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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

より楽観的になりたい人は緑黄色野菜

ピーマンとトマト

より将来への展望などを楽観視したい方は、野菜を1日5単位摂る生活をするとよいというニュース。

この食品と精神機能の関係は「栄養精神医学」という分野で研究されています。そう書いてしまうと何やら高尚な感じがしますが、昔から「医食同源」や「食べたものが人間を作る」など食の大切さは体感的に解っていることで、論じられています。

目次

今回ご紹介する研究は血中カルチノイド

カルチノイドはリコピンやルテインなどの抗酸化物質。いまネットで調べると病気のカルチノイドばかりが上位表示されますが、カロテン、ルテイン、ポリフェノール類ですね。

982人の男性と女性の食品によるさまざまな抗酸化物質の摂取量、自己申告による楽観主義と血中抗酸化物質濃度を測定して得られた結果だそうです。

これによると、血中のカルチノイド濃度と楽観性に相関があるという

  • 年齢が高くなるほど
  • 高いレベルの教育を受ける可能性
  • より高い収入があり
  • より多くの果物や野菜を食べる
  • 喫煙する可能性が低くなり
  • 運動をする可能性が高くなる ​      
トマト、ニンジン、ブロッコリー、ほうれん草・かぼちゃ・ケール(キャベツ)・ベリー類・カシス・ナス・黒豆・葡萄・グリンピース 何でもいいから色物野菜

​この論文にもあるように、関連性を示してはいるが、確実な因果関係があるのではないですが多いに参考になります。

もともと楽観的な人だから野菜類を食べるような生活をしているかもしれないからです。多くの他の研究からも野菜をとる事は健康生活には良いよいようなので、野菜はとるようにして損はないでしょうね。

これで楽観的になれるんだから、お薬飲むより手っ取り早いでしょう。慣れてくると不足している感が感じられます。

すみません、ついロン毛に憧れて…

私は舌、ベロに感じます。満たされている感じと、足りていない感じ。主観的なことなのでただの勘違いかもしれませんが、個々人の感覚を養っていくと、より人生が充実してくると思います。

特に一人暮らしの方は気を付けていないと野菜類、果物類が不足しがちになりますので、悲観的で病院行こうか悩んでいるなら、まず八百屋にいきましょう。

野菜や果物を1日5単位から7単位への呼びかけ

健康関連で最近私が意識しはじめているのはVegitarianについてである。活き活きとした生活、QOLの向上には程度の差こそあれ、欠かせない要素の一つだと考えています。

ベジタリアンというと野菜しか食べない生活を連想しがちですが、そもそもの語源はVegitableでは無いようです。
このベジタリアンの語源はラテン語のvegetus(ヴェゲトゥス)に由来し「完全な、健全な、生き生きした、活発な」という意味で日本語の「野菜人」、ではなく「菜食主義者」というのも適切ではないでしょう。

私自身はいまのところ少しこずつ肉食を意識的に減らして、野菜の摂取量を増やしていっているセミ・ベジタリアン。

たまに外食などでに肉食べちゃうくらい、非常にいい加減なものですが、それでも体重は自然に落ちてきて、なおかつ活動的な日々を送らせていただいています。(もっとも加筆修正している2021年には少量の肉を毎日食べていますが…)

そんな活動的なプレイヤー達を後押しするようなレポートが去年あたりから続々と出て来ています。

野菜の品目数を増やす

高学歴、社会的地位が高いから収入も良くてサラダ、フルーツが食べれるんでしょ?じゃなくて、とりあえず食べてみんしゃい,食べればわかるから。

「1日7単位の野菜や果物が命を救う」と報道し、Daily Telegraphは「1日10単位の野菜や果物がベスト」という。英国の健康調査に参加したランダムに選ばれた65000人以上の成人の情報を用いた研究結果によるところの考察。(NHS choices 2014 Apl.) より

1日に7単位以上野菜や果物を食べる人々は1単位以下しか食べない人々より33%リスクが低い。
・総死亡
・癌による死亡
・心血管系障害による死亡

死亡リスクが低くなるのは、どちらかというと健康なのでしょう。

注目したいのは野菜類、レタスなどのサラダ類とフレッシュもしくはドライフルーツを食べる群が得に疾患死亡リスクが低下していること。またこれらを摂取する社会的なグーループは高学歴や社会的地位が高めのグループに属する事が多い。

野菜とフルーツを摂るようになり、カロリーと砂糖摂取を気にしてさえいればより愉快な生活になると締めくくっている。

日本ではいまだに沢山栄養をとらないといけないような空気がありますが、食べられない時代は終わって、ホームレスが糖尿病になる時代です。

疾患の形態がかわってきているので欧米では既にベジタリアン食がガイドラインになって栄養学の中に組み込まれています。

このブログではいままで運動不足が不景気の原因の可能性があることを指摘してきましたが、食問題も関わっているのかもしれません。

これからはそのあたりについても関連づけて考察していけたら面白くなるなあと考えています。
健康の最前線を実践して行くなら当院のプレイヤーになってくださいね。

野菜を多く摂ると心臓発作になりにくい

野菜や果物を多く摂る女性は心臓発作になりにくい
【方法】49~83歳のスウェーデン人女性3万2,561人を10年間追跡調査して、食生活へのアンケートを行った。 

【結果】1,114人の被験者に心臓発作が起きた。抗酸化物質レベルが最も高い被験者では、そうでない人に比べて、心臓発作リスクが20%低い。多い人では、果物および野菜を1日あたり約7皿分摂取していた。最も低い被験者は2.4皿分を摂取していた。

「The American Journal of Medicine」2012年10月号に掲載。 

 研究者のWolk氏は、「心臓発作に関連するすべての食事性抗酸化物質の影響を検討した研究は今回が初めて」という。付随論説では、減量のためのさまざまな食事があるが、果物と野菜の摂取を増やすことに重点を置いた食事が最も有効だとしている。 

ドクター

野菜や果物を如何に増やすかが、大切なようです。

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