available time 予約可能時間 ※aft = after anytime you want
every Wednesday are regular day-off
6㈬regular day-off
7㈭11:30~15:30
8㈮10~14:30
9㈯10~12:00 aft.18~
10㈰14:50
11㈪10~11:30 14:00~18:00
12㈫10-17
※混雑時更新ができていない場合はご容赦ください。子育て中で変則的に早じまいすることがあります。
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セカンドオピニオンでカイロプラクティックを選択した男性の症例です。
過敏性腸症候群の診断が出ている方で、思うように回復しない方の参考になれば幸いです。
あくまでも症例報告ですから、エビデンスのレベルとしては低いですが、参考になる方が居るかもしれません。
病状は、3.4年前から3か月毎に腰が痺れて下痢の症状になる。いつもは病院で薬を処方してもらい暫くすると回復するのだが、今回も病院へ行ったが2か月下痢の間症状が続いていてセカンドオピニオンも含めてカイロプラクティックを受診。
以前にも一度あったが今回の症状はこれまでで一番長く続いている。
潰瘍性ではなく、大腸炎で既に病院での治療を受けられている上での受診なので、こちらも安心して対応できました。
まずカイロプラクティックは身体の機能(働き)を中心に考えていきます。
身体の機能は、「入力」があって「出力」という反応があると考えます。
(安全ピンサイクルの説明へ)例えば「皮膚をつねる」という入力が脳に伝わると「飛び上がる」という出力がある、というような感じです。
この男性の場合、お薬を服用しても症状が治まってこない場合は、何かしらの入力があって「そのように働いている=下痢という出力がある」と考えます。
基本的なお薬で回復に向かっていないのならば、病理的な問題ではなく機能的な問題なのではないか?と考えます。
カイロプラクティックは手で施術をする代替医療(医療の代わりになるもの)です。
できることは限られますが、健康のアドバイスのプロフェッショナルです。
健康のバケツでよく説明をするのですが、中に入っている水を健康に例えます。残念ながら水に穴があいていて、健康(水)が不足すると症状が出る、さらに減ると病気になる、そして健康(水)が枯渇すると死亡するというコンセプトです。
お見受けする限り、「運動不足、夏場でエアコンで冷えている、背骨、腹部の運動機能が低下している」等が考えられました。
またパキシルを10年服用していることから基本的には不安や抑鬱を抱えていらっしゃるようです。パキシル自体の副作用は
といったものがあるようなので、下痢という副作用が表れたのかもしれません。(それも作用なのですが…)。
あくまでもカイロプラクティック的な健康観でのお話ですが、いままではパキシル服用下の中でなんとか悪化と緩解を繰り返しやり繰りしてきたが、
「体力低下とともに薬だけでは最低基準の健康と呼べる状態まで戻らないくらいバケツの水が減ってきた」
と言えます。
下腹部(骨格筋)や腸(平滑筋)も平滑筋という筋肉で出来ています。
硬くなって動かない筋肉は血流も悪く機能的ではありません。ご本人にとっては普通なのですが、多くの方のお腹を触っている施術かにとっては極めて「硬いお腹」だとはっきり分かるくらい腹部全体が硬かったです。
柔軟性がない腹部をマニピュレーションしていく必要性がありました。
当然ですがカイロプラクティックが過敏性腸症候群に有用という質の高いエビデンスはないです。
私も有用であると言うつもりはないのですが、医療機関の対応で回復で満足いく結果が得られない場合は本症例に限らず一度代替医療(だいたいいりょう)に診てもらうことも一方法であります。
一生懸命手あてをして、ストレスとともに向き合い、持っている知識を共有し、生活習慣を改善することで回復に向かう症例も多くございます。
たまたま回復する過程でカイロプラクティックがあっただけかも知れませんが、少しだけ相談者のお役に立てたのではないかと考えています。