砂糖業界もデータねつ造
資本主義社会では、どんなことよりも資本の増殖が優先される。そういう意味ではデータが隠蔽されようが、ねつ造されようが都度正しい選択をしていると言える。
カイロプラクティックの業界でも、砂糖は筋の緊張や不健康になることが経験上わかっているが、心臓の病気や癌のリスクも上げるようです。
これらのデータを砂糖業界が隠していたようで、資本主義としては正しい選択であったと思います。

50年間隠していたというのは心疾患や膀胱癌のリスクを高める可能性があるというデータです。
この辺りはタバコ業界が有害を隠蔽していたことと同じです。
ネズミへの研究であるものの 中性脂肪とβグルクロニターゼが上昇
約50年前のこの研究では、ラットにショ糖とでんぷんのいずれかが多く含まれた餌を与えたところ、ショ糖を与えたラットではでんぷんを与えたラットと比べ、
心疾患リスクと強く関連するトリグリセライド値(中性脂肪)が上昇し、当時から膀胱がんとの関連が指摘されていたβ-グルクロニダーゼと呼ばれる酵素の値も上昇する可能性が示唆された。
しかし、研究者らがこれらの予備データを提示したところ、研究を続けるための資金提供が打ち切られてしまったという。また、この予備データはその後公表されることはなかった。
こういうことはどんな業界でもありそうですよね。
日本でもありますよね
米レノックス・ヒル病院のSharon Zarabi氏は、「われわれが何を食べるべきかを示す政府のガイドラインが、食品業界のロビイストによって左右されている実態が明らかになった」とコメント。
特定の食品の摂取を支持する研究の多くが業界の資金援助によるものであることを指摘している。
特定栄養補助食品なんかも、そのたぐいでしょうね。
原著論文はこちら
Kearns CE, et al. PLoS Biol. 2017 Nov 21;15(11):e2003460.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29161267