動きに関しては、まだ我々カイロプラクターが目視や触診によって判断していますが、将来的にはウェアラブルデバイスで細かい部分の動きまで、運動べつでモニタリングできる時代が来るようです。
歩行に関して脊椎周辺に装着したセンサーで評価された研究の系統的レビューです。
Papi E, Koh WS, McGregor AH. Wearable technology for spine movement assessment: A systematic review. J Biomech. 2017
結果:主に、角度、動きの範囲、角速度、関節のモーメントと力を含む、腰椎セグメントと矢状面に関連して報告されている。
簡単に解説すると、おもには股関節の屈曲の動きと、腰の関節の動きが関連しているという報告です。
カイロプラクティックでは身体全体の機能が連動して動いているかも確認します。この症例のように股関節が使えていない結果、骨盤や背中に負担がかかるケースも多いです。
引っ越し業や運送業の方々が急性腰痛になる可能性は、他の業種よりもやや高いですが数パーセント程度です。
最近の研究では適切なケアと、腰痛に関する考え方を変えていくことで、発生頻度や発症時の痛みのレベルを低い値で抑えることが出来ると言われています。
可能ならば痛みが無くなっても4回ほど再来することをおススメしています。再発生させないように集学的なリハビリテーションいます。