水泳後に両足が痙攣する大学生
WHO基準カイロプラクティックそのまんまサンシャイン症例報告
自由形の後に決まって痙攣する
厳しい練習が続いている
- 泳いだ後にだけ両足が痙攣(自由形の後だけ)
- ここのところ合宿で、特に厳しい練習がつづいている
- マネージャーの勧めでカイロプラクティックによる手あて院を検索して来院
10代男性 大学生 練馬区在住
痛みと状態
- 腰痛もあるが、泳いだ後に両足の太ももが痙攣する
- しばらく休むと痙攣は治まるが、病気ではないかと心配
- 合宿中で連日の猛練習
検査と施術
- 神経学的所見は無い
- 腰椎の機能不全がみられるので、オーソドックなカイロ治療を行う
- 大腰筋の筋力低下が顕著 。股関節の屈曲運動時に大腰筋が使えていない可能性が高いために、解剖学的な筋肉の説明と水泳時に意識する運動ラインの再構築の必要性を指示した。
手あての後のご感想
- 病的な状態ではないことが確認できたので安心した。
- 慣れ親しんだバタ足の方法なので、少しずつ研究しなおして行こうとおもいます
コメント
筋力検査でわかること
もともと腰痛があることがヒントでした。筋力検査を行ったところ、大腰筋の筋力が発揮されていない。おそらくバタ足時に大腿直筋を過使用してしまっていることが伺えました。オーバーユースです。
毎日運動を行っていても、偏った身体の使い方をしている方も少なくないです。カイロプラクターは全身の筋肉の走行を理解していますので弱っている筋肉を特定することも可能です。
日常的なケアの重要性
筋骨格系の症状の多くは、機能低下によって引き起こされていることが多いです。特にアスリートは究極のパフォーマンスを要求されます。
ロンドンオリンピックで、100m走金メダリストのボルト選手がカイロプラクターを同行させていた事は有名ですが、これからは機能的な側面での客観的な評価が大切な時代になってきます。
藤原先生の記事「ウサイン・ボルトが抱える障害と2, 220万人に与えた希望」も伴わせてお読みください。
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