MENU

砂糖で血管がボロボロに 心疾患や膀胱癌リスクを高める

アメリカの面白い部分でもあるのですが、きちんと調べて、しっかり報告する所。勿論全部が全部ではないのでしょうが、砂糖の売り上げ低下を回避するために砂糖業界が研究結果を歪めて、砂糖の健康リスクを隠蔽しようとしていたことが報告された。

目次

血糖値が一番指標になるようです

主な内容は、砂糖は心筋梗塞の原因となる冠状動脈への影響がないとされていたが、実は冠状動脈への影響があるそうです。

冠状動脈
心臓自体に血管供給をしている冠状動脈、つまると心筋梗塞になる

どのようなトリックで冠状動脈系の疾患に影響がないとしていたかは、すり替えと、メディアキャンペーンのようです。

すり替えは、食物中の総脂肪、飽和脂肪、コレステロールの摂取を減らすことを強調しておいて、砂糖は減らす必要はないという論説にしていたようです。

メディアキャンペーンは生化学の知識がない国民に「砂糖は人が生きるために必要な成分だ」と教えるキャンペーンに60万ドル(2016年に貨幣価値に換算すると530万ドル)を投入していたようです。

血圧やコレステロール値よりも血糖値が大切

血管内壁がボロボロになるアテローム性動脈硬化の予測因子として、血糖値の方が血清コレステロール値や高血圧より有用であると報告。また、澱粉よりも蔗糖の方が、炭水化物の摂取に誘導される高トリグリセリド血症を悪化させることも報告された。

冠疾患リスクに対する砂糖の影響については現在も議論があるが、明確なのは、米砂糖協会に率いられる砂糖業界が、食品に添加された砂糖の摂取と心血管疾患リスクの関係を一貫して否定していることだ。

どんな業界も金次第ってとこがあるでしょうが、儲けるためなら何でもやるというのも考え物ですね。

カイロプラクターとしては、砂糖を採ると血圧や血清コレステロールよりも血管を痛めますし、心筋梗塞などの冠疾患のリスクも上がりますよということを正々堂々とお伝えしていくのが仕事として大切なことだと思われます。

砂糖業界が50年間データねつ造

資本主義社会では、どんなことよりも資本の増殖が優先される。そういう意味ではデータが隠蔽されようが、ねつ造されようが都度正しい選択をしていると言えます。

これらのデータも砂糖業界が隠していたようで、資本主義としては正しい選択であったと思います。

角砂糖
砂糖業界の甘いわな

50年間隠していたというのは心疾患や膀胱癌のリスクを高める可能性があるというデータです。

この辺りはタバコ業界が有害を隠蔽していたことと同じです。

ネズミへの研究であるものの 中性脂肪とβグルクロニターゼが上昇

約50年前のこの研究では、ラットにショ糖とでんぷんのいずれかが多く含まれた餌を与えたところ、ショ糖を与えたラットではでんぷんを与えたラットと比べ、心疾患リスクと強く関連するトリグリセライド値(中性脂肪)が上昇し、当時から膀胱がんとの関連が指摘されていたβ-グルクロニダーゼと呼ばれる酵素の値も上昇する可能性が示唆された。

しかし、研究者らがこれらの予備データを提示したところ、研究を続けるための資金提供が打ち切られてしまったという。また、この予備データはその後公表されることはなかった。こういうことはどんな業界でもありそうですよね。

業界のロビー活動は世界中どこにでも

米レノックス・ヒル病院のSharon Zarabi氏は、「われわれが何を食べるべきかを示す政府のガイドラインが、食品業界のロビイストによって左右されている実態が明らかになった」とコメント。

特定の食品の摂取を支持する研究の多くが業界の資金援助によるものであることを指摘している。特定栄養補助食品なんかも、そのたぐいでしょうね。

マレーシアで砂糖税が検討されているそうです。

健康配慮で「砂糖税」検討 甘党多いマレーシア エッセー「街角アジア」
2015年7月8日(水)配信共同通信社

砂糖摂取が多ければ疾患リスクが上がることは解かっているので、当然といえば当然かもしれませんね。向こうのドリンクは必要以上に甘いです。

アメリカのある州ではマックの子供セットに税がかかっていますし、フランスだったかソーダ税といういわゆるソーダ水に税がかかる時代です。

日本は企業にも優しいので、そこまでの税はかかっていないですが財政状況を考えると、そのうち導入せざるおえないでしょうね。

たしかにマレーシアのお土産の珈琲も、砂糖タップリで美味しいけど健康には悪そう。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる