当院の特徴

心身一如 こころとからだは、ひとつのごとく

デカルトの心身二元論以来、心の問題と身体の問題は分けて考えられがちですが、分けて考えられるものではありません。むしろ心と身体をつなげて考えたほうが不調や人間を本質的にとらえやすいと考えます。カイロプラクティックという代替医療を通して心と身体の問題に向き合っています。

smiling young woman meditating on yoga mat with closed eyes
こころとからだを分けない

腰痛と鬱の関連

2000年前後の世界的な統計調査により腰痛へのカイロプラクティックの有効性があきらかにされます。またMRIなどの検査器機の発達で「腰痛」と「椎間板の変形」の多くは無関係、f-MRIなどによる脳科学の発達により「腰痛」と「うつの関連が医学の常識になってまいります。最近では脳の炎症と鬱、慢性腰痛にも全身性の微細な炎症が確認されています。

書籍、エビデンスをベースに対応
エビデンスベースで考える

後に記しますが、興味を持ち学んできたことが運よく私の中でつながり現在にいたっています。2018年のオステオパシーの研究では背骨のマニピュレーション、背骨の操作、筋肉操作は少なくとも不安には効果が認められ、鬱にも半数は効果が見込めることが発表されています。(Medeiros, Diulian Muniz, Martini, Tamara Fenner)

心と身体はひとつのごとく

国際基準(WHO基準)のカイロプラクティック

国際基準(WHO基準)カイロプラクティックとは世界保健機関が定めたカイロプラクターになるために必要最低限である、4200時間以上の専門的なカリキュラムを修了しています。学術的に心身一如に向き合いたく、専門大学を院長は卒業しています。

その国際基準(WHO基準)のカイロプラクティックの中でもさらに「慢性の痛み」や「気分の落ち込み」へのアプローチの専門性を高めています。

慢性の痛みには鬱、不安といった気分障害が大なり小なり必ず付きまといます。鬱や不安といった気分障害の70%以上の方は、腰痛や肩こりといった身体症状を伴いますので、ホリスティックに(全体的に)考え対応しています。

そのまんまサンシャインの入り口
入り口。こじんまりとしたオフィスです。

所在は東京・品川区二葉町になります。専用駐車場をご用意していることもあり、2010年の開業以来近隣のかたはもとよい、遠方からの患者様にも多くご来院いただいています。

お蔭様で2020年6月に10周年を迎えました。

心身一如 その精神を大切にしています

中国の熟語集の成語詞典に出てくる四文字熟語のひとつ「心身一如」。心と身体は一つのようだと言う意味だそうです

どうして「心身一同」や「心身一様」と表現しないのかと疑問に思い、親しい中国人医師に訊ねてみると「一如」には長い時間の意味が含まれているそうです。

今、生まれてからの時間、そしてこれから。両親や祖父母、未来へは子供、孫、ひ孫と何万年と受け継がれていく時間、そのような長い時間感覚が「一如」には含まれているようです。ですから心身一如は「幾世代にもわたる時間感覚で心と身体はまったく一緒みたいだよ」と言う意味になりましょうか。

心身一如
時間的な概念が含まれる心身一如

さて、この「心身一如」という言葉、漢民族の方々は日常生活で使うことはまずなく、太極拳や瑜伽(ヨーガ)の指導者などが、ある状態を表現するときに使っている言葉なのだそうです

院内紹介

コンパクトなカイロプラクティック治療院です。

院内の様子です。小さな治療院ですがフル装備のカイロプラクティック専用のテーブル(台)を配備。少ないスペースながら背骨のリハビリテーションに不可欠である運動療法や認知行動療法も行っています。

人間の大黒柱は「背骨」です

カイロプラクティックは人間の大黒柱である「背骨」を中心にケアを行います。フル装備のカイロプラクティックの専用テーブルで施術を行うので、他院では動かせない部分や、固まりにもいどみます。

慢性腰痛に非常に有効である油圧式腰部「牽引機能」「屈曲機能」が搭載されています。頚椎、胸椎、骨盤部の回旋機能もあり捻じれて固まっている部位にたいしても効果的な施術が可能。

施術の様子
患者さんを横向きにして行うテクニックの一つ

背骨を動かす為に作られた、多機能カイロプラクティックテーブル

腰と一言でいっても腰椎だけで10個の関節があります。これらの関節の動きを意識して生活している方はどれくらいいるでしょうか?多くの腰痛患者さんの腰の関節は固まって動かなくなっています。

