植物性食品が豊富な食料支援を受けた若者は肥満解消・予防に向かったというアメリカでの研究です。
日本人からするとアメリカ人の食生活はビックリするほどのサイズ、ジャンクなので多く日本人の方には参考にならないと思いますが、少しでも食生活を見直すことを考えている、体調不良が続いている、体重が気になっている（病的レベルに痩せたいとかではなく）方は参考になるかもしれません。
35人という少人数での研究ですが、コロナ窩において、日本でもありましたが、食料支援ですね、これの時に植物性食品中心の支援を受けた家族の子供の体重変化について調べました。
以下chatGPTに要約してもらった研究内容
米ボストン小児病院のAllison J. Wu氏らは、2021年1月から2022年2月の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）パンデミック下において、米マサチューセッツ総合病院のリビア・フードパントリーからの、植物性食品を中心とする家族向けの食料支援が、その家庭の子どものBMIの変化に与える影響について検討した。
35人の若年者を対象に分析した結果、食料支援を受けた者の過体重または肥満と判定された割合は、ベースライン時には57％だったのが、追跡時には49％にまで低下した。
また、食料支援の受け取り1回当たりのBMIの変化を推定したところ、0.04kg/m2の減少と計算された。著者らは、「植物性食品を中心とした食料の供給は、その家庭の子どものBMI増加を予防できるだけでなく、減少させることも可能な有効な方策だと考えられる」と述べている。
Wu AJ, Mirsky JB, Perkins ME, Luo M, Ruggiero CF, Lenson M, Burgun R, Taveras EM, Fiechtner L. Plant-Based Family Food Packages and Weight Change in Children During the COVID-19 Pandemic. Prev Chronic Dis. 2023 Jun 22;20:E52. doi: 10.5888/pcd20.220336. PMID: 37347779; PMCID: PMC10317026.
結構あたりまえの研究ですが、このような研究も積み重なることで意味を持ってくるのだと思います。かなり内容のないblogではありますが、誰かの参考に少しでもなってくれればなあ、といったところです。