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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

腰の手術後の脚の痺れに脊髄刺激とプラセボ、差は無い

脚への電気
電気刺激(イメージ)

腰椎手術後の脚の症状(慢性神経根痛患者50例)を対象に、バースト刺激(電気刺激を脊髄に送出する)による脊髄刺激療法が腰痛関連の不具合を減らすか?

クロスオーバー無作為化試験(だれが何の研究をしているか判らない状態で比較するので精度が高い)で検討。

3カ月間のバースト刺激2回と3カ月間のプラセボ刺激2回を無作為化され実施。

主要評価項目は自己報告のOswestry Disability Indexスコア(ODI)の試験前からの変化量の差とした。

これwebから引っ張て来た英語版のODIですが、例えば質問1は、「痛み止め薬なしに耐えられない」というような約60問の質問で、プラセボなんちゃって刺激とスコア上で差が無いそうです。

チェックシート

試験前のODIスコア平均値は44.7点、ODIスコア平均変化量はバースト刺激期間が-10.6点、プラセボ刺激期間が-9.3点。

副次評価項目(下肢および背部痛、生活の質、身体活動量、有害事象)にも有意差は無かったとか。

もし本邦で行っている人、腰椎の手術後に検討している方がいたらご参考ください。

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