腰椎の一部が動かなくなっていたり、腰回りが凝り固まっているような状態の方でも確実に、関節を広げていく施術、押圧を繰り返し行い関節の動きを取り戻していきます。腰椎の一つ一つの関節の可動域を回復させることが慢性腰痛からの回復には必要です。特殊機能があるカイロプラクティック・テーブルで施術を受ければ効果を実感されると思います。

腰椎手術後に痛みが継続する患者69名を対象とした、コックステーブル(腰椎を引っ張れる)によるカイロ治療を行った研究によると、アクティブ・ケアとして49日間に11回のカイロケアを行い、50%以上の疼痛緩和が見られました。

Gudavalli MR, Olding K, Joachim G, Cox JM. Chiropractic Distraction Spinal Manipulation on Postsurgical Continued Low Back and Radicular Pain Patients: A Retrospective Case Series. J Chiropr Med. 2016 Jun;15(2):121-8. doi: 10.1016/j.jcm.2016.04.004. Epub 2016 May 25. PMID: 27330514; PMCID: PMC4913115.

コックス機能(屈曲機能)のあるカイロプラクティックは、手術後のケアにも効果的ですし、手術を検討してる方も、手術を実行する前に試しに施術を受けてみる価値は十分にあります。

またドロップ機能もありますので背骨のクラック音(ボキッ)という音がどうしても怖いという方にも無理なく背骨に刺激を与えることができます。私自身がユックリ背骨を動かしてもらった感想は「あ~その動き、それです!」という感じです。とても気持ちがいいものですよ。

科学的根拠

最近よく言われるエビデンス。科学的なデータを尊重しています。

あまりにエビデンスに縛られると「エビ中」「エビ固め」といった融通が利かない状態になってしまうので気をつけています。

慢性痛は気分の落ち込みや不安が伴う、逆もまた真なり

1990年代後半のWHO世界保健機関の調査でも明らかなように、慢性痛はほぼ「気分の落ち込み」や「不安」が併存しています。長くある痛みは「落ち込み」や「不安」の対応でもあるといっても良いかもしれません。

WHOのデータから5大陸14ヵ国のプライマリケアを受診した25,916名の患者を抽出して行なった身体症状と気分障害に関する国際的研究によれば、プライマリケア患者の22%が持続的な痛みを報告。持続的な痛みのない患者と比較して、痛みのある患者は、不安または抑うつ障害が4倍以上あり、なおかつ重大な活動制限を経験する可能性が1.6倍高かった。また不利な健康認識を持っていることが判明。

Gureje O, Von Korff M, Simon GE, Gater R. Persistent pain and well-being: a World Health Organization Study in Primary Care. JAMA. 1998 Jul 8;280(2):147-51. doi: 10.1001/jama.280.2.147. Erratum in: JAMA 1998 Oct 7;280(13):1142. PMID: 9669787.

精神的な部分にも影響が強い時は認知行動療法も行っています。

私はカイロプラクターなので背中の状態と精神の状態と並列で考えて対応しています。対面式の会話だけの認知行動療法とは少しスタンスが違いますが、精神的な部分へのアプローチも大切だと感じています。

心と身体はひとつのごとく

鬱病、不安障害、パニック障害、双極性障害などの併存も

先述のとおり慢性痛には何かしらの精神状態が背景にあることも珍しくないため、腰痛などの痛みを主訴として来院なさる方の中に鬱や不安障害、パニック障害などの診断、既往歴があることも良くあります。

そのため「気分の落ち込み」や「不安」、「パニック」たまに「統合失調症」などの精神科診断が出された方に、薬物療法に囚われない、社会精神医学的立場でリカバリーのお手伝いをすくることもあります。時にはワークブックを使い問題解決の糸口をつかむこともあります。

必要な場合はワークブックを使用することもあります

もっとも薬物療法に長く依存してきた方は断減薬する方向にシフトできるか否かが快復できるかどうかの鍵になると感じています。

社会精神医学での精神症状とは「種々の精神症状は人生の危機に出る正常な反応」とする立場です。時間がかっても、回復を信じ主体性を育んでいくことが重要だと考えています。

内臓のポスター
筋肉や神経、関連痛のポスター。学位が所せましとならんでいます。

神経と内臓のつながりや、トリガーポイントからの関連痛、腕、脚への痺れの説明に使用します。

医療機関で原因不明の痛みや、回復に向かわない痺れなども触診という基本的な検査方法をしっかり行うことで原因が見つかることも少なくありません。指先はとても敏感なところです。われわれカイロプラクターは自らの手の感覚を信じて施術にあたっています。

マイオセラピーで深層筋

マイオセラピーは聞きなれない療法かもしれませんが効果的な療法です。マイオバイブと呼ばれる特殊な振動器具を使用し脊柱周囲の深層筋をほぐしていきます。万策尽きた腰痛、腰痛の改善を諦めている方にもお勧めしています。

