脊椎分離症や脊椎すべり症の診断が出されている方も、腰痛をうまくコントロールできるようになるというケースです。
目次
脊椎分離すべっている状態が腰痛の原因だと思っていた50代男性
中学生の頃から分離症がある
カイロプラクティックは初めての方です
いつもは腰が痛い時はマッサージに行く 腰の一か所、ピンポイントで痛い部分がある 寒い時とか、仕事が忙しい時に痛みが増してくる生活 当院のインターネット情報を良くお読みになってからのご連絡
痛みと状態:立ち仕事で腰に負担がかかる
生涯の痛みのなかで5/10くらいの比較的ついよい「鈍い痛み」が腰仙部にある 10年程前から会計処理などでデスクワークをするとさらに悪化するようになっている 普段は立ち仕事で、年度末にデスクワークが増えると更に悪化する生活が何年も
脊椎が滑っていることが原因なら座っていると滑りが酷くなるのであろうか?
検査と施術
下部腰椎の機能が著しくわるい
前屈の柔軟性は-10センチ
もともと身体能力は高く、身体全体の柔軟性がある 下部腰椎の機能不全が著しい 腰椎棘突起付近に強い圧痛があり、筋膜等の痛みが疑われる 背骨の機能不全、特に下部腰椎 データをもとに、すべっている状態などは気にする必要はないことをお伝えする
■画像所見と非特異的腰痛に関する体系的レビュー を実施した結果、X線撮影で確認できる異常所見(脊椎分離症・脊椎すべっている状態 ・潜在性二分脊椎・腰仙移行椎・変形性脊椎症・ショイエルマン病)と非特異的腰痛との間に関連性は認められない
体系的レビューですので信頼性が高い
カイロプラクティックは脊柱の機能つまり働きを改善させます。評価としては機能性をみています。画像にあるように腰椎にも多裂筋や横突間筋など実に多様な筋肉が付着しています。
関節の動きが悪ければ、付着している筋肉は上手く働けません。
ご感想:専用テーブルで感じた事の無い施術感
二.三日は強い揉みかえしのような感覚が腰にあるあったが、5日目くらいしたら、かなり腰の症状がなくなった。 軽くなった腰をなるべく維持できるような運動を教えてもらえるのが良い。
VIDEO
フレクションテーブルの機能説明
院長コメント:多の痛みは筋肉や靭帯が出しています
レントゲンなどですべっている状態が発覚すると、とても心配になるとおいますがご安心ください。 すべっている状態も無症状のものもあり、すべっている状態自体が痛みを出しているとは証明できないことが近年の研究で解かってきています。
我々カイロプラクターは機能的な検査、詳細な手技での確認を行います。
痛みの原因を触診で確認された時は、きっと納得、安心できるとおもいます。
この方は4回の来院で30年以上あった症状が90%以上回復しています。
後記
この方は定期的にメンテナンスに来て下さっています。3か月~6ヶ月に1度の頻度でしょうか。普段は腰痛はなくなって、お仕事が立て込んだり寝不足が続くと腰が気になるので、その時にメンテナンスにきてくださいます。
2017年時点ではマイオセラピーをメンテナンスケアに取り入れられて、立ち仕事での腰痛はほぼ無くなっています。