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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

痛みと併存する睡眠問題を薬以外で何とかなるのか?

まくらを抱えて眠る男性

睡眠障害は一般的であり、持続的な痛みに関連している可能性があります。お薬以外の方法が、併存する睡眠障害と身体の痛みを伴う『成人の睡眠と痛み』を改善するかどうかは不明です。

ちなみに慢性痛にも不眠症にも心理療法である「認知行動療法」がある程度有効であることは医学でも認められています。

この文章は、睡眠がうまくいかない人や体が痛い人について書かれたものです。睡眠がうまくいかない人や体が痛い人は、薬を飲むだけではなく、他の方法で治そうとすることがあります。

例えば、心理療法やリラックス法などです。これらの方法は、睡眠や痛みに効果があるのでしょうか?

目次

認知行動療法に期待したいが結果は不十分

私自身は不眠症の第一選択が認知行動療法だと言われているので、ある程度の効果を期待していましたが、なかなか簡単ではないようです。

この文章では、そのような方法を試した人たちの研究を紹介しています。そして、その結果や問題点を説明されています。

要約すると、この研究のメッセージは以下のようになります。

  • 睡眠がうまくいかない人や体が痛い人は、薬以外の方法で治そうとすることがある。
  • 心理療法(認知行動療法)やリラックス法などの方法は、睡眠や痛みに短期的に少し効果があるかもしれないが、はっきりとはわからない。
  • 短期的に痛みが取れることで、長期的に痛みのコントロールに効果がある可能性はある。
  • 睡眠や痛みに効果的な方法を見つけるためには、もっとしっかりした研究が必要である。

カイロプラクティックの臨床経験では痛みがコントロールできてくると睡眠の質は確実にあがると言えます。認知行動療法も痛みのコントロールには有用ですが、もともと痛い部分には何かしらの筋骨格系の障害が潜んでいて、その解釈(苦悩)を下げることはできる、というのが現実的なところでしょう。

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