人生2回目のぎっくり腰

腰ひもを結ぶ男性
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カイロプラクター個人の体験談

昨年の話になりますが、2024年の10月、私は人生2回目のぎっくり腰を体験しました。

仕事やプライべートが忙しくて、しばらくヨガやストレッチをしてなかった時でした。ちょっと朝、体のこわばりを感じばがらも、ヨガの太陽礼拝を久しぶりに行っていた時のこと。

前屈をした時に腰やバックラインの硬さを感じつつ、いつものように前屈の姿勢でバランスをしようとした時に、パキッと腰が鳴ったんです。

この「パキッと音がして」は患者さんから度々聞いてきましたが、関節が鳴る音でした。

それで細かい筋が部分的に伸びて痛んだと思います。

普段前屈をして、そんな音がしないものですから「前屈で腰痛がクラックしたのは初めてで、ちょっと普通じゃないなと」思ったんです。

案の定、1時間、2時間してくるうちに腰がちょっと痛くなってきました。

とは言え、そんなに大きな物理的な負荷ではないのはわかってるので、痛くなってきた時に、普通に「痛み止め」を飲みました。

私の場合痛み止めは日常的に使わないので、適当に近所のスギ薬局で売っているバファリンのパッケージまで似せてある模造品のバリダインという格安アスピリンです。

ぎっくり腰が起きてから、急性腰痛が起きてから3週間以内は、重いものを持った時にだけ再発するリスクが高まるというエビデンスがあるので、よくカイロのケアの中でぎっくり腰の人に対して、「重いものを持つ者だけは3週間以内は控えてください」ということを日常的にお話してるのですが…

お調子者 私が馬鹿でした

それで数時間するうちに、痛み止めが効いてきて、ほぼ痛みがない生活を続けていたんですが、

10日程経過した頃に法事があり、移動先で時間があったため、観光も兼ねて、とあるお城に行った時のこと。

移動や残暑の疲労感が残る中、腰に疲労がたまっていたにもかかわらず「重い石を持ち上げたとき」に発生しました。

再び腰が少し痛くなり、気持ちが悪い。

私の場合、2年ちょっと以降で再発。エビデンスでは多くの場合一年以内に再発するそうです。

1年以内に再発するのが9割近くいるっていうことなので、大多数に入ります。

私、「自他ともに認める変わり者」なので人生で多くの事でマイノリティの側なのですが、こと急性腰痛に関してはマジョリティーです。

今回はそれほどひどい腰痛でもなかったのですが、重量物を持ち上げたときに、ぶり返した時は「アホだね」と妻にもツッコミを入れられました。

余談ですが、経緯をお話するとお城巡りのツアーガイドの方に

ツアーガイド

ここの石は、鉄分が非常に多く含まれてるので、普通の石よりも重いですから、ほとんどの人は持ち上げられないんですよ~

と言われて、「何のこれしき」と調子に乗って持ち上げたのが良くなかった。

30cmぐらいの細い石だったんですけど、悪乗りをして持ち上げたところを、なんか腰が痛いなと…

この回では「プチッ」とはなってないんですど、回復途中で筋に無理がかかり、軽い再発。

帰り道で「あ。自分でさんざん臨床上説明しておいて、やってしまったなあ」と反省。

ただそれだけの話なんですけれども、様々なことがきっかけとなって再発するんだなって言うのを、実感。

子供を連れての飛行機移動もあって、ストレスが重なっていたのか何なのか。

ストレス指数は198

転居+20 趣味の変化+19 食習慣の変化+15 クリスマス+12
仕事の責任の変化+29 妻の就職・退職+26 習慣の変化+24
怪我や病気+53 = 198 (今回のストレスの状況)

合計総スコアが150~299の場合は、ストレスのレベルが中程度であり、ストレス関連障害を発症する可能性は50%程度である

そのまんま

腰痛になるリスクも高かったと言えます。

その後は痛み止めを数日だけ飲んで、1週間ぐらいで治った、そんな経験をしました。

これは人生初のぎっくり腰というブログの記事も伴わせてええ呼んで頂くと、ぎっくり腰を体験している真っ只中の方には、安心していただける材料になるかもしれません。

人生の中で多くの方が(8割ぐらいの人がですかね)大なり小なりぎっくり腰を経験します。

これがなんか腰痛持ちになったとか。ならないとか、あの腰が壊れたとか、そういうことでもないですから。ご安心ください。

以上取り留めもない報告になります。

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