水泳の後に両足が痙攣する

「しっかり水分補給もしているのに、練習が終わるといつも両足が痙攣してしまう……」
「病院で検査しても異常がないと言われたけれど、このまま続けて大丈夫なのだろうか?」

ハードな練習や合宿を重ねるアスリートや学生さんにとって、原因の分からない体の不調や痙攣は大きな不安要素です。

今回は、自由形の練習後に決まって両足の痙攣に悩まされていた10代の大学生の事例を通じて、隠れた腰椎の機能不全や大腰筋のメカニズム、そしてスポーツにおける正しい身体の使い方の見直し方について解説します。

目次

水泳部の大学生が水泳後の脚の痙攣を主訴として来院

自由形の水泳のイメージ
自由形の後の痙攣(イメージ)

自由形の後に決まって痙攣

厳しい練習が続いている状況でした。

  • 泳いだ後にだけ両足が痙攣(自由形の後だけ)
  • ここのところ合宿で、特に厳しい練習がつづいている
  • マネージャーの勧めでカイロプラクティックを検索して来院

 10代男性大学生 練馬区在住

自由形の後に決まって両足が痙攣する背景

  • 腰痛もあるが、泳いだ後に両足の太ももが痙攣する
  • しばらく休むと痙攣は治まるが、病気ではないかと心配
  • 合宿中で連日の猛練習

検査で見えてきた腰椎の機能不全と大腰筋のメカニズム

  • 神経学的所見は無い
  • 腰椎の機能不全がみられるので、オーソドックなカイロ治療
  • 大腰筋の筋力低下が顕著

運動ラインの再構築と、再発を防ぐ身体の使い方

  • 股関節の屈曲運動時に大腰筋が使えていない可能性が高いために、解剖学的な筋肉の説明と水泳時に意識する運動ラインの再構築の必要性を指示

このように部分的に使えていなくて、代償運動が他の部位でおきていることは少なくありません。

ご感想

男性

病的な状態ではないことが確認できたので安心した。
慣れ親しんだバタ足の方法なので、少しずつ研究しなおして行こうとおもいます!

コメント:筋力検査でわかること

もともと腰痛があることが大きなヒントでした。
筋力検査を行ったところ、股関節の屈曲を担う「大腰筋」の筋力がしっかりと発揮されておらず、その代償としてバタ足の際に大腿直筋(太ももの前側の筋肉)を過剰に使用している(オーバーユース)状態が伺えました。

毎日ハードな練習を重ねているアスリートであっても、特定の筋肉が使えていない偏った体の使い方をしているケースは少なくありません。カイロプラクターは全身の筋肉の走行や機能を評価できるため、こうした隠れた弱点を特定することが可能です。

オーバーユースです。

毎日運動を行っていても、偏った身体の使い方をしている方も少なくないです。カイロプラクターは全身の筋肉の走行を理解していますので弱っている筋肉を特定することも可能です。

日常的なケアの重要性

筋骨格系のトラブルやスポーツ中の不調は、単に「休めば治る」というものではなく、身体の使い方や運動連鎖の癖を見直すことが再発予防の鍵となります。同じような症状でお悩みの方も、ご自身の身体のメカニズムを知ることで、パフォーマンスの向上につなげることができます。

ロンドンオリンピックで、100m走金メダリストのボルト選手がカイロプラクターを同行させていた事は有名ですが、スポーツの世界でも機能的な側面からの客観的な評価が大切な時代になってきています。

他の医療機関で原因が不明の方もお気軽にご相談ください。カイロプラクティックは筋骨格系の機能に着目したヘルスケアの専門職です。。

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