いよいよ東京マラソンの日が近づいてきました。
コロナ窩が続き各地のマラソン大会が軒並み中止だったので、「今年も中止だろう」とたかをくくっていたのですが、「やるんかい!?」ということで、当初ブー垂れておったのですが、あのキプチョゲ選手、コスゲイ選手が招待選手として来日するということで急にテンションが上がり、慌てて真面目に走っておる次第であります。
1㌔7-30~8-00程度のJogしかしていませんでしたので、ギリギリになってスピード練習をしていますが、おじさんランナーなんて、そんなに簡単にスピードが出るようにはなりません。
以前は渋谷区の織田フィールドでハイレベルなランナーを横目に、毎週1㌔のインターバルを10本を懸命練習していたのですが東京オリンピックを機に全面改装するということで、今は品川中央公園の200mトラックでたまに練習しています。
この公園はグランド使用の予約がなければフリー走行がいつでもできるのですが、学校の授業や地域のクラブ等でそこそこグランド使用があり、確実に走れる朝7時半~8時半の時間を使わせてもらっています。
とは言っても400mのレペティションを1:45くらいで20本走るのがやっとなので、東京マラソンでは1㌔6分くらいを想定しています。
前回のレースが2021年のGWで気温が23.2℃まで上昇して、後半はバテバテ。完全にオーバーペースであったので、今回こそネガティブスプリットで気持ちよくゴールしたいものです。
前回のGWから月100㌔前後の走行距離で、慌てて2月は213㌔走った状態です。
マラソン3回目で今回気をつけたいポイント
マラソンは3回目のチャレンジですが、そもそも東京マラソンの抽選に当選したところから練習を始めており、まだまだ分からない面も多いですが備忘録的に書くのと、「走れるうちは病気にならない仮説の検証の為」書いております。
走ることに関しては素人ですが、一応カイロプラクターという職業上それなりに考えて創意工夫を心がけております。
Point1.ミネラル不足のせいにしたい
過去二回のマラソンで言えるは「20㌔、25㌔過ぎたあたりからとたんに走る気力が無くなる」ということです。
これは孤独な練習を続けているので「距離走が極端に少ない」からだということは察しがつくのですが、なんとか便利グッズでその壁を乗り越えられないか?が私の喫緊の課題になっています。
過去2回は梅干し、アミノサウルスなどはご多分に漏れず食しましたが、オーバーペースなのと脚が出なくなる感覚にはどうしても勝てない。
自分の練習不足が原因なのは重々承知だが、今回は「どうもミネラル不足が原因ではないのか?」というの気持ちが沸沸と湧いてくるではありませんか。
そこで今回試してみるのは、30分おきにミネラルサプリを飲んでみること。
唯一2月に行った30㌔走で、30分おきにスギ薬局のマルチミネラルビタミンサプリを取っていたら比較的気分が楽だったということから、試してみる価値はあるのかなあと考えています。
これは本当は塩熱サプリを摂ると良いとの情報から温熱サプリを摂った方が良いのでしょうが、少々ケチって取った選択です。
さらにいろいろと補給について調べているとBCAAもミネラルとともに常時補ったほうが、持久系スポーツには良いとの考え方があるようなので、どうせならということでAsahiのマルチサプリメントも用意。
レース前30分にアミノサウルのパウダーを飲み、セルフのエイドでアミノサウルも採る予定ですが、それでも脚が出なくなったことから、思い切った悪あがきをしています。
諸先輩方のblogを読むと塩熱サプリは夏のマラソン用と書いてあったり、普段の練習でも摂った方がよいなどさまざまな情報があるので、いろいろなシーンで試して見たいと思います。
マルチミネラルサプリの成分表では実に多くの成分が入っているのですが、目的のBCAAに関しては1日摂取量4粒ではバリン30mg、ロイシン42mg、イソロイシン30mgといわゆる分岐鎖アミノ酸は4粒で102mg(一粒あたり約25mg)と運動で要求される量よりまったくもって少ないですが。+マルチビタミン、マルチミネラルが力強いです。
しかしながら、そのようなことを推奨しているのお話は聞かないので、あまり意味はないのかもしれません。
大塚製薬のサイトを参照すると、アミノ酸を摂取して30分後がMax血中濃度が上がるそうで、アミノサウル顆粒3000mgBCAAをレース前に摂り、その後30分置きに摂取すると計204mgを+できる。
途中でアミノサウルのジェルを1時間か2時間で補給できればBCAAは500mg補給できるので、足りるのか?。大塚製薬のサイトでは摂取から2時間もすればBCAA500mg摂取30分後と同レベルにまで下がってしまうそうなのですが、今回はこのパターンで行ってみようと思います。
Point2.お菓子のケースで持ち運ぶ
そこで携帯方法を考えた結果、今回はMINTIAのケースを改良して持ち運ぶことにしました。お菓子の大きさが大きく取り出し口が他商品より大きかったのが理由です。
矢印の部分をニッパーでそぎ落とし、塩熱サプリも通り抜けますし8個入以上入ります。その隙間にマルチミネラルを放り込んでおけば、あとは30分置きにロシアンルーレット的に出てきたサプリをかじればOK。
Point3.疲労を完全に抜く
そもそもさほど練習していないので、疲労がたまっていると感じる日も数える程度でしたが、今回は3日前からは「何もしない」作戦で挑みます。
前回までは故・小出義雄監督の著書を参考に「足に疲れを残した方がレース序盤抑えて走れる」とのご意見を参考にしていたのですが、私のようなお調子者はどうしても前半調子に乗ってしまうのも判ってきたこと。
脚に疲労が残った上でさらに調子に乗るから失速も早いのでは?と思ったのと、カイロプラクティック来院者で走るのが得意な方と以前話していたら「僕だったら3日前から何もしないですね」と言い切ったのが印象的で、身近な人の意見を率直に取り入れてみようと思ったのが理由です。
Point4.㌔6分から入る 目指せFun Run
以前は張り切ってサブ3.5を目指していましたが、どうせ練習していないので今回は東京だし「楽しんで走れたら=Fan Run」を目指そうと思い㌔6分設定でいきます。
これまでは紙に書いて家に忘れたり、腕に書いて汗で消えたペース配分表。
今回はお菓子のケースに張り付けようと思います。
そして㌔6分で設定すると単純なタイムになるので、見間違えることもなさそう。
字は下手クソですが、分かりやすいタイム配分になります。初代バチェロレッテの福田萌子氏が「レッツenjoy!」と言ってた映像を観た時は引きましたが、いまはちょっとありかな?と思っています。
Point5.音楽を聴きながらFun Run
過去2回のマラソンはタイムだけを狙って走っていましたが、今回の東京マラソンはアプリで健康管理している為、スマホを携帯して走るルールになっています。
いっそのこと音楽で楽しもうと考えました。
普通はビート180のアップテンポの曲を揃えるのでしょうが、上京して頑張ってきた街。江上剛さんの著書によると「場所場所でいろいろな思いでが蘇って感動的」なようなので、ここはあえて心の支えになっていた中島みゆきさんの曲を中心にリストアップしました。
さあ、どうなるか東京マラソン。
結果はあらためて報告させていただきます。