ブレイクダンスの起源は?なんだろうと考えながらオリンピックをテレビで観戦していた。
アナウンサーが「町のギャングが抗争をしている時に、平和的な解決をもたらす手段としてダンスを踊ることで戦いを静めようとしたことが起源だと」解説していた。
駅コンコースの解放
そのブレーキングダンスの金メダリストは湯浅亜実選手は、東急鉄道、溝の口駅で練習していると言うことを関係者から聞いた。湯浅選手といえば伊佐和敏先生のカイロプラクティック・ケアを受けていることでも有名だが、今日はその話ではない。
私が興味をもったのはそもそも溝の口駅でブレーキングダンスが盛んによる行われている理由だ。
駅長さんの御好意で駅前のその広いスペースを若者に開放したことがキッカケだというのだ。
ご存知の方も多いと思うが溝の口駅改札を出たところは渡り廊下のようになっていて、屋根がありそこそこ広い。
ギャラリーも居てダンスにうってつけの場所を粋な駅長さんが解放してくれているというのだ。
規制を緩和せよ
通常、公共の場は規制だらけの世の中。
東京だと球技をやっちゃいけませんとかを締め出しの規制がほとんど。
ですから規制を緩和してくれた駅長さんが湯浅選手の金メダルにつながっていると私は感じます。
スケボーの女子金メダルの吉沢恋選手もスポンサー契約無しの選手ということだ。公園でおじさんに教えてもらったところから始まったときく。
この横乗り系で、金メダルまでとっちゃったって意味合いはとても大きいと思っている
Skate boardingは社会学者の宮台真司さんによれば縦横無尽に街をSkate boardingする。
くだらない規制だらけの社会を一瞬でもハックするんだっていうノリだそう。
とても構造化された社会の中で。ありとあらゆるものが決まりごとになっていて、つまらないからハックしようぜというのがスケートボード。
この2種目で強化選手でもない2人が金メダルを取った過程とその意味は意義深い。
よくアメリカ軍が日本人は恐ろしいと言ったのを体現してくれている。
日本人の、日本のポテンシャルはあるんだから、発揮するには規制を緩和するだけだという証拠じゃあないでしょうか?