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身体が基本 どんどん使おう
著名人のお話をネットサーフィンすることがある。
テレビを見なくなった生活が長くなり、流行りごとには疎くなる一方ですが
その時間を著名な先生方のお話を聴けると思うと実に便利で、良い時代だなあと実感します。
大学時代の恩師である市川早苗先生も、解剖学講義の時には実際の解剖をしていた頃のご感想などを語ってくださったものですが、人体の構造とは「まさに神秘」だそうです。
下記のリンクの中で養老先生が人体のことを小宇宙と表現されていますが、まだまだ解かっていないことの方が多いことがよく伝わってきます。
『自分の身体を動かすかを分かっていない方が9割9分』というのは正にその通りと思います。
冒頭の「身体を使って働け」というはカイロプラクティックの臨床においても説得力のある言葉で、臨床現場ではお身体を使ってお仕事されている方は回復が早いのです。
さて体を使っていくと、中枢神経に入力があります。その入力に対して何かしらの反応があります。よりよいサイクルで生活できていれば質素な生活でも深い満足感の中で生きられます。
アフォーダンスな肉体
アフォーダンスという言葉がありますが、現在では物をデザインする時に良いデザイン、そうしたくなるデザインという言葉でよく使われます。
なにも考えなくてもそのように使うデザインとでも申しましょうか。
人間の身体の構造は、はっきりと構造通りに使っていければ非常に高い幸福感を得られるようにデザインされていると私は思います。この辺りはトレナーさんがお詳しいと思いますが、人間は誰が作ったのか素晴らしいデザインで出来ています。
この身体の使い方は一生かかって発見していくものだと思いますので奥が深いですし、いくらでも幸せが掘り起こせる有難い作りになっています。