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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

大量飲酒は後の骨格筋量を減らすだろう

お酒を飲む男性

大量の飲酒は中年や老年初期の筋肉量減少のリスクを高める可能性があることが研究で示唆された。

ではどれくらいの飲酒が大量になるのか。(イギリス人にとって)

イギリスの研究では、19万6,561人の参加者(37〜73歳、男性) 8万8,116人、女性10万8,445人)を対象にアルコール摂取量と筋肉量の関連を調査しました。

その結果、骨格筋量と除脂肪量(FFM)の割合は、中程度の量のアルコール摂取で最大になりました。つまり中程度のアルコールで筋肉量は最大になったと。

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缶ビール1本でも

では中程度とはどれくらいか。

男性:それぞれ6.8g/日、4.8g/日、女性:それぞれ14.7g/日、13.5g/日で最大になったとか。ちなみに350ml缶のビールではアルコール量14gとなっておりますので、飲酒者にとっては「それは中程度ではないだろう!!」という数値です。

この研究では、これ以上のアルコール摂取量では筋肉が減少の一途をたどるのだとか。

非飲酒者と比較した場合、 48g/日の摂取量で骨格筋量が0.23〜3.64%低下し、女性では80g/日の摂取量で0.57〜6.10%筋肉量は低下しましたと。ちなみに500mlのアルコール4本で約80gのアルコールで、2本で40gだそうなので、男性なら2本くら飲む方も少なくはないのではないのでしょうか。

研究では明確な因果関係がを見つけたわけではないが、確実に関連があるだろうと研究者は述べており、中高年期では大量の飲酒を避ける必要がある理由が多々あると言えます。

これが日本人にそのまま当てはめられるわけではないのですが、一般的に日本人はアングロサクソンに比べアルコール分解酵素が少ないと言われているのは皆さんご存知だと思いますので、より少ない飲酒量で骨格筋が少なくなってしまうのかも知れませんね。

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