カイロプラクティックは、背骨や関節の機能不全を整え、今ある組織を最大限に活かすことで慢性痛や再発を防ぐケアを行います。つまり「新しく作り変える」のではなく、今あるものをより良く使うという発想です。
多くの場合、身体には十分な回復力が備わっています。適切に機能を引き出せば、快適に動けるようになり、日常生活もより楽になります。
痛みを出す使い方をしている
本来その部位をそう使うべきではないのに、無理な動きを繰り返すことで慢性痛や再発につながる「痛み行動」を身につけてしまうことがあります。
長く痛みを抱えている方ほど、痛みが出る動きを生活の中で習慣化してしまい、背骨や関節に負担をかけ続けています。
これは「痛み行動」や「疼痛行動」と呼ばれ、知らず知らずのうちに再発を招く原因になります。
そこでカイロプラクティックでは、筋肉の柔軟性を取り戻し、関節の動きを改善し、重心の位置を理解することで、運動療法を通じて正しい動きを再獲得していきます。
患者さんからは「学校の体育でこういうことを教えて欲しかった」とよく言われます。まさに、日常生活に役立つ本当の身体の使い方を学ぶ場なのです。
固まった関節や筋肉はうまく働きません。まずはその部位の機能を回復させ、筋肉の多様な働きを引き出すことが大切です。
筋肉の特徴
- こわばっている筋肉
- つっぱっている筋肉
- はねっかえすような筋肉
- がちがちに固まった筋肉
- ねっとりねちっこい筋肉
- むくんでいる筋肉
- どっぷりどっしりとした筋肉
- 配列がおかしく感じる筋肉
- ぱんぱんに張ってる筋肉
- 線維化した筋肉
- 一方向にしか使ってない筋肉
筋肉と関節の回復プロセス
筋肉はじつに多様な表情を見せます。それらをほぐし、なだめ、落ち着かせることで関節は再び動き始めます。長く動いていなかった関節は、動かすときに驚いたり、痛みを感じたり、逆にすっきりすることもあります。
固まった組織が数十年に及ぶ場合、完全に元通りにすることは難しいこともあります。それでも、今ある組織を最大限に活かし、背骨や関節の機能を改善して慢性痛や再発を防ぎ、快適に動ける身体へと導いていきます。

動く状態に「適応」させていく:筋肉・関節の回復と再発予防
しばらく動かしていなかった部位も、年齢や痛みの期間に応じて、可能な限り動かしていきます。最初は痛みを伴うこともありますが、これは回復の過程でよくあることです。
繰り返し動かすことで、筋肉や関節は徐々に柔軟性を取り戻し、機能が改善されていきます。日々の動作を通じて、身体は「動く生活」に適応していきます。筋肉の表情も変化し、再発しにくい状態へと近づいていきます。

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次に何故その部位が機能不全になったかを考える
カイロプラクターの施術スタンスはさまざまですが、私の場合は、まず患部の痛みや不快感を軽減したうえで、根本的な原因を探っていくスタイルです。最初から根本原因だけに焦点を当てて治療を進めるカイロプラクターもいますが、私は「まず楽になること」を大切にしています。
腰痛の原因として考えられる要素

例えば、一番訴えの多い症状である腰痛について考えてみましょう。腰痛は単に「腰が悪い」から起こるのではなく、周辺の筋肉や関節、姿勢習慣など複数の要因が絡み合って生じています。
- 股関節がうまく使えておらず、腰に過剰な負担がかかっている
- 腹横筋が使えておらず、腰の安定性が保てていない
- 足腰の筋力が低下していて、体重を支えきれていない
- 背骨一本の感覚が養われておらず、背骨のコントロールができていない
- 座っている時間が長すぎる
- 長時間の屈曲姿勢が続いている
- 反り腰が続いており、必要な腹筋が不足している
などさまざまな原因があります。
苦手な動きを克服しようとする
そもそも患者さんが苦手としている動きができていないことが、結果的に腰痛などの身体の痛みや症状につながっているケースは少なくありません。
快復の過程を見ていると、全く動かしていない部位は運動神経が通っていない状態になっていることもよくあります。苦手なことを避けてきた方は、これを機に最低限こなせるように向き合いましょう。その試みが社会的な立ち位置や出来事の変化の入り口になります。
できなかったことが、できるようになるのが楽しいんです。
―――大谷翔平
大谷君の言葉を胸に、取り組んでいくと楽しい未来が待っています。
