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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

「走れる」の基準を考える

考える男性
走れるってどれくらいをいうのだろう?

”走れるうちは病気にならない”という仮説を立てているものの、どれくらい走れれば病気にならないのかということの明確な答えを今の所持ち合わせていません。

仮説そのものは、シンプルで面白いと思うので、生きている間に観察し、実践し、考えていきたいと思います。

目次

「走れる」の一つの基準

今の段階で体験上判っているのは、「走るのは勿論身体にいいんだけど走り過ぎも良くない」ということです。世の中のあらゆることは「過ぎたるは猶及ばざるが如し」でやり過ぎはやはり良くないです。

筋骨格系症状と同じく、程度は人それぞれ随分違っていて、同じ筋肉の硬さでも高齢者のそれと、赤ん坊のそれとでは全く意味が違ってくるように、定量化できないものです。人、状況、体調、つまり生物心理社会的状況によって違うものです。

言うてもこの『過ぎる』というラインが一元化した数値では表せない。そうは言っても始まらないので気づいたことを書いていきます。

何事も失敗をして会得することが多いこの人生。chatGPTの出現で日本は更に失敗しようとしない方向性に向かうことになりそうですが、効率よくタスク管理はできても、新しい発見は無いので危うさが漂います。

失敗せずに上手に完璧にやろうとするのは無理だろうとイチロー選手が稲田選手との対談で言っておりましたが、失敗しようとしないというのはチャレンジしようとしないということでもあります。

これは音楽、チェス以外の天才たちの共通点でもありますが、「失敗することを何とも思わない」人である必要があります。

新しいことをしようとしないのは問題です。新しいことというのは、ここでは個人にとって新しい経験になります。新しい動きや新しいライフスタイルを獲得して行くことは最初は上手く行かないものです。

つまり失敗を積み重ねることで進歩、発見があるとも言えます。

さて、肝心の本題ですが?どれぐらい走ればいいということについて、まだ明確な答えは持ち合わせていませんが。一つの参考になるデータとして、ケリー・マクゴニカルの著書にランニングにはまる要素が書かれています。

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『スタンフォード式人生を変える運動の科学』によると20-30分の運動を週3回、6週間続けると、ランニングが好きじゃない人がランニングを好きになる。

ランニングを繰り返すことによって、筋肉からのマイオカイン(快楽ホルモン)出やすくなった状態でにするということです。

報酬系が活発になるそので一つの目安として 20分位ゆっくりでもいいので、走れる身体状態が一つの目安かもしれません。ここまでくると運動習慣がある状態ともいえます。ある意味中毒状態です。中毒なので先述した「走り過ぎ」に向かってしまう傾向になるのですが、その注意点は別の機会に書きたいと思います。

今のところの結論

運動をしないと気が済まない状態になるので。まあ20分間軽いジョギングがしばらく続けられるかっていうのが一つの目安になると、今のところ考えています。

GoogleFitやappleHeathが推奨してくる週に150分の有酸素運動は、通勤であるいていたり電動自転車に乗っていてもクリアできるのですが、これも参考にはなります。

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