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大学病院でも原因不明だった偏頭痛と歯の痛み

事務職をやられている50代女性の頭痛と歯の痛み

カイロプラクティックそのまんまサンシャインに来るまでの経過

右 頭頂部の頭痛が8年くらい前から始まっている。 今年に入り左上の歯茎の痛みがあり歯科に通っているが特に異常が見つからない。
つまり歯茎の炎症などはない、歯槽膿漏、虫歯もない。

原因がわからないということで、現在大学病院、歯科、ペインクリニックに通って検査をしている。

左側の頭頂部も鈍痛が起こり始めている。 

頭痛の状況

ふだんから頭頂部のいたみはかんじていて、ごじしんで頭をおさえたり、こすっている。ひどい頭痛は月に1回ぐらい発生している。 長く症状があるので生活の質も落ちてしまい、ここ数ヶ月は右側の頭痛が起こるのにきょうふ感があり気分も鬱っぽくなってしまう。

ひどい頭痛が起きると二日くらいでゆっくりおさまっていくという のが何年か続いたが、最近は2日半や3日ぐらいかかって頭痛が治っていく傾向にある。

問題なのは頭痛が始まると鬱っぽくなってしまって気分がダウンするのと QOL が低下して仕事がやりにくい手がつかなくなってしまうと訴える。 

実際に記入していただいた図

記入していただいた症状の様子

いつも首が痛くなってから頭痛が出る夕方から頭痛が出ることが多く、目が辛くなって 次の日には頭頂部の頭痛が顕著になって仕事に差し支えがある。

ここ2ヶ月は左奥歯上の歯が痛くなる。歯茎の症状の出る前に左の肩こりもあっていつも肩を揉んでいる状態 

頭蓋仙骨療法を数回受けている

もともとマッサージなどははあまり受けたことがなくて、以前にこの頭痛のために「頭蓋仙骨療法」を受けた時に、 側頭骨が膨張していてそれが頭痛の原因であると説明を受けている。

カイロプラクティック自体は10年以上前に腰痛で受けたことがある。 先月歯科医でマウスピースを作ってもらって1ヶ月間夜寝る時に装着しているが、特に効果は感じられない。 何とかしてほしいとい。

初診時の備考

備考としては、 睡眠時間が6時間ぐらいで浅い眠りになっている。これは以前は気にならなかった周囲の音とかが気になって目が覚めてしまったり、眠れなくなってしまうような状態 が数か月つづいている。

 

簡単なストレッチやヨガを1時5分ぐらい行なっている。 

カイロプラクティックそのまんまサンシャインの見立て

お話をお伺いしているとズキンズキンするようなご本人がおっしゃるような偏頭痛というものではないように思いました。

触って確認すると頭皮全体がつっぱったような張り感がありましたので、膜組織のあそびの低下がげんいんで膜組織じたいにそんざいする自由神経終末がはつどうして痛みをだしているのではないかと考えました。

このあたりは最近の筋膜の研究でわかってきていることなので教科書的なせつめいでは理解しづらいところだとおもいます。とうぜんレントゲンにもうつりませんし炎症反応もでません。

また重くなるような頭痛ということなので、首からの筋肉性の頭痛も関連しているように考えました。

触って検査をしたところ頭頂部を触ると歯茎に向けて関連痛が出る。これは歯科でも歯茎を押さえた時にも痛みが出ていることから何らかの関連性が考えられるが、中枢性の感作がおきていると判断し、どこを押しても痛いという状態だったと考えられます。

側頭部を押しても若干弱めではあるが関連痛が出ている。後頭下筋群においても頭全体の痛みが誘発されるような状態です。

いずれにせよ初回のときは痛みに敏感になっているじょうたいなのでさまざまな部分で痛みを誘発しました。 

頭痛によくある頚椎からの関節性の頭痛なのか疑いましたが、検査からは確認できませんでした。

簡単に触診や動的触診のスクリーニングを行った際にもかなり痛みを強く訴えられるので(通常なら心地よされる検査)かなり痛みに敏感になっている状態であることが予測されました。

さまざまな部位で歯茎に痛みが誘発されるので、中枢性の感作がおきていることが疑われました。

ず骸骨の下の皮膚や膜組織に遊びがすくなく突っ張っている感じがある

施術としては骨盤から左の肋骨第一、肋骨、胸椎の 右3番 のアジャストメント。あとは丁寧な筋肉操作と 、右6番頚椎 左3番頚椎 の操作を行いました。 施術後はかなり体が軽くなって血液が回り始めたというようなことをおっしゃってました。

あと目立ったのは皮膚のつっぱり感。これは皮膚と脂肪や頭頂部の軟部組織 の癒着が考えられます。軽くこするだけで痛い痛いとおっしゃっていました。

宿題として4方向のストレッチを最低でも1日3回おこなう。この簡単なストレッチも大学病院ではプリントを渡されるだけなので、具体的なやり方が理解できず行っていなかったということです。

現状の医療システムでは難しいのでしょう。

2回目の施術で判ったこと

12日後のご予約で、肩こり、頭頂部の痛み歯茎の痛み全体的な症状が和らぎ安心したご様子でした。首を回すと肩まで痛かった状態がなくなっており、頭頂部の痛みもいくぶんラクになったとおっしゃいました。

改善した状態であらためて触診をしていくと、頭頂部の1点に痛みの中心があるのと、歯茎の痛み咬筋のトリガーポイントであることが明確になりました。

大学では初回に仮設診断をたててそれに沿って計画的にカイロプラクティックケアを行うのが通例ですが、臨床を通じてみえてきたことは、さわっている筋より深いところをに次の問題や、新たな問題が潜んでいたり、見ていたものが、2次的なもの、3次的なもので起きている可能性が高いということです。

身体の状態は刻一刻と変化するものだと私は考えますので、あらたな原因と思われる部位や状態が施術を重ねるうえで見えてくることはよくあると私は思います。

咬筋の説明

咬筋のTRPからの歯茎への関連痛

自己判断による管理のむつかしさ

この方は費用の面から週に1度の来院が難しいということで、2.3週に一度の来院スパンをとったため、後半や月経時に症状がいったんぶり返すという状態でした。歯の痛みはなく、頭痛を感じたということでしたが、全体的な「痛み体験」は低下しており、生活に支障が出るほどの痛みは感じていないとのことで確認がとれています。

実質所得が下がり続ける社会的状況もあって週に1度の来院も困難な方が増えています。自己管理ができるようにストレッチやセルフケアの方法を丁寧にご指導して差し上げるのですが、何事も限界があります。

自己判断で来院スパンを伸ばしたい方はご容赦ください。

大学病院で判らないことが、なぜカイロプラクティックで判るのか

ポイントとしては大学病院でも原因不明であって病院側の説明では「原因不明の痛みがあることが多い」とのことです。

カイロプラクティックのような代替医療の世界で言われるのは「最近のお医者さんは触診をしなくなった」ということです。一説によると昔のお医者様は触診と打腱器だけで病気を探ったそうです。

このような患者さんの状態は代替医療の側からすると、単純にそこの機能が低下していたり、組織が硬くなってるのが原因だと考えます。

お困りの方がいらっしゃればお気軽にご相談いただければと思います。

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