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ストレッチしても取れない腰痛は何が起きている?

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定量的に測りづらい筋肉の硬さ

ストレッチをしてもなかなか取れない腰痛があります。何が起きているのでしょうか?

現在筋膜の研究が盛んに行われているのですが、問題は10代の筋肉の硬さと80代の筋肉の硬さを同じに扱っていいのか?どうしたら定量的に表せるかということです。

現在確実に腰痛の原因だと言い切れる、脳が痛みの拡大解釈、ストレス説は確かにそうなのですが、臨床的には筋骨格系は確実に関連しています。

ただそれが定量化できないので、確実に言い切れないというのが現状です。

腰に羊羹(ようかん)のような筋肉の塊がある

まっちょ
塊が腰にあります。

ある程度筋肉質の方ですと筋肉の分厚さもあります。長年腰を伸ばす方向で使って来なかった方が何かをキッカケに腰痛を覚えると大変です。

かなり強い指圧を受けても表面2㎝くらいまでは柔らかくなっていることがありますが、それ以上の深さの部分は指が届きません。

この大きさになると筋硬結っていうよりは筋肉そのものが全部硬い。その硬い筋肉が羊羹のように長く続いているのです。そりゃ腰が重かったり、痛かったりする訳です。

ですからストレッチや認知行動療法や運動療法でカヴァーできる範囲を超えているものと考えてもらっても良いかもしれません。

勿論運動療法を毎日数時間できるような生活に切り替えれる方なら数か月で回復に向かう可能性は十分にありますが、現実の生活を考えると難しいですよね。

羊羹様の塊があるとストレッチしても腰痛はとれない

ストレッチ
ストレッチ

このような永細い塊があると、例えば写真のような前後開脚でもいいし、左右の開脚splitでも180度できたとして、べちょっとお腹が床についたとしても腰の塊がそのままですから腰痛はあります。

ダンサーやバレリーナの人で股関節は柔らかいんだけど、腰が硬い方はいらっしゃいます。施術家同士で話をすると、そういう会話になります。腰に筋肉の塊があって、柔軟をしても他の部分が柔らかいので、その柔らかい部分が代償して動きます。

もっともヨガに熟達した方なら、背骨にある72個の関節を自由に動かせますから、ある一部分が硬くなるということは無いです。

そのレベルに達するには何十年と必要だと思われます。

肝心の伸ばしたい硬い部分が伸びない。身体が柔らかいひとで、もし数週間くらいそのような状態が続くなら早めにカイロなりマッサージなり施術を受けることをお勧めします。

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アメリカ・ノースカロライナの腰痛・首痛事情

アメリカでも腰痛患者は増えている

ノースカロライナ州のことですが、腰痛患者が増え続けています。

ノースカロライナ州の地域住民を対象とした最近の研究によると、慢性の首痛や腰痛があると回答した成人の割合は、
1992年には3.9%だったものが
2006年には10.2%にまで増加している。
近年の有病率の上昇、医療利用の継続や医療費の増加はこの事と関連している可能性がある。(Freburger JK, Holmes GM et al.,2009)
 

アメリカなど欧米では 腰痛ガイドラインが日本よりも15年ほど前から、制定されていますが現場の状況は芳しくないようですね。カイロプラクティックはアメリカの発症ですが、保険医療になってから様相が変化していきたとも言われます。

機械によるアジャスト、保険点数化による部分刺激 などおよそカイロプラクティックとは呼べないサービスが日常化していると伺っています。

カイロプラクティックのアジャストで、慢性腰痛や首痛が治るのではありません。効果的であることは確かですが、ご自身の健康管理はご自身でできるように促していくことがカイロプラクティック・ケアの重要な部分だと私は考えています。

アメリカはカイロプラクティックが普通に行われている国ですが、どうもそれだけでは腰痛管理はできないことが伺えます。運動療法や瞑想など、各患者さんに合わせたライフスタイルの構築が必要だと考えられます。

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