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椎間板ヘルニアについて


基本的にヘルニアは手術の対象ではない が世界のコンセンサス

医療機関の画像診断でヘルニアと言われて困惑しているかたも少なくないと思います。世界では痺れがあっても基本的には画像診断をしない方向で進んでいます。

なぜそのような差があるかをエビデンスを基に一緒に考えていきましょう。

椎間板ヘルニアは腰痛が無い人にでも普通にある

これは腰痛や痺れで苦しんでいる方には信じがたい証拠かもしれませんが、基本的に椎間板ヘルニアは老化現象で、腰痛の有無に関わらず約35%の方にヘルニアが存在するという論文です。

21~80歳までの腰痛未経験者52名を対象にCATスキャンで腰部椎間板を分析した結果、年齢に関わらず35.4%に何らかの異常が検出され、40歳未満の19.5%に、40歳以上の26.9%に無症候性椎間板ヘルニアを確認。症状が無い人にもヘルニアはあるのです。

http://1.usa.gov/mBTclS

2002年1月の医学論文。椎間板変性のあるほうが腰痛は少ない??!

論文により数値は当然違ってくるのですが、中には椎間板に異常がある方のほうが腰痛発症は低いという論文もあります。

健常者41名(腰痛の全くない方々)を対象に腰部椎間板を5年間にわたってMRIで追跡調査した結果

物理的負荷(重量物の挙上や運搬・腰の回転や屈曲等)という従来の危険因子は椎間板変性とは無関係で、腰痛発症率はむしろ椎間板変性のある方が低かった。

http://1.usa.gov/ijefOR

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は手術の対象ではありません
Basically the lumbago disease is not in the object of the operation

手術は2年後に検討すべき手段の一つ

「痺れも含めたすべての慢性的な腰痛に対する外科的な手術は 適切な保存療法を行っても2年間変化が無かった場合に いくつかある方法の選択肢の一つとして行うものです」 

ヘルニアの手術が長期的に見て効果的という証拠はない!

「しかし現時点では手術をすることが長期的にみて効果的であるという証拠はどこにも無い。 どういった手術が失敗に終わったかを考慮にいれて見当する必要がある。」

「また腰痛への外科的手術の結果がどのようになるのかについては今までより精度の高い研究をする必要がある」 

(European COST for chronic non-specific low back pain2004)

リハビリと同じ結果になる

椎間板ヘルニアと診断を受けた人たちを2グループに分けて追跡調査する研究においては、手術群と手術しないでリハビリする群とでは結果的に差がなくなります。手術群は特に費用がかさむのが問題となります。

昔ヘルニアの手術をしてヘルニアを除去したはずだけれども、腰が痛い方や痺れが残っているかたもお気軽にご相談ください。

また手術群は機能性は上がりませんから、さらに追跡すると弊害は大きいかもしれません。

「椎間板ヘルニアや椎間板変性に対する手術による治療成績は、集学的リハビリテーションと同等の結果になる」

(Brox jl et al Spine2003) (Fairbank J et al BMJ2005) (Brox jl et al Pain2006)

症状があっても画像診断しないほうが治りが良い!

このことは本邦の現状では考えづらい方も少なくないと思います。画像診断をすると、本来痛みと関係のないはずのヘルニアが痛みの原因だと、思い込んでしまう傾向があるからです。「私はヘルニア持ちだから…」というセリフをどこかで聞いたことあると思います。

これはヘルニアが腰痛や痺れの原因ではないということを象徴している現象ですよね。多くの腰痛や痺れは筋膜が痛みを出していますので、筋肉のリリースと関節の機能回復で回復していきます。

腰痛のヨーロッパガイドラインなどでは、脚や腕への症状と画像所見との関連性が殆んどないことから「神経根症状」という診断分類になっています。

このため腰痛の臨床ガイドラインなどでは「進行性の神経症状が無い場合、画像診断をしないでください」と明記してあるほどです

(European COST for chronic non-specific low back pain2004) (Clinical Guidelines 1 February 2011)

何がヘルニアの原因か??

双子の追跡調査で明らかになった腰への負荷は椎間板を強くする

以前は、重い荷物をもったり、こしに負担のかかる仕事をしている人がよく椎間板が潰れてしまうということが、まことしやかに言われていました。 

しかし実際に双子ちゃんへの追跡調査で、腰への負荷は椎間板の組織を強くするようです。

一卵生双生児を対照にした比較検査(フィンランド・600例)では、BMIが高値、引き上げ筋力が強い、作業強度が高いといった従来考えられていた椎間板損傷危険因子は、すべて椎間板変性を遅らせるらしいということが解りました。

(Videman T 2007 1406-13) 

椎間板ヘルニアは遺伝情報でそのような状態になる

直接の原因は遺伝による老化現象で、白髪が生えたり小じわができるのと同じ現象のようです。どんな仕事をしていようが、どんな生活をしていようが似通った遺伝子を持つ双子は同じような時期に椎間板ヘルニアが発生するようです。

もちろん椎間板ヘルニアができることで痛いということはありません。


1995年の国際腰椎学会 Volvo Award に輝いた論文です

Volvo賞は国際腰椎学会の金賞にあたる賞です。安全性世界一の自動車メーカーが栄誉ある賞を授与する、腰に関する正解最高峰の学会です。

男性の一卵性双生児115組を対象にMRIで椎間板変性を促進させる危険因子を調査した結果

椎間板変性は仕事やレジャーによる身体的負担、車の運転、喫煙習慣といった物理的因子より、遺伝的因子の影響を強く受けていることが判明

http://1.usa.gov/kWg7Iw

ヘルニアとお医者さまに言われても気にしなくてよい

ながながとエビデンスを基に、椎間板ヘルニアについて世界の情報を引用しつつ解説してきました。

当院にもヘルニアの手術を促されてセカンドオピニオンを聞きに来る方もおられます。

結論としては基本的には手術は検討する必要はないことを世界の論文は教えてくれています。

カイロプラクティックや針、理学療法のような保存療法でケアしていくのが基本ということです。

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