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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

    鬱病リスクを低下させるのに週1時間の運動を

    ガッツポーズの女性

    「私、鬱かな?」って感じたとき、「ちょっと元気がないな」って感じているときに運動習慣が無い方なら是非とも取り入れて欲しい運動。

    運動する気力が湧かない?って考える前に取り合えず外を歩いてみよう。

    勿論この運動だけで全てOKという訳ではありませんが、人によっては運動不足が招いている抑鬱症状も少なくありません。かくいう私も以前そのような時期がありました。

    WHOも不安や抑鬱の改善に運動を推奨しています。

    目次

    鬱の予防になる運動

    運動には様々な効果があることが解かってきているが、鬱病のリスクも低下させます。当院にいらっしゃる方も最初は運動不足の方が多いので、運動をしてもらうように絶えず促しています。

    女性の歩み
    運動は鬱予防にもなる

    カイロプラクティックは予防医学の範疇にはいるヘルスケアの専門職だと恩師、故竹谷内一愿先生からよく言われたのを思い出します。政府もオリンピックを招致して国民の運動意識を高めたことは、大きな成果だと思います。さて鬱病のリスクが低下する可能性を見ていきましょう。

    ノルウェー成人3万4千人を対象にした研究

    北欧はやはり先行していろいろな研究をしてくれます。大規模な研究は多くは北欧のものです。この研究も3万4千人を対象にしているので信ぴょう性は高いです。


    ノルウェーの成人約3万4000人を対象に行われたコホート研究
    運動の強度に関わらず、週に一時間だけでも運動をすると将来の鬱病リスクが低下する。

    週に1時間運動していれば全体の12%の鬱を予防できたと推察されています。運動しない人は1時間運動した人達と比べると約44%将来のうつ病リスクが高かったようです。

    Harvey SB, et al. Am J Psychiatry. 2017 Oct 3. [Epub ahead of print] https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28969440/

    筆頭研究者いわく、「ウォーキングといった軽い運動をはじめ、どのような種類の運動も、メンタルヘルスにメリットがあるということが今回の研究結果で最も重要なポイント」とコメントしている。

    この研究では時間的には2時間でメリットは頭打ちになっているようです。
    他の疾患と違って運動時間を長くすればリスクがより下がる訳ではないようです。

    雪の中の家
    北欧 イメージ

    そろそろ見直されるべき体育会系

    勝手に体育会系理論を名乗って、筋骨格系を機能的、活性化させることで様々な効果があることをエビデンスを基に紹介しています。運動をしていれば鬱にならない訳ではありませんが、少しでもリスクを低くしておくといいでしょうね。週に1時間でいいですから、簡単な運動を行うことをお勧めします。

    これは単純に脳血流が良くなるのもありますし、筋肉運動で放出されるマイオカインが快楽ホルモンであることにも関係してるのだと思います。

    体育会系は暑苦しい印象ばかりが目出ちますが、場を盛り上げたり、元気だったりと良い面も強調するべきところは科学的にも言えることです。

    カイロプラクティック臨床の場でも運動をお勧めすることは多いです。中にはこのノリがどうしても馴染めない方もいらっしゃいます。そういう方は自然と来院がなくなります。我々の社会的な健康を考える上では、どう運動をしてもらうかも大切な社会課題です。

    みんなで良い方法があれば共有して、一歩ずつ健全な社会をめざしていきましょう。

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