心身一如|心とからだはひとつのごとく

心身一如とは、心と身体を切り離さず一つの連続した働きとして捉える考え方です。当院では、慢性痛と精神的な不調が互いに影響し合うメカニズムに基づき、WHO基準のカイロプラクティックで心と身体の自然な回復力を引き出します。心身のつながりや、回復のための視点について詳しく解説します。
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院長の信条

心身一如とは、からだと心を切り離さず、一つの連続した働きとして捉える考え方です。私はもともと、うつ病のケアに携わりたいという思いからカイロプラクティックの道に入りました。

痛みと抑うつ・不安はしばしば併存し、慢性痛の背景には心理社会的な要因が深く関わることが多くの研究で示されています。また、うつ病においては無投薬のほうが長期的な予後が良いというエビデンスも報告されており、心身の自然な回復力を尊重する視点が重要だと考えています。

「一如」には、からだと心が本来ひとつであるという意味だけでなく、“長い時間感覚”の中で変化を見ていくという姿勢も含まれます。痛みや不調は短期的な現象ではなく、生活習慣・環境・感情・思考などが積み重なって生じることが多いため、私はこの長い時間軸を視野に入れながら臨床にあたっています。痛みとメンタルの関係、心身のつながりを理解するための視点、そして自然な回復力を引き出すための考え方をまとめています。

心身二元論を超えて ——「こころ」と「からだ」を分けない視点

心身相関(mind-body relationship)は「こころ」と「からだ」の相互関係を言いいます。
カイロプラクティックは基本的には「からだ」特に運動器の施術にあたりますが、当院では少なからず「こころ」にも影響があるものと考えて対応しています。

皆様の書いておられる心身の心つまり「こころ」のメンテナンスについてですが、今のところ本邦では「こころ」の専門家である心理療法士が担当するものと考えがちです。

臨床心理士の大部分は言葉的操作、コトバによる働きかけを主体としていますので、心身相関から「からだ」に問題が表れていると考えられる場合でも「からだ」に直接触れることなくコトバによるイメージによって患者と対話します。

これはフロイトが自由連想法という技法を創始したことで、「からだ」に直接触れることなくセラピーをする技法を開発したことに端を発しておるそうです。日本には対話心理療法の専門家が多いので、当然ながら「からだ」よりも「こころ」に重点を置いている心理職が殆どです。

この「こころ」と「からだ」を分ける考え方はルネ・デカルトの提唱した「心身二元論」に始まっておるのですが、この考え方は人間が生きるのに便利な時もありますが、不便な時もあります。

カイロプラクターは人間全体をみますから、そもそも分けて考えません。「からだ」が痛い時は痛い部位を確認しますし、何か悩みがあれば解決できるできないは別にして、先ずお話をお伺いする存在になるように教育を受けています。

近年の研究においてアジアにおける鬱、不安症の患者は欧米と比べて「からだ症状」の訴えが多いことが分かっています。人間なので「からだ」に緊張や痛みがあれば「こころ」も穏やかではなくなります。これ逆もまた然り。心理学では「身体化」というそうです。それが人間です。これ東洋では心身一如といいます。

興味深いことに心理学者、土居健郎氏(甘えの構造の著者)によって、「身体化」こそ重要な再健康化への機制(しくみ。 機構。)でありうる事が、提言されているそうです。

つまり特にアジアにおいては一旦不健康になった方の「からだ」の症状、状態が「こころ」も含めた人間の健康を取り戻す「しくみの一部」になっている可能性があるということです。

私は心理療法の専門家ではありませんが、そのような観点、理由から人間生活において「心身のメンテ・リフレッシュ」はとても大切なものと考えております。
参照:(臨床心理学116,第20巻第2号127-129、心理臨床におけるこころとからだ,黒木俊秀)


エビデンスに基づく「心とからだ」へのアプローチ

心と身体のつながり(痛み・抑うつ・不安の併存)

うつ病と身体ケア(薬以外の選択肢・自然回復力)

身体活動とメンタルヘルス(運動 × 抑うつ・不安)

慢性痛と心理的要因(BPSモデルの実践)

高齢者の心身の脆弱性(フレイル・心理的苦痛)

6大カテゴリーへのリンク(未完成)

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