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姿勢が悪いのでカイロプラクティックに相談したいという方、親御さんは少なくありません。どれくらいを目安に通院したら良いのか、どれくらいの改善が見込めるかなど、エビデンスを参照しながら考えていきましょう。
「カイロプラクティックによる手あてで姿勢は良くなるか」という質問を良く受けます。とくに小学生のお子さんがいる母親からの質問が多いです。
カイロプラクティックは人間全体を診ますから、何かしらの手助け、アドヴァイスを行うことはできます。
ただし安易に考えて、背骨を「ボキッ」 とすれば、魔法の様に姿勢が改善するわけではありません。
小児集団のための手技療法:系統的レビュー
結果:同定された小児に関する3563件の論文のうち、165件のフルアーティクルがスクリーニングされ、50件の研究が組み入れ基準を満たしていた。
26件の論文が先行研究に含まれており、24件の研究が新たに確認された。
18件の研究が高品質であると判断された。
評価された条件は以下の通り:注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症、喘息、脳性麻痺、内反足、便秘、頭蓋骨の非対称性、立方骨トンネル症候群(手の痺れ)、頭痛、乳児疝痛、腰痛、閉塞性無呼吸、中耳炎、小児の排泄機能障害、小児夜尿症、姿勢の非対称性、早産児、引きつった肘、最適でない乳児の母乳育児、脊柱管狭窄症、最適でない乳児の母乳育児、顎関節機能障害、斜頸、および上部頸椎機能障害。腰痛や頭痛などの筋骨格系の症状は7件の研究で評価された。20件の研究で有害事象が報告されましたが、その重症度は軽度から中等度で一過性のものでした。
Parnell Prevost C, Gleberzon B, Carleo B, Anderson K, Cark M, Pohlman KA. Manual therapy for the pediatric population: a systematic review. BMC Complement Altern Med. 2019 Mar 13;19(1):60. doi: 10.1186/s12906-019-2447-2. PMID: 30866915; PMCID: PMC6417069.
ポイントを押さえていけば、少しずつ改善していきますのでご安心ください。良い姿勢を維持しようとしても初めのうちはつらいものです。神経系は繰り返して行われる動作に対して約六か月で、その動作を覚えていきます。
まずは自分の姿勢が崩れているという意識を養っていくことです。姿勢が崩れた時にすぐに気づける観察力が身につけばしめたもの。
焦らず取り組みましょう。
小学生がカイロプラクティック治療を活かして姿勢改善を行うことがある。
親御さんの判断で受診するのですが、多くの場合腰や首などに痛みを抱えています。
親が知っている場合もあれば知らない場合もあります。
首をいつも窮屈そうにしている、問診で聴いてみたら実は腰が痛かったなどなど最近の小学生はどこかしら痛いようです。
触診してみると患部は筋肉が張っている事が多い。いつも感じるのですが、小学生は驚くほど回復が早い。この仕事をやっていて良かったと思える事の一つです。
お年を召された方と比べると、まさに魔法のような回復力なのです。
そして姿勢を改善していきます。当院では運動療法を行うのですが小学生は憶えるのが早い。スポンジのような吸収力です。
もしこのブログをお読みになった親御さんがいらしてお子さんの姿勢が気になる方がいたら早めの受診をお勧めします。中学生、高校生になると忙しくなってきますから。
私も以前は効果に疑問を感じていた姿勢矯正ベルト。デスクワークの方で肩こりに悩んでいるなら一度使ってみる価値はあると今は思います。姿勢を意識せざるを得ないので結果的に肩こりが減り、臨床上も肩回りの筋肉の緊張がとれていました。
姿勢には2種類あって「体の構え方」posture と「物事に対する心の持ち方や行動の仕方」 attitude があります。
相談者は当然 posture に関する相談ですが、往往にして attitudeが良くない事が多いです。基本的な受け答えができない、時間が守れない等、心の持ち方も姿勢と関係しているように私は考えています。
以前日本カイロプラクターズ協会のシンポジウムで、日本TFT協会理事長 森川綾女先生にお越しいただき、TFTという心理療法の講演をしてくださいました。
内容の一部に「迷いがある人はフラフラしている感じがする」という部分があったので、私は質疑応答で 「姿勢がフラフラしているのか?生き方がフラフラしているのか?」とご質問したところ「両方かな」とお答えになられました。
姿勢が定まっていないと、いろいろな迷いが生じやすいのだと思います。
姿勢というのは、綺麗な姿勢の方が少ないように、簡単に姿勢が良くなるわけではありません。良い姿勢の代表としてバレリーナの方々が上げられますが、彼らがどれくらい厳しい訓練をして綺麗な姿勢を獲得しているかを考えてみればわかります。
一つ言えることあは、カイロプラクティック・ケアを受けることで、力まずに良い姿勢をとるアプローチができるということです。背中の張り、凝り、重さ、硬さという主観は必ずとれてきますので、いつもより楽に、過ごせるからです。
姿勢に正解はないので時間をかけて取り組みましょう。最大限のアドバイスをしていきます。