カイロプラクティックの初診時に一通り健康状態の問診、検査をします。そのときに良く患者さんからお聞きするのは
「この間、病院で血圧検査したら、すごく高い数値が出て再検査が必要だった」
「十分ぐらいしてから測り直したら正常でした」という経験のお話です。
このようなことで戸惑っている方が安心するための記事になります。
白衣性の高血圧
医学の勉強をしたかただと「白衣性の高血圧」という言葉を勉強します。これは病院で『白衣の看護師さん』とか『白衣のお医者様』を目の前にして血圧を測ると、ちょっと緊張して血圧が高くなる現象を言います。
多くの方がこのような状態で計測して血圧の高さを指摘されています。
また別のパターンで話をよくよく聞いてみると『病院に着いた途端、とりあえず血圧測りましょうっていうことで、座ってすぐ血圧を測ったらちょっと高く出た』という方。
まあ、病院の方も忙しいでしょうから、そんな流暢に教科書通りに何分も待ってから血圧を計測するってことは現実的ではないでしょうけれども、患者さんが知らないままでいるのは長い目でみて良くないと思い記事にしています。
着席後10分安静にして計る血圧
いわゆる血圧は『安静時の血圧』で着席してから5分か10分安静にして、それから測るものです。ですから家で安静にしているときに測るのが今一番正確な血圧だと言われています。


少し古い記事にですが『病院で測る血圧よりも、家で測る血圧の方が正確な血圧に近い』という研究の記事です。
これはアメリカでの研究ですので、ちょっと日本の場合と事情が違うのかもしれないけど、この研究では病院で測ると血圧が低めに出るっていう傾向がアメリカ人にはあるようです。日本人と逆ですが参考になる部分もありますのでこの研究をご紹介します。
家庭血圧は診察室血圧より正確
高血圧は心臓や脳などに悪影響を与える危険な病気です。高血圧かどうかを判断するには、血圧を測定する必要があります。しかし、血圧の測定方法によって結果が違ってきます。どの方法が一番正確なのでしょうか?
アメリカの研究者たちは、4つの方法で血圧を測定して比べてみました。その4つの方法とは、
- 医者の居る場所で測る方法(診察室血圧)
- 家で自分で測る方法(家庭血圧)
- 街中の薬局などで測る方法(街中血圧)
- 24時間ずっと自動的に測る方法(ABPM)
このうち、ABPMが一番正確な方法だと言われています。しかし、ABPMは面倒なのであまり使われていません。
研究者たちは、510人の人に4つの方法で血圧を測ってもらいました。そして、その結果をABPMと比べてみました。すると、
- 診察室血圧はABPMよりも低く出ることが多かった
- 街中血圧はABPMよりも高く出ることが多かった
- 家庭血圧はABPMとほぼ同じだった
つまり、家庭血圧が一番正確な方法だということです。
研究者たちは、「家で自分で血圧を測ることは、医者のところで測るよりも良い選択肢だ」と言っています。また、「多くの人は家庭血圧に興味がある」とも言っています。
アメリカでは、高血圧に気づいていない人がたくさんいます。家庭血圧をすることで、高血圧を早く見つけて早期治療が可能と結論。





枕元に血圧計を置いて寝て、朝床から起き上がらずに測ると一番楽に計測できますよ。もし立ち上がって活動した後なら、座って5-10分落ち着いてから、そっと測ってあげましょう。










