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膝への関節鏡手術はプラセボ手術と同じ

膝の痛みは医者、代替医療者泣かせといえる症状かもしれません。人体最大の関節でありながら回りを覆っている筋肉が少ない為、一旦故障すると筋肉を強くしたり柔らかくしたりすることが出来ないからです。

ですから代替医療でケアをする場合は、腰や足首、肩などに比べて効果が現れるのにに時間がかかりますし、根本的な身体の使い方の変更が必要なケースが多いからです。身体の使い方の変更というのは、膝関節そのものもそうですし、股関節、体幹、足首なども関係してきます。

人体最大の関節と言われる膝関節は最大の面積があるわりには、股関節や仙腸関節ほど靭帯のサポートが無いのも故障しやすい要素です。

ということで手術の選択をするケースも多いようですが、気をつけたほうがいいのは関節鏡手術。

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膝の関節鏡手術でプラセボ治療と比較すると

180人を対象にした術後の追跡調査の結果によると、模擬手術といって膝の所に穴だけあけて
『手術しましたよ~』と伝えておいたグループと差がないようなのです。

変形性膝関節症患者180名を関節鏡手術群、関節内洗浄群、模擬手術群に割付けたRCT(ランダム化比較試験)によると、関節鏡手術の成績は2年間にわたって模擬手術と同等だった。プラシーボに過ぎない関節鏡手術にかかる医療費は他に振り向けるべき。


アメリカスポーツ医学会賞を受賞した有名な研究です。これも『ニューズウィーク日本版』で医療仕分けの対象として挙げられていましたが、医師はこの事実を知っていてもなかなかやめようとしません

たとえばヨガや太極拳の後に、膝の調子がとても良い患者さんもおります。
全身の動きのなかで、膝への無理な負担がなくなる動きが自然と身につくからだとおもいます。

いずれにせよ、膝の不具合はとにかく早め早めに行っておく事をお薦めします。

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8種の待機的整形外科手術、臨床的効果はない システマティックレビュー

待機医的外科手術とは、急を要しない外科手術のことで一旦保存療法を行って様子をみてから手術をすることを言います。

この待機的手術の効果がどれくらなのかという研究は実は2021年まで行われておらず、ようやく詳細にしらべられました。それで幾つかの手術は待機的手術に効果がないことが分りました。その10種類とは

  1. 関節鏡視下前十字靭帯再建術
  2. 関節鏡視下膝半月板修復術
  3. 関節鏡視下膝半月板部分切除術
  4. 関節鏡視下腱板修復術
  5. 関節鏡視下肩峰下除圧術
  6. 腰椎除圧術
  7. 腰椎固定術
  8. 人工股関節全置換術

膝の関節鏡手術に関しては1.2.3が関係していますね。前十字靭帯再建術と半月板修復術、半月板部分切除術

なおこの研究では、手根管減圧術、人工膝関節全置換術は待機的手術でも保存療法より効果があるとのこと。カイロプラクターとしては参考にすべき論文です。

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