マイオセラピーは天才、辻井洋一郎によって開発されたホリスティックな治療法です。

詳しくは振動療法マイオセラピーとはのページをご覧ください。

頭蓋骨の調整

頭蓋模型
あたまの骨のプレートが動かないと西洋医療では原因不明の頭痛が起こったり、体調不良が出やすくなります。これらも手で触って確認していきます。分解可能な頭蓋骨で説明をします。

頭蓋骨は24枚ほどのプレートでできています。これらのプレートがほんの僅かですが呼吸とともに規則的に動いているという考え方があります。

この頭蓋仙骨療法も数十年にわたって医学会から批判され続けてきましたが、最近ようやくに頭蓋仙骨療法に対する科学的なデータが増えてきて、効果が科学的に実証されつつあるところです。

研究は現在積み上げられてきているところですが、慢性疼痛に関する頭蓋仙骨療法の研究では概ね良い結果が期待できるようです。

首と背中の痛み、片頭痛、頭痛、線維筋痛症、上顆炎、および骨盤帯痛 慢性疼痛のある患者では、このメタアナリシスは、最大6か月続く疼痛と機能に対するCSTの有意で強力な効果を示唆。さらなる比較対照試験が必要。

(Haller H, Lauche R, Sundberg T et al. therapy for chronic pain: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Published 2019 Dec 31. )

動きがなくなってしまうと頭痛や不眠などの自律神経症状が出ます。ここいらは未だ統計的に確実に改善が期待できると断言できませんが、臨床上効果がある場合もございますので、病院で異状ないけど症状があるという方にはお勧めできると経験上言えます。

筋膜へのアプローチ

基本的には手で筋膜をリリースさせます。痛みを出している部分の多くは筋膜が硬くなっていたり、たわみが無くなって突っ張っていたり、浮腫みで膨れ上がったりしています。

下の写真ヘラは筋膜をリリースさせる器具です。浅筋膜と呼ばれる表層の筋膜の癒着をはがしていくのに非常に効果的です。研究では浅筋膜と深筋膜の遊びが少なくなると腰痛が起きやすいことが報告されています。

筋膜リリース
筋膜リリースを行うときに使うヘラ

また50肩などからの回復を早めたいときなども筋膜という概念で肩関節を触っていくと功を奏することが多いと感じています。

アクチベーターメソッド・AKは行っていない

アクチベーターテクニック、アプライドキネシオロジーといったカイロプラクターが卒後教育として履修するテクニックは使っていません。理由は今のところ質の高いエビデンスがないためです。

日本カイロプラクターズ協会認定治療院

日本カイロプラクターズ協会(JAC)は、WHO世界保健機関加盟の世界カイロプラクティック連合の日本代表団体です。

カイロプラクティックの法律がない日本において、国民の安全性とWHO基準カイロプラクティックの安全・有効性を啓蒙するために、様々な厳しい倫理基準を設け活動しています。

日本カイロプラクターズ協会には、WHO基準の専門教育機関を卒業したカイロプラクターだけが登録が可能です。

日本において、患者様が安心して施術が受けられるよう、安全で優良なカイロプラクターを第三者的立場から評価しています。

当院は、認定治療院ならびに正会員として登録されています。

認定カイロプラクティックオフィスの画像
毎年更新される認定カイロプラクティックオフィスの証 2021年5月末まで有効

日本カイロプラクティック登録機構にも登録されています。

日本カイロプラクティック登録機構(JCR)とは、カイロプラクターを登録する独立組織で、登録対象者はWHO基準カイロプラクティック教育プログラムを修了し、さらにカイロプラクター登録試験を合格した者に限られます。

日本カイロプラクティック登録機構に登録されたカイロプラクター名簿は、厚生労働省に提出されています。

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院長紹介

院長の顔
院長 伊藤 孝英
B.C.Sc, B.App.Sc.

