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伊藤孝英
カイロプラクティックそのまんまサンシャイン院長
RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)日本校卒業。B.C.Sc(カイロプラクティック学士), B.App.Sc.(応用理学士)。従来の筋骨格系障害としての腰背部痛という観点から、生物社会心理的要因としての腰背部痛へとシフトチェンジしてマルチモデルで腰痛ケアをしています。鬱・不安などの気分障害で過度な薬物療法に疑問をお持ちの方もお気軽にお問い合わせください。
そのまんまサンシャイン公式ホームページ
筋骨格系の症状はもとより代替医療のセカンドオピニオンもお気軽に聞きにきてください。https://chirosonomanma.com

腰痛への認知行動療法に基づく活動再開

スケルトンと認知
目次

認知行動療法で腰痛を乗り越えていく

腰痛に認知行動療法をと、数年前から真面目な腰痛番組では目にするようになってきました。認知行動療法とは一種の精神療法にカテゴライズされますが、近年ではさまざまな疾患に応用が利くということで、腰痛や糖尿病、不眠症などでも取り入れられています。

各国の腰痛診療ガイドラインにも記載されています。

腰痛への認知行動療法は、いまでは体系化されつつあり、活動や運動と腰痛を関連づけて行われることが多いです。

■短期間(数日~数週間)のうちに認知行動療法に基づいて段階的再活動化を実施した場合と、
段階的再活動化を単独で実施した場合を比べると、疼痛と活動障害の回復速度に差はないが、慢性的な活動障害の発生率と失業率が低下する(★★★)。

上記のように単に段階的に活動を再開するよりも、認知行動療法に基づく段階的再活動化のほうがより有効だということです。

認知行動療法は簡単にいうと、「あ、動いても大丈夫なんだ」という自分を作っていくということです。
多くは腰が壊れた!と思っているので、確認しながら動いて、たまたま痛みを出しているんだという認識になってもらうことです。

この部分が「脳が痛みを作っている」というところにリンクしてくるので、腰痛を慢性化させないという意味においても非常に大切なことです。

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