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運動がどれくらい癌患者の死亡率を下げるか

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運動は癌による死亡リスクを28~40%減らす

癌患者さんのとって、生き残ることは正に命題になると思います。
運動が免疫力を高めることは分かっているのですが、癌患者さんにとってどれくらい死亡率を下げるのかが気になるところ。

癌患者5,807例で構成されたコホート研究から、14年にわたって収集された詳細な疫学データです。

エビデンスのレベル表
エビデンスレベル3.4あたりでしょうか

運動による有意な延命効果は、乳がん、結腸がん、前立腺がん、卵巣がん、膀胱がん、子宮内膜がん、食道がん、皮膚がんで確認された。

ポイント

①普段から定期的に運動をしていた方々が一番延命効果が高い。特に週3~4回もともと運動を行っていた方はほとんど運動をしない方に比べ約40%死亡リスクを下げる

②週に1~2回もともと運動を行っていた方々は約30% ほとんど運動いない方々と比べて死亡率リスクを下げる

③長年運動していなくて癌の診断を受けた後週に1~2回運動を始めた方々は28%死亡率が低下した。

延命効果は、患者の性別、年齢、体重、喫煙状態またはがんのステージにかかわらず確認された。

⑤がんと診断される前に定期的な運動をしていなかったと述べた患者は24.4%
がんと診断された後に運動をしなかったと述べた患者は41.9%

著者らは、がんと診断される前の10年間はとくに、身体活動のレベルが誤って記憶されたり分類されたりしやすいと考えられるため、「本研究の主な限界」は、身体活動の評価が自己報告に基づいていることであると認めている。

Cancer Causes & Control
Habitual recreational physical activity is associated with significantly improved survival in cancer... Purpose The association of recreational physical activity (RPA) with mortality is well established only for breast and colon cancers and few studies have evalua...

こういった研究を積み重ねて、運動自体を癌の支持療法の一つとして医学に取り入れるかどうかは今後の研究課題のようですが、知っていても損はしない研究の一つだとおもいます。

ご参考ください。

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