もともとは鬱ケアをするつもりでカイロプラクターになった

私は友人の鬱病からの回復が「カイロプラクティック」であったことを知り、この代替医療に興味を持ちました。

もう20年も前のことになりますが、当時友人は鬱病の診断のもと投薬治療を1年以上受けていました。大きな変化がないままが時間だけが過ぎていき、「いったい病気って何なんだろう?」「病院の仕事とは?」と考えたことを憶えています。その後友人は、ご家族の勧めでカイロプラクティックに通院し断減薬をおこない少しずつ自信をとりもどしていき、社会復帰を果たしました。

落ち込んだ友人
落ち込み先の見えない不安

その友人が落ち込む前、まだ若かった私は20代前半でインドに旅をしたときにガンジス河で毎朝沐浴をしていました。日本の衛生環境から考えるととても汚れた河ですが現地では聖なる河です。ある朝、沐浴を終えた後から熱が上がり始めましたではありませんか。

ガンジス河で沐浴
若気の至りでガンジス河で

妙な病原菌でも貰ってしまったのか?と焦ったのですが、暗い部屋で冷静になって考えてみると印度人は毎日沐浴しているわけだけど、それによって病気にならない、日本人旅行者の中には生活しているだけで、酷い下痢に悩まされ続けている人も居る。この差は何なんだろうと考えてみるとある結論に達します。『病気って自分で作ってるんだ』。

ワーキングホリデーに行ってみたり自由に生きてきた私ですが、友人の快復過程を目の当りにして「よしカイロプラクティックに人生をかけてみよう」と上京を決意しました。

6年制カリキュラムを4年間に圧縮した海外のプログラムであったため、授業をこなすので精一杯だった大学生活。特に優秀な成績でもなかったため卒業後はお声掛けいただいた指圧マッサージのお店で勉強させてもらうことになりました。遠回りしたようで人間万事塞翁が馬。多くの症状は実際には筋肉が出していることを学びます。これが後のマイオセラピーに繋がっていきます。

wood inside door window
一時は疲労のあまり咳喘息に悩まされた

開業したての頃は日々閑古鳥で、いろいろな事で頑張り過ぎたあげく身体がボロボロになり、咳喘息を患ったこともありました。創業って皆さん大変なんだろうけど、資金もコネもない異郷の地でよくやってきたなと思います。お世話になった近所の社長さんには感謝の日々です。

10年仕事を続けているといろんな方に出会いいろいろな学びがあります。この仕事を選んで良かったと思えるのは、病院で良くならなかった腰痛や他の疾患が良くなったり、他の治療院で改善しない腰痛や痺れ症状が比較的早期に回復した時ですね。中でも特に嬉しかったのは、鬱病やパニック障害で苦しんでいた方が、断薬減薬をしていき社会で活躍する姿を見れた時です。

生きがい
この道を歩む喜び

そんなに簡単なことではないのですが、この道を志した甲斐があったなと心底思えますし、信頼を得ることもできます。

もともと鬱の人が多い社会だと思いますが、コロナ窩でますます深刻な状況だと思います。将来は鬱や不安の方が第一選択でそのまんまサンシャインに来てくれるような治療院になればいいなと思っています。

今の規模で細々と続けていくのかもしれませんが、理想的には将来は初動負荷トレーニングによる治療、ヨガやピラティスなどの運動療法、海、山、温泉、農業といった自然療法などを複合的に行える施設、エリア、町を作っていけたらいいなと、夢を見ています。結局人間らいし環境づくりが、人々の心身の回復、創造性の発揮、ひいては日本の発展に繋がると思っています。焦らず、のんびり構えています。


カイロプラクティックが誕生した1895年は奇しくもレントゲンが開発された年でもあります。ハイテック科学技術検査中心の西洋医療のカウンターパートにあたるのが、カイロプラクティックだと私は考えています。手技療法というローテク代替医療代表のカイロプラクティックです。

学歴

  • オーストラリアRMIT大学カイロプラクティック学科日本校 (現東京カレッジオブカイロプラクティック)卒 2007
  • 国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法ビデオ研修終了(第242-202号)
  • 国立精神神経医療研究センター 「不安と欝の統一プロトコル研修」修了
  • 国立精神神経医療研究センター 「慢性痛の認知行動療法研修」修了
  • 健康管理能力検定1級
腰痛治療の後はさらに健康になれるようご助言できるよう勉強しています。

取得学位

  • 応用理学士(医科学) Bachelor of Applied Science, Clinical Science
  • カイロプラクティック学士 Bachelor of Chiropractic Science

論文・研究報告

  • 症例報告1 「投薬下における筋緊型頭痛へのカイロプラクティックマネージメント 」
  • 症例報告2「椎間孔拡大手術の必要性を伝えられた患者のカイロプラクティックによる手あて」
  • 卒業研究  『カイロプラクティックによる手あてにおけるうつ症状への有効性』(PDF)
  • デンマーク開催『世界カイロプラクティック学生評議会』にRMIT大学日本校の学生代表として出席 2005年

所属団体

  • 日本カイロプラクターズ協会 正会員
  • TMSジャパン会員
  • 日本マイオセラピー協会 B会員

趣味

  • 最近はじめたマラソン、初動負荷トレーニング、ヨーガ、読書、銭湯
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