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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

    睡眠障害と腰痛は互いに影響

    女性と痛みのイメージ

    腰痛を訴える患者さんで、睡眠障害も訴える患者さんは多いです。

    程度は人それぞれですが、入眠困難、寝つきが悪い、途中覚醒、2度寝ができないなど、何かしら睡眠に不満を抱えていることは実に多いです。

    腰痛のケアを全体的にケアしていく必要があるのがわかってきます。

    目次

    悪循環になる

    眠れない、眠りが浅い、睡眠の質が低いと、次の日に腰が痛い。こんな経験をしている方も多いはず。

    当たり前といえばあたり前の話ですが、腰痛のある人は睡眠がしっかりとれません。寝てもすっきりしないとか、寝過ぎると腰が痛んでそれ以上寝ていられなくなるといった訴えの方が多いです。

    カイロプラクティックそのまんまサンシャインでは、問診も行いますが詳しくお伺いしていくと1時間経過するので、大まかにお伺いした後は、施術しながら会話を行い全体像を探っていきます。

    寝返りの数も大切

    テレビで朝腰が痛い方は寝返りの数が少ないと報告していました。東京大学の研究です。血流が悪くなるんでしょうね。腰が固まってしまいます。

    熟睡すると寝返りを打たないというようなイメージもありますが、実際には動きまくっています。寝返りで身体の不均衡を治しているという表現もあります。

    横たわる女性
    睡眠の重要性が年々上がってきています

    研究では「アームバンドと睡眠日誌」で調査

    オーストラリア・シドニー大学のSaad M. Alsaadi氏らによる研究は以下の通り。

    検討結果を踏まえて著者は、睡眠の改善を目的とした治療が疼痛の軽減につながるかどうかは、さらなる研究が必要であると述べているものの可能性は充分にあります。

    腰痛患者の疼痛強度と睡眠障害の関連を調べるとともに、疼痛の持続期間、うつや不安、睡眠の評価方法との関連も調査。

    具体的な方法

    腰痛患者80例に、睡眠日誌に毎日睡眠の状況と腰痛の疼痛強度について記入してもらった。(疼痛評価は1日2回している)

    多くの場合疼痛評価はビジュアル・アナログ・スケールで行います。人生最大の痛みを10とした場合、いま幾つくらいの痛みですか? という質門です。

    痛みと睡眠は互いに影響 悪循環も

    【主な結果】

    • 質の悪い睡眠、入眠困難(睡眠日誌による評価)、入眠後の覚醒、低い睡眠効率(睡眠日誌およびアームバンドによる評価)の後は、日中の疼痛強度が高かった
    • 痛みが特に強い日の夜は、睡眠の質の低下、眠りにつくまでの時間が増加(睡眠日誌による評価)、入眠後の覚醒(睡眠日誌およびアームバンド評価)、睡眠効率の低下(アームバンド評価)が認められた。
    • 疼痛強度と睡眠との関連は、疼痛の持続期間、試験開始時のうつ不安と独立していたが、睡眠の評価方法(睡眠日誌またはアームバンド)に若干依存していた。

    こういう研究は当たり前といえば当たり前ですが、医学的に研究して論文にしてくださることに大きな意義があります。

    肩が凝っているけどストレッチする余裕もない時に、もう寝ちゃえと睡眠障害を沢山とっても次の日にスッキリしていない時は、睡眠の質が悪い可能性もあります。

    ドクター

    カイロプラクティックの臨床経験上、痛みがあったり、不眠傾向があると、背骨の関節や背骨周囲の筋肉がものすごく硬くなっていることが多いです。

    脊柱起立筋群が異常に硬いと「睡眠時無呼吸症候群」になるのではないかと、私は考えています。

    上記のような研究からもなるべく体の痛みを少なくして、好循環で過ごせるように対策していくことが健康維持には欠かせない条件だと言えます。

    不眠症は腰痛発症のリスク

    腰痛に関しても睡眠が大切

    2014年の研究になります。

    労働者にたいして行われた研究で、不眠症は腰痛になる兆候の一因子であることが判りました。

    それまえ腰痛がある方は不眠症を伴っていることが多いが、不眠自体が腰痛を招くのか? はたまた腰痛が不眠を招くのか?は判っていなかった為に行われた研究です。

    なんと不眠があると1.4倍腰痛になりやすい

    健康な労働者を2131名を3.7年追跡したところ、経済的指数やライフスタイル、身体測定など補正したのちに分かったことは、不眠の方は1.4倍腰痛のリスクが上がるという。

    またこの研究では腰痛から不眠になることはないようなので、不眠が先あって腰痛になるという関連性が見出された。

    当院にも不眠ぎみで腰痛の方がいらっしゃることがあります。短眠が優れていると考えられがちですが、多くの研究で疾患のリスクが上がり、生産性も落ちることが指摘されています。

    遠慮なく眠ろう 日本人

    2026年にもなると大谷翔平選手の大活躍の背景に、充分な睡眠も上げられるようになり、日本全体で睡眠を増やす時期に来ていると思います。

    皆さんのお話をお伺いしていると「業務に追われて、週休2日、週休3日で」となると日常的に7時間~9時間の睡眠をとるのは難しいという声が多い。

    フィンランドの方にお話を直接伺うと、やはり睡眠時間を削ることは滅多にないようで8時間くらいは眠るそうです。

    ここに日本人の生産性の低さとの関連があると私は思います。発想が逆。

    私自身は最近ようやく遠慮なく7~10時間の睡眠をとる生活になれました。これがどのような形で表現されるかは判りませんが、「健康第一」をモットーに実践をしています。

    長年睡眠不足だったようで少しずつ長年の疲労が取れていくのが分かります。なにしろ日本人は特に睡眠時間が少ないようなので、腰痛予防もかねてしっかり眠る日々を送りたいところです。

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