うつ病は脳の炎症が原因について考える

2021年1月15日

脳の炎症? 全身の慢性炎症?

鬱病の原因が「脳の炎症」にあるという書籍があり、一読してみました。鬱病に興味のある私にとっては面白い内容でした。(随分前に読んだので忘れてしまっていますが…)

炎症だけが原因なのか、どうなのか…

わたくし個人的には、鬱病と腰痛の関連性について考えているので、脳だけが微細な炎症しているのか、慢性腰痛のように全身性に微細な炎症があるのかが気になっているところです。

先輩の勧めで

近年 カイロプラクティック若槻先輩のウェビナーで、ブレインフォグ「脳の霧」という言葉を講義で聞き、Why isn’t my brain working とう本をkindleで聴いているのですが、まだ途中で(しかも英語力が低いので)何となくしかお伝えできないのですが、いわゆる脳の炎症というのは、ブレインフォグのことを言っているのかなあ… 話しているレベルが高度で、理解しきれません…

Why isn’t my brain working

内分泌ホルモン系と神経系、消化器系、免疫系、睡眠すべてが関連するという。まあ人間の活動は全てが関連しているのであたり前と言えばあたり前だけど、なんだか詳しく書いてある。

栄養学がとりあえず大事だそうです。これは鬱病に限ったことではないのですが、症状が鬱病に似ているのですが、アルツハイマー、認知症や匂いが判らない、色の違いなどが判りづらいなど認知機能の低下があるというのです。

いわゆる砂糖や、フライドポテトなど身体に悪いといわれる食事は避け、瞑想などを続けることで、神経系の負の連鎖が減ってきて、電話番号などの短期記憶力がとりあえず回復していくそうです。

ブレインフォグが長期化してくると神経系が劣化して、身体活動の低下で心臓血管系疾患のリスクも結果的にあがるそうです。疲れ、脳の疲労、身体的疲労、映画の眩しい画面にも直ぐに疲労するのだとか。

脳の「霧」は、肥満細胞(MC)から放出されるアディポサイトカインやヒスタミンなどの炎症性分子がミクログリアの活性化をさらに刺激し、限局性の脳の炎症を引き起こす原因である可能性があります。最近のレビューでは、神経精神病および神経変性疾患の治療に天然フラボノイドを使用する可能性について説明しています

Theoharides TC, Stewart JM, Hatziagelaki E, Kolaitis G. Brain “fog," inflammation and obesity: key aspects of neuropsychiatric disorders improved by luteolin. Front Neurosci. 2015 Jul 3;9:225. doi: 10.3389/fnins.2015.00225. PMID: 26190965; PMCID: PMC4490655.

まだ確実なことは言えないのですが、フラボノイドを食事から摂るようにするのも大切かもしれません。これだけ炎症の可能性が指摘されているので、今後の研究に期待したいところです。

個人的にはこれらの炎症が、本当に局所的に起こっているのか、全身性に起こっているのかが気になります。

それはそうと、私自身も、臨床で栄養の事を専門的に語れるように勉強していく必要を感じています。一般的なことは言えるのですが、一通り勉強しないとですね。

この本が気になるから、近いうちに読んでみよう

2021年1月15日追記です。宮坂昌之先生の「免疫と病の科学」読みました。内容がみっちりで読み進めるのに時間がかかってしまい、最後は飛ばし読み。

重要な「慢性炎症と鬱」のパートは、結論として鬱は複合的な要因が絡み合って発症していることが考えられるので、現段階で慢性炎症だけが原因とは言えない、というのが専門家のご意見でした。

それで本書は、慢性炎症がアトピーやら癌やら、糖尿やらあらゆる疾患の背景にあり、各疾患にたいする炎症を抑えるアプローチや仕組みが非常に詳しく書かれているのですが、一般的な日常生活で慢性炎症を発症させないために意識するのは

やはり 充分な睡眠、定期的な運動、バランスのとれた食事、という王道になります。慢性炎症状態にならないようにするしかないです。ですから医学的な研究は、病態が進んでしまった方への対照法ということになっているようです。