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むち打ちを20代で2回経験しているダンサー
マイオセラピーの症例になります
10年以上前に経験している過去のむち打ちや、事故、骨折に関連ある部分が10年、20年の時を経て重い症状として表在化してくることは良くあります。時には腕への痺れを伴うこともあります。
若い時は何となく過ごせて、痛みも軽くなるとしっかりとしたリハビリは行わなくなるものです。
若い時の治療費用というのは相当高く感じるものですが、早い段階でケアをしっかり行ったほうが得策です。
理由は10年、20年経過した筋肉というのは相当硬化しているものですし、完全に取り除くのは不可能になるからです。
首の痛みが酷くて、どうにかしたい
マイオセラピーという変わった療法があると聞いて来院
- むち打ちを2回経験している
- スタジオ経営で忙しく、眠る時間を削っている
- ダンス仲間からマイオセラピーという新しい療法があると聞いて来院
来院時の状態:症状は20年間ある
- 20年間、首痛に悩まされている
- 首が痛くて踊りに集中できないこともある
症状を完全に取っていくのは諦めているが、少しでも楽になればとおもい友人に紹介してもらい来院
検査と施術
肩甲骨周囲の筋肉の緊張
- 脇の下の筋肉の緊張があるのでゆっくりリリースする
- 鎖骨の動きを検査して、動きをつける
- 家でできるエクササイズをお伝えする
- 3回目の来院でマイオセラピーをお勧めする
マイオセラピーの後は首の筋肉が解れすぎてターンが決まらなくなる。
ダンサーに良くある懸念ですが、一時的にターンが決まりづらくなるかもしれないということをお伝えしています。それは振動療法を受けることにより症状があった場所の筋膜が緩むことで身体全体のバランスが変わるからです。
公演前などはセンシティブになって心配なさるのですが、今まで公演の時に悪い結果になったということは聞いたことがありません。
ダンサーでこれから施術を検討している方は覚えておかれるといいでしょう。
ご感想:満足度は高い
すぐには回復しないだろうが、回復の兆しが初回から感じられたのが良かった。ターンが決まらなくなったときは焦ったが、修正ができた。
指が入らないくらい硬くても大丈夫
当初カイロでの対応をしていましたが、途中からマイオセラピーがご希望に添えると考えお勧めしました。
他の治療院では指が入らないと良く言われるそうですが、マイオセラピーはその数段上をいく深さまで押していきますから、どこにいっても満足いかない方にはお勧めです。
ターンが決まらなくなることについて
身体は全身の筋肉でバランスをとっています。ある筋肉の緊張が緩むと他の部位にも影響がでます。
今まで首の筋緊張がある状態でターンをしていたので、首の筋緊張がなくなると全体のバランスに変化があります。
マイオセラピーを受けると、とても大きな変化があるために、戸惑うことも当初はあるのですが、何も問題はおこりませんからご安心ください。本症例のダンスの先生も1か月後の公演では完璧な踊りを披露されていました。
振動療法はトップアスリートや肉体を酷使するプロの方々の要望にも十分に応えられる内容となっていますので、パフォーマンスの維持向上も含めてご相談ください。