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伊藤孝英
院長
ロイヤルメルボルン工科大学健康科学部カイロプラクティック学科日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛から生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジ。鬱や不安障害にも着目したマルチモデルでヒューマンケアしています。
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整形外科で「神経痛」の20代女性 背中の痛み

神経痛は神経の痛みという文字通りの意味ですが、実際に神経が痛むと痛んでいる神経の部位から、神経の走行上に沿って、体幹から遠位に向かって(中心から離れた方向に)痛みが走っている状態を言います。

「神経痛」という診断名が医療機関で出されることは多いようで、よくあるのがビタミン剤や湿布薬で様子をみる、良くてリハビリテーションや理学療法士による施術が行われます。

実際に背中をしっかり触診してみれば原因が判ることが多いですので、カイロプラクティックの症例で参考になる部分があれば、ご参考ください。

目次

少しずつ運動を増やして痛みが減っていった症例

運動を増やして回復した例(イメージ)

痛みと状態:背中が痛くなるライフスタイル

  • 1日中のデスクワーク
  • なんだかんだで背中が痛くなってきて2週間になるので心配になってきた
  • 整形外科では神経痛の診断
  • 座りっぱなしの生活で姿勢が崩れやすい
  • 仕事中も背中の痛みが気になって仕方ない
  • 1日中、8時間以上デスクワークをしている
  • 運動習慣はここ何年もない

数週間という時点で来られたのは正解です。長引くと大変になります。そして運動習慣が無い方は、痛みが出たのを機に、運動をお勧めしています。

検査と施術:まずは背中をほぐして、簡単なピラティスのレッスン

  • 脊柱起立筋群の緊張に緩和操作
  • 肩甲骨の動きの低下にモビリゼーション
  • 正しい姿勢のご指導
  • 肩のピラティスレッスン

運動習慣がない方への典型的なマネージメントです。

身体がこわばっている時は運動なんてする気にならないものですから、施術で一気に背中を緩めて、やる気が出てくるのを後押しします。

女性

最初のうちは施術の日は楽だったが、次の日の昼くらいから痛みが戻った。来院を数回重ねていくと、どんどん長持ちするようになった。時間をかけて診てもらえるから良心的だとおもう

院長コメント;座り仕事には工夫が必要

座り仕事している方は大変です。開院当初から実に多くの方にアドバイスしてきましたが、簡単にライフスタイルを変えられなものです。

いかに動かす時間を作っていくかが大切なポイントです。症状がでている時は、かなり背中が硬くなっている状態ですからカイロプラクターの手でほぐしてもらいましょう。運動療法はそのあとです。

考え方によっては、座っていて違和感がでたら動けのサインとも言えます。

もともと人間は動くためにできています。最近では日本でもスタンドデスクが少しずつ普及しているようですから、会社側に提案してみるのもいいのではないでしょうか?

体幹筋の強化が必要

座り仕事は30分しているとまず背骨が楽をしたがります。背骨が曲がり、お腹の力も使わなくなってきますのでお腹も出てきます。

これらの生活習慣を改善していくことで快適な生活が保てるようになりますので、正しい姿勢を意識的に作っていくことも忘れてはならない項目です。

長時間座りっぱなしの生活が健康に良くないことは広く認識されている。
では、適度の運動を加えれば、健康でいられるのだろうか??
この疑問の検証を試みたオーストラリアSydney大学のHidde P. van der Ploeg氏らは、1週間 の運動時間で調整しても、1日の座っている時間の合計が長くなるにつれて、全死因死亡リスクが有意に上昇することを明らかにした。

つまり運動していても座っている時間が長いと健康効果が帳消しになってしまうのです。

Arch Intern Med. 2012;172(6):494-500. doi:10.1001/archinternmed.2011.2174 https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/1108810
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