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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

    うつ症状があると腰痛のリスクは上がる

    うつ状態の方をカイロプラクティックでケアしたいという志で、この道に入ったこともあり、うつの情報にはアンテナが立っています。

    修学の過程でうつ病と腰痛の関連性が指摘されはじめたこともあり、現在では腰痛と抑鬱状態を並列で考えてヒューマンケアをしています。

    そのような観点でカイロプラクティック・ケアを行って15年が経ちます。臨床経験を重ねてだいたいの状態を把握できるようになってきました。

    目次

    超1級レベルの科学的根拠で鬱病と腰痛の関連

    高いレベルのエビデンスで、うつ症状と腰痛発生のリスクが確認されています。

    この研究はシステマティックレビューとメタ解析が行われているので、研究方法としては超一級のエビデンスになります。

    エビデンスレベル
    最上級の研究

    この研究によると、鬱の方は将来的に約1.7倍腰痛になるリスクが上がるそうです。

    また鬱のレベルが高いほど、将来の腰痛リスクは上がることも解っています。

    鬱と腰痛の関連を様々な角度から考察

    例えば鬱と脳科学という観点から考えると、よく鬱の方は前頭葉の働きが悪くなっていると言われてます。この状態は人間らいしい活動から遠のいている状態。つまり創造的なことをしていないと言えます。

    これと身体の動きを例にとって考えてみると、新しい動きを作りだしていないということになります。慢性的な腰痛がある方は日常的に疼痛行動(痛みが出る行動)を繰り返しています。

    単一のイメージが先行してしまう

    現代は脱身体化ということばからも解るように、映像技術が発展したことでイメージが先行する傾向にあると思われます。

    また都市化によって歩くという動作ひとつとっても平坦な道をアスファルトという均一の入力で動作を行っている人が多いのではないでしょうか。生活環境が都市化とともに何処に行っても同じような建物で同じような動きになって、脳への刺激の多様性が失われてきています。生活が単調になれば刺激が少ないために抑鬱になりやすいと言えます。

    科学技術が発展する前は、単調な暮らしの中で何かしら楽しみを作って、遊びも自分たちで作って生活していた要素が多かったように思います。

    筋膜もストレスと関連

    以前は解剖学で注目されていなかった筋膜も最近では非常に重要な役割を果たしていることが解ってきています。その中には痛みに関することも多いでうす。

    欝々としていると、身体全体の動き、腰の動きも単調なものになってきます。筋膜に関する生体研究では、高ストレス下では筋膜に直接痛み物質が放出されるというドイツの研究を聞いたことがあります。これは理屈としてはストレスで胃液が多量に分泌してしまうのと同じだそうです。

    ストレス過多であれば抑鬱になりやすいわけですから、筋膜においても腰痛と鬱との関連が説明できるわけです。

    自律神経の働き、この場合正確には筋膜自体が痛み物質を出す。筋膜の研究は今盛んに行われていて分かっていないことも多いのですが、われわれが思っているより重要な働きをしていることも解ってきています。

    今回は腰痛が関連があるということを抑えておいてください。

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