コロナ明けからテレワークが減って、出社する傾向にある社会活動ですが、テレワークが浸透したのも事実。
対面の方が情報量が多いことは分っていますが、脳活動はどのように違うかを見ていきましょう。
zoomは脳活動が比較的不活性
さて今回ですが、zoomより対面での会話の方が、脳活動が活発になるという研究です。いち早く「X」のイーロン・マスク氏は社員に出社を強要していましたのを思い出します。
米イェール大学の研究
Web会議システムのズームでの会話は、対面での会話と比べて脳の活動が異なる。
対面で会話をしている際の脳活動は、ズームで会話をしている際の脳活動とは異なり、対面での会話の方が活発化することが明らかになった。
研究では、2つの異なる条件下で会話をしている2人のfNIRSによる脳画像検査、脳波測定、アイトラッキング、瞳孔測定を行い、そのデータを比較。
結果、対面での会話では、脳の特定の領域の神経活動が活発化し、また相手に視線を向ける時間が増え、瞳孔径が拡大することが明らかになった。背側-頭頂領域で脳横断同期の増加も認められました。
同時に、後天的脳波(EEG)でも、実際の対面条件下でシータ波が増加していることが示されました。これらの神経および行動の違いは、人間の生きたインタラクティブな顔処理を理解する上で、自然な対面パラダイムや社会的文脈の重要性を強調している。
研究グループは、「この所見は、社会的コミュニケーションを取るためのシステムとして、ズームは対面に比べて質や豊かさが劣るようだ」と述べた。
Nan Zhao, Xian Zhang, J. Adam Noah, Mark Tiede, Joy Hirsch; Separable processes for live “in-person” and live “zoom-like” faces. Imaging Neuroscience 2023; 1 1–17. doi:
対面授業が減った学生は、学業の遅れが生じて他学年と差が埋まらないといいます。
対面をストレスと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、情報は多いほうが適切な判断をするのに有用です。
対面においての情報は、空気感や温度、表情の変化、息づかい、対人との物理的な距離、声量、瞬きの仕方、会議室の大きさ、床面の質感などなど文字面以外の情報も含みます。
バランス良くzoomをつかう
状況にもよりますが、zoomに偏っていると感じている場合は、積極的に対面を増やしたほうが良いでしょう。
案件を抱えこみ過ぎて居る場合や、情報過多の場合はあえてzoom参加を選択しても良いでしょう。
その割合、ベストな選択は一概に言えることではないですが、もし何らかの形でお伝えできる日がくれば、綴っていきたいと思います。










