”走れるうちは病気にならない”という仮説を立てているものの、どれくらい走れれば病気にならないのかということの明確な答えを今の所持ち合わせていません。
仮説そのものは、シンプルで面白いと思うので、生きている間に観察し、実践し、考えていきたいと思います。
「走れる」の一つの基準
一つの基準として考えているのは、「ランニング・ハイになれるか?」つまり「走っていて気持ちいと感じられるか?」を考えています。
理由は週に有酸素運動の時間が長いほど、運動強度が高いほど心疾患、癌、脳血管障害、死亡率、糖尿などの発症率、ひいては死亡率も下がるというデータがあるからです。


ジョギング、ランニング程度の強度なら75分~150分が最低限必要な有酸素運動とされています。(絵は卓球になっています)
つまり楽しく感じられていないと、続きません。ランニングで言えば「ハマって」いないと長時間走り続けられませんし、継続的に毎週75分以上の高強度の有酸素運動時間を確保していくのは難しいと思います。
ランニングハイになるには
カイロプラクティックの臨床の中で気づいたのは、「走ることが好きでない」方の共通項は「ランニングハイを味わったことが無い」ことです。
私はたまたま高校生の時にランニング・ハイを味わいました。以来ランニングは気持ちが良いという認識ですが、それ以前は「苦しい、辛い」というイメージでした。
ではどうしたらランニング・ハイを味わえるのか?。一つの参考になるデータとして、ケリー・マクゴニカルの著書にランニングにはまる要素が書かれています。
『スタンフォード式人生を変える運動の科学』によると20-30分の運動を週3回、6週間続けると、ランニングが好きじゃない人がランニングを好きになる。
ランニング・ジョギングを定期的に6週続ければ、筋肉からのマイオカイン(快楽ホルモン)が放出されやすくなります。このホルモン放出機構はもともと人間に備わっているシステムです。
報酬系が活発になるそので一つの目安としてランニング、ジョギングを20分位ゆっくりでもいいので走りつづけられる。これが私が考えている「走れる身体状態」の一つの目安です。
さあに運動量を増やしていっても良いのですが、ある意味中毒状態です。中毒状態ですから気を付けなければ「走り過ぎ」に向かってしまう傾向にあります。その注意点は別の機会に書きたいと思います。
筋骨格系症状と同じく、程度は人それぞれ随分違っていて、同じ筋肉の硬さでも高齢者のそれと、赤ん坊のそれとでは全く意味が違ってくるように、定量化できないものです。人、状況、体調、つまり生物心理社会的状況によって違うものです。
今のところの結論
マイオカインが放出されやすい状態は言いかえると「運動をしないと気が済まない状態」です。
20分間の軽いジョギングなら足首、膝への負担はさほど高くありません。この20分間が一つの目安になると、今のところ考えています。
私自身はマラソン練習を辞めてからは、スポーツジムのトレッドミルで20分間のジョギングを週に2回行うようにしています。2年近くなりますが、今のところ走る喜びは失っていない状態